Annabel's Private Cooking Classあなべるお菓子教室 ~ ” こころ豊かな暮らし ”

あなべるお菓子教室はコロナで終了となりましたが、これからも体に良い食べ物を紹介していくつもりです。どうぞご期待ください。

ベルガモット

2018年06月19日 | ベルガモット

ベルガモット

 

今年もベルガモットの花が咲きました。

確か去年は7/10だったので20日ばかり早かったようです。

 

 

今年はたくさん咲いたのでいよいよ、ハーブゼリーを作ろうと思います。

カテゴリーの中にある ”ベルガモット” の中ですでにゼリーの作り方について書いていますが、今回は異なるレシピを取り上げました。

https://sackvillecommunitygarden.wordpress.com/2012/08/17/bee-balm-jelly/ からの引用になります。

    

 

材料;

ベルガモットの葉           2カップ

水                 2 1/2カップ

アップルジュース          1 1/2カップ

サイダービネガー          1 1/2カップ

ペクチン ( pectin crystal  )                     1

 

水の中にベルガモットの葉を入れてボイルし、15分間静置する。濾して2カップを使う。

その中にアップルジュース1 1/2カップ、サイダービネガー1 1/2カップ、ペクチンを入れてボイルする。砂糖を4カップ入れてジェルが固まるまで煮る。ペクチンは次の品物を使っています。

   

アップルジュースとサイダービネガーを入れる点が参考になります。ベルガモットの葉だけでは何となくのも足りなさを感じていいたところですからね。

 

 

 

 

 


ハーブ

2017年07月11日 | ベルガモット

ここでサイトの書き手は、次に古代ローマの政治家、『 愚者が賢者から学ぶより多くのことを賢者は愚者から学ぶ。』、『 最も深い川は静かに流れる。』などの名言を多く残した弁舌家でもあるマルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス( Marcus Porcius Cato Censorius、BC.234-BC.149, 共和政ローマ期の政治家、執政官(consul 195 BC)、監察官(censor 184 BC)を務めた )の言葉を引き合いに出してきます。

     

マルクス・ケンソリウス

カルメラが( Lucius Junius Moderatus Columella; 4 – c. 70 AD 、ローマ帝国の農学者 )著した農業書;ドレルスティカ ( De Re Rustica ) の中に引用したケンソリウスの言葉から;

『ビネガーと蜂蜜で作ったワインをギリシャではオキシメルといい、蜂蜜10ポンド、ビネガー5 heminas  ( 1,370 ml ) で作る。テミソン ( Themison of Laodicea ( 1st century BC;古代ギリシャに医学校を作った医師 ) は、ハイドロメルとオキシメルを混同している。ハイドロメル ( hydromel※ ) は水と蜂蜜で作るのでその名が付いている。又、オンファコメル ( omphacomel※ ) はベルジュとミード酒を混ぜたものだ。』

 

解説は次回に。

 

 


ハーブ

2017年07月10日 | ベルガモット

  

      SYMPOSION ( シンポシオン、共に飲むこと、饗宴の意 AN ANCIENT VASE から

 

1. アフスマリ( Afsumali:古代のオキシメル

坐骨神経痛、関節炎、てんかん、蛇毒等の毒素に対する解毒目的で経口投与した。

致命的な毒物とアヘンの合併症に対して効果がある。 

ビネガー2.25kg, 蜂蜜1.9kg, 水3.5kgを混ぜて弱火で加熱する。

10回ボイルして水分を飛ばす。

 

書き手は古代ローマのオキシメルから話を始めるようです。Afsumaliの引用元が不明ですが、唯一現存している古代ローマの料理書、アピキウス( Apicius )ではオキシメルはオキシポーラムと呼ばれています。次のようなレシピが残っています

 

BOOK  I. Chap. XVIII. OXYPORUM から;

 [34] オキシポーラム( OXYPORUM OXYPORUM  )

 

クミン2 oz, ジンジャー1 oz、 ルー1 oz, 硝石6搔き、デイツ1/2 oz、ペッパー1 oz、蜂蜜11 ozを用意する。クミンはエチオピア、シリア、又はリビア産のものを最初にビネガーに浸してボイルして潰す。その後蜂蜜等を加える。用に応じてオキシポーラムとして使う。

 

古代ローマ時代から、坐骨神経痛、関節炎、てんかん、蛇毒それに、アヘンの使用があったことがわかります。アヘンについてはほかの薬品との併用が紀元前から既にあったことがわかります.

