灯り
Opinion
世界情勢が不透明は米国の新大統領が就任前だからではない。世界が内乱、戦争、領土問題、経済問題なのが多大に抱えている。故に、人々の心も不安が拭えないのである。米国新大統領に世界の平和への活動を期待したい。平和の世と言うと、その昔、人々の苦悩救済のため、釈迦が方便、大乗経など説かれた。唯一の法華経も説かれたが、時がなかったので、薬王菩薩に迹門を付属された。すなわち、薬王菩薩等が、法華経の迹門を弘めたのだった。しかし、迹門では、時がたてば、力が失われ、本門が時にあった教えになったのであった。菩薩たちは本門を弘めたかったが時がなかったので駄目だったのである。迹門を弘教された有名なのが天台、伝教だった。伝教は、当時の日本最高権力者だった桓武天皇の前で、他宗教と正と邪の勝負された。相手方は、伝教の破折に対し一言も反論できなかった。そして、伝教が勝利し、弘めた法華経迹門が人々に利益を得させ世の中が太平になった。世界が安穏や平和、豊かさは人々の願いである。
月刊 KIBOU 2017年 1月
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