Annabel's Private Cooking Classあなべるお菓子教室 ~ ” こころ豊かな暮らし ”

あなべるお菓子教室はコロナで終了となりましたが、これからも体に良い食べ物を紹介していくつもりです。どうぞご期待ください。

ダマスクローズ 156

2020年12月08日 | ダマスクローズをさがして ― Ⅲ

化粧品の専門語の中から ”抽出” に関係する用語を取り上げました。いずれの用語も抽出された ”物“ を指す言葉です。

https://www.sccj-ifscc.com/library/glossary から

 

エキストラクト(Extract)

“溶剤を用いて抽出したエキス”という意味で、植物に由来するさまざまな成分、植物エキスを指します。ここでは ”エキストラクト” という言葉に抽出方法を指す意味は含まれてはいません。

皮膚の収れん作用や清涼感を付与する作用があるグリチルレチン、アズレン、ヒノキチオールなど。皮脂の分泌を調整し、肌のきめを整えてくれる、オドリコソウ※1、コウスイハッカ※2.、シラカバ、ダイオウ※3.、トルメンチラ※4.、ハマメリス※5.、フキタンポポ※6.、ホップなど。抗炎症作用があり、湿疹、かぶれなどの皮膚の炎症を軽減する、アロエ、オウレン※7.、カミツレ※8.、カンゾウ、シコン※9.、シソ、ヒリハリソウ※10.など。殺菌・静菌作用があり、肌や頭皮を清潔に保ち、ふけ、かゆみを防ぐ、カミツレ、タチジャコウソウ※11.、トウキンセンカ※12.、マンネンロウ、ユーカリなど。このほか、紫外線防止作用、皮膚賦活作用、保湿作用などさまざまな作用が植物抽出物にはあり、化粧品成分として使用されています。

(上で登場したハーブ、薬草;※1~12を次に紹介しておきます)

         

※1.オドリコソウ https://fng.or.jp/shinjuku/2017/04/24/post_801/ 

(踊子草、学名:Lamium album var. barbatumシソ科オドリコソウ属の多年草で、花の付き方が、笠をかぶった踊り子達が並んだ姿に似ているというのが名前の由来です。有効成分:テルペノイド、ラマルピド、アルカロイド、スタキドリンなど。腰痛には、乾燥したオドリコソウ適量を、木綿の袋に入れて、薬湯料として入浴します。

     

※2.コウスイハッカ https://love-evergreen.com/zukan/plant/13432 

(Melissa officinalis、別名、セイヨウヤマハッカ (西洋山薄荷) 、レモンバーム、メリッサ)。シソ科の多年生のハーブ。南ヨーロッパ原産。食べ物、飲料の香り付け、ハーブとして医療に利用されてきました

葉にはシトラールが含まれレモンの香りがします。茎の上部に輪散花序を出し、白色の小さな花を少数付けます。花冠は2唇形で、蜜を多く含むためミツバチがよく訪れます。精油を得るほか、ハーブティーやポプリ、料理の香りづけ、入浴剤などに利用します。

精油成分、タンニン類、フェノール酸、ロスマリン酸などが含まれます。 レモンバームには精神の高ぶりを鎮め、頭痛や腹痛などの痛みをやわらげる働きがあります自律神経のバランスを整えてくれます。

 

 


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