 


つづく



ハーブ

2017年07月09日 | ベルガモット

   

   

                 樹;聖なる構造物  by Roya Azal

 

アップルサイダービネガー

気持ちが落ち込み、やる気がしないのは肝臓の疲れが原因であるといわれてきました。アップルサーダービネガーは内臓内の毒素を取り除き、やる気を起こさせてくれます。

幾世紀にもわたって伝えられてきたオキシメル~アップルサイダービネガーと蜂蜜の組み合わせ~は関節炎のような体内にカルシウムが蓄積して起こる痛みに対して効果があります。 

アップルサイダービネガーをサラダ、シチュ、ヨーグルトに入れて使うと素材の持つ香りが生かされ、食べ物に自然な酸味と新鮮さが加わります。

 

ビネガーには錬金術の秘密が重なり合っています。植物から栄養分を引き出し、保存し、高める能力があるのです。ビネガーをうまく利用すれば極めて健康な、美味なるハーブビネガーを作り出すことができるのです。 

ハーバルアップルサイダービネガーは栄養価に富むので、ビタミン剤やミネラルを余分に摂る必要はありません。ビネガーの中にハーブ、植物、根、スパイスを入れて保存することは簡単なことです。


基本のハーブビネガー

材料;

ハーブ、根、スパイス。

アップルサイダービネガー 

細かく切ったハーブをジャーに入れて、アップルサイダービネガーを注ぎ入れる。密閉する。ハーブの名前、日付を書いたラベルを貼る。冷暗所に6週間保管する。

 

アップルサイダービネガーは幾世紀にも渡って使われてきました。肝臓の毒素を追い出し、コレステロール値を下げ、肌色を改善し、高い血圧を下げ、骨粗鬆症を予防し、代謝を改善します。アップルサイダービネガーには、ミネラル、微量元素、ビタミン、酢酸、プロピオン酸、酪酸、アミノ酸、繊維が含まれています。これらの成分とハーブとの組み合わせは健康を保持するには格好の取り合わせです。

 

 

 次回から、イランーオキシメルの各論が始まります。

 

 




ハーブ

2017年07月08日 | ベルガモット

イランのサイトから;

オキシメル(Oxymel、ペルシャではSekanjabin)は薬用飲料又は、ビネガー、蜂蜜、そのほかの材料を合わせたシロップであると説明することができます。約1200種のオキシメルがあり、それらの問題点と禁忌については中世ペルシャ薬学写本とアヴィセンナ※の『医学典範』に詳しい。

オキシメルはビネガー1、蜂蜜2、水4、ハーブ、根、花、スパイス等を使って作る。 

松の枝、ミント、ローズマリーなどのハーブを切ってアップルサイダービネガーの中に6週間漬ける。濾してビネガー1、蜂蜜3の割合で混ぜる。1/4になるまで煮詰めてボトルに詰める。冷暗所に保存する。

 

やはり、と言っては何ですが、しょっぱなから「中世」の文字が出てくるとは思っても見なかったので少し驚きました。『中世ペルシャ薬学写本とアヴィセンナ※の『医学典範』に詳しい。』と、現在も過去に培った手法を踏襲しているようです。

 

        

 

タジキスタンの紙幣20 somoni( 20ソモニ ; 日本円で約 ¥700 )に描かれたアヴィセンナ。西欧諸国も彼からは多大な恩恵を受けているはずなのですが、彼の足跡はヨーロッパ中世の写本の中に眠っているだけです。

 

※イブン・スィーナー( 英語ではアヴィセンナ、Abū 'Alī al-Husayn ibn Abdullāh ibn Sīnā al-Bukhārī、980 – 6/18/1037 ) 哲学の師であるアリストテレスの説いた四大元素説を理論医学に応用し、臨床医学に必要とされる知識を『医学典範』に反映させています。イスラム世界を代表する知識人です。12世紀半ばからヨーロッパでイブン・スィーナーの著作の翻訳が進められ、13世紀にクレモナのジェラルドによって訳された本はヨーロッパ世界に広まり、多大な影響を及ぼしました。( アイン・ブーフ・フォン・ギューター・スパイザ ( Ein Buch von Guter Spise ), 現在ミュヘン国立大学( Universitätsbibliothek München unter der Signatur 2° Cod. ms. 731, Cim. 4 befindet.)に保管されている。)は、ヴェルツブル司教の為に ca.1350 年にドイツで最初にドイツ語で書かれた料理書です。この中にもイブン・スィーナーからの引用が多く見られます。)

     

 

ca.1250年にFrederick II  ( 12/26/1194-12/13/1250 ) の命によりクレモナのジェラルド ( Gerard of Cremona , Latin : Gerardus Cremonensis; c. 1114–1187 ) が訳したアヴィセナの医学書。

 

つづく。 

 

 

 


ハーブ

2017年07月07日 | ベルガモット

オキシメル

イランのサイトhttp://www.theartofislamichealing.com/tag/oxymel/ から

少し時間をかけてみていこうと思っています。ここ1年程前から、やっとイスラムの、イランの情報が西側に(我々のところにまで)届くようになってきたようです。

10年前には考えられなかったことです。しかも英語で。インターネットを通じて入って来たのです。嬉しいの一言に尽きます。西側からだけの情報では知りたいことの1/3しか手に入りません。西洋を凌ぐ文化を覗き見ることができるようになったのです。やっと!!!!!

