Annabel's Private Cooking Classあなべるお菓子教室 ~ ” こころ豊かな暮らし ”

あなべるお菓子教室はコロナで終了となりましたが、これからも体に良い食べ物を紹介していくつもりです。どうぞご期待ください。

ピッツァマルゲリータ

2019年11月25日 | ピッツァ

ピッツァマルゲリータ

 

    

今年摘んだばかりのオリーブの塩漬けをいただきました。種を取って瓶に詰めました。

あまりのおいしさに、わずかに残っていたこの年おそらく最後になるバジルの葉を摘んで直径33㎝のピッツァマルゲリータを作りました。オリーブの実を入れた特製のピッツァです。家庭のオーブンなので温度が石窯ほどあがりません。幾度かに分けて焼きました。

 

    

  

ドウ: 

強力粉               140g

ドライイースト             2.5g

砂糖               1ピンチ

ぬるま湯(約40℃)      13ml

ピュアオリーブオイル      7ml 

ぬるま湯            75ml

塩                1/8ts

 

トマトソース;

ニンニク(みじん切り)          1/4片

ピュアオリーブオイル          1/4TBS

唐辛子                  1/8本 

ブラックペッパー(挽く)        -

トマト缶              1缶

 

モッツァレッラチーズ         -

オリーブの実             ―

バジルの葉              -

 

1.トマトソースを作る

鍋にニンニク、オリーブオイルを入れて熱し、ニンニクのにおいをオイルに移す。唐辛子、ブラックペッパーを入れる。トマトを入れて、2/3量になるまで煮詰める。

 

2.ドウを作る

捏ね板又は木の板の上に小麦粉を盛り、真ん中にくぼみを作る。ぬるま湯の中にイースト、砂糖1ピンチを入れて、泡立ちを確かめる。小麦粉の中にイースト液、オリーブオイルを入れる。ぬるま湯、塩を徐々に注ぎ、手で捏ねる。ドウに粘り気と照りが出るまで、湯を徐々に入れて(手で7分間程度)捏ねる。ボールの中に入れて、25-30℃の湿り気のある場所においてドウが2倍の大きさになるまで膨らませる。ドウを薄く、ローリングピンでベーキングパンの大きさにのばし、オリーブオイルを引いた上に敷き込む。

 

3.オーブンの温度を240℃に上げる。ベーキングパンの上にのせたドウにトマトソースをのせ約20-25分間焼く。火の通りの悪いフィリングはこのとき一緒に焼く。フィリングを入れて焼く。最後にチーズをのせて15-20分間、途中でバジルの葉、オリーブの実をのせてドウがカリッとするまで焼く。

 

オリーブを入れたピッツァはマルゲリータではないのでしょうが、新物を入れた味は格

別でした。

 

 


ブリ

2019年11月16日 | 料理

ブリ

  

 

30㎝の物差しと見比べると80㎝以上あるのでブリと言っていいでしょう。尻尾は切り取って神経締めをしてあります。血抜きもしっかりしてありますから味の方も期待できそうです。

ブリ(Amberjack、Seriola quinqueradiata )は、ススキ目アジ科の回遊魚です。

瀬戸内海にも棲息?回遊?しているのでしょうか、10月頃になると「メジロ」として現れます。

  

  

身もたくさん取れますが頭の方も大きく近くに置いた出刃と比べるとその大きさが判ります。写真のように3枚におろして、それを更に2つに切り分けます。

白い腹側と青い背中側を使い分けます。今回は両方を使ってカルパッチョにしました。

  

レシピは普通の、次の通りです。

 

ブラックペッパー、

塩、

バージンオリーブオイル、

レモン汁

 

をよく混ぜて薄くスライスしたぶりの切り身と絡めておきます。

漬け込むように少し時間を取ります。(脂が多いのでその方が良いでしょう。)

皿の中に、

レタス、ロメインレタス、アボカドをぶりと同様にドレッシングを絡めて入れておきます。

その上にぶりの切り身を並べます。細かく切ったイタリアンパセリを振り掛けます。

   

 

サワードウ系のパンと一緒にいただきます。

(うまい!というほどではありませんが、ぶり大根や照り焼きばかりでは飽きてきますので、たまにはこういったものも一考でしょう)

 

 


カリンゼリー

2019年11月05日 | コンフィチュール

カリンゼリー

 

         

  

カリンの実が黄色く光って、いつの間にかそんな季節になったんですね。

カリンと言えば、カリン酒か、カリンの蜂蜜漬けなんですが、今回はゼリーにしました。

実の色からは思いつかないほどの紅色のゼリーができます。

凄くすっぱくて、少し渋くてクエン酸とタンニンがたっぷり!

カリンにはウイルス発育阻害物質が含まれているとかで、タンニンの去痰作用と相まって、風邪にはよさそうです。

 

カリンを良く洗って、種を取って厚さ5㎜位のいちょう切りにします。

鍋に入れて、水をたっぷり入れて60-80分間、カリンの実が柔らかくなるまで煮ます。

カリンの実に酸っぱさが少ししか残っていない程度まで煮ます。(実が崩れてしまうと濾すのに時間がかかるので注意してください。)

800gくらいのカリンの実の煮汁に砂糖を300gくらい、味を見ながら入れて400ml位まで煮詰めます。一部分を取って冷まして好みの硬さまで煮詰めます。

瓶に詰め、冷蔵庫で保存します。

風邪を引きそうだなと思った時にひと匙いただきます。

 

煮詰めていくと次第に濃くなるカリンの酸味とその色に思わずビックリされると思います。