     

                                   森の中のすみれ  by Roya Azal      

    

 

 

 


ハーブ

2017年07月07日 | ベルガモット

五巻目

5-22. オキシメル

オキシメルは、次のように作る。

ビネガー5 1/2パイント,海塩2ポンド、蜂蜜20ポンド、水5パイントを混ぜて10回ボイルする。冷ましてジャーに入れる。

 

服用すると粘稠液を追い出すので、座骨神経痛、関節炎、てんかんを抑え、毒トカゲの毒を解毒する働きがある。喉が腫れたときはこれでうがいをすると良い。

 

(世界は四元素から成り立っているとの考えを採用しており、病気は四体液(血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁)のバランスが崩れたときに起こると考えていた。粘液は病の元であり、これを出すと治ると考えていたようです。

 

古代ローマは古代ギリシャの度量衡を一部分借用していたので、計算違いが多少あるかもしれませんが、オキシメルのレシピは次のようになります。水の量を除いて、両者ともほぼ同じです。水は10回もボイルすると飛ぶので、二つのレシピはほぼ同一であると言えるでしょう。

 

 

 

    古代ギリシャ

    古代ローマ

 ビネガー

   3,124 ml

   1,370 ml

 塩 

    900g

    560g

 蜂蜜

   9,000g

   5,670g

 水

   2,840 ml

   2,900ml

 

 効用

 

 痛み、毒素、炎症

 

 炎症、毒素、発熱

 

 

 

次回は現在のイランの「オキシメル」をご紹介します。

 

 

 


ハーブ

2017年07月07日 | ベルガモット

古代ギリシャの医師、薬理学者、植物学者、ペダニウス・ディオスコリデス( 古代ギリシャ語: Πεδάνιος Διοσκορίδη、Pedanius Dioscorides, 40年頃 - 90年 )は、ギリシャ・ローマ世界の至るところで産する薬物を求めて、本草書;De Materia Medica『薬物誌』(『ギリシャ本草』とも)をまとめました。ディオスコリデス自身が「理論より事実を、書物より自分の観察を重視して編集した」と記している通り、非常に明快で実用的な本草書であり、ガレノス医学と並んで、1,600年頃まで西洋の薬学・医学の基本文献でした。

         

512年~520年にコンスタンティノープルで作成されたウィーン写本(現在ウィーンのオーストリア国立図書館に収蔵されているのでこう呼ばれている。)の原本546枚の内481枚が残っています。上はその内の一枚、「ヨモギ」の図です。元々『薬物誌』に絵はなく、当時、西ローマ帝国内で微細な彩色植物図葉に関心が高まっていた結果、写本した段階で付け加えられました。植物の説明はディオスコリデスのものです。https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Vienna_Dioscurides?uselang=de

Ein Pflanzenbild (Beifuß) aus dem Wiener Dioskurides (fol. 20 verso) から

 

ディオスコリデスは、

 

  • 第1巻:香料、香油、軟膏、樹脂、樹皮、果実を産する草や木
  • 第2巻:動物、その乳、蜜、脂肪、穀物、食用野菜
  • 第3巻・第4巻:根・液汁などいわゆる薬草、種子類
  • 第5巻:酒精類、鉱物類

 

の全5巻からなる『薬物誌』Περ λης ατρικήςを、母語であるギリシャ語で著しました。ガレノスが著書の中で、最も完全な本草書と称賛しており、1世紀後半に書かれ、2世紀の終わりには、ローマ世界に広く浸透していました。

第5巻の酒精類、鉱物類の項目の中にオキシメルがあります。

 

 

 


ハーブ

2017年07月06日 | ベルガモット

XXIII  条虫をはじめとする腸内寄生虫を排除するにはオキシメルを服用する。肛門のしぶり(肛門筋の痙攣)にはポタージュにして服用する。こめかみの痛みには軟膏にしたものを塗る。水ぶくれには蜂蜜と混ぜた軟膏を塗る。以下各種効用が列記してあります。

XXIX. 紀元前4世紀の医師、ディウーチズ(Dieuches)は、オキシメルは次のように作ると伝えている。

蜂蜜を5670g (10 minae ) 、古いビネガーを1,370 ml ( 5 heminae )、海塩を1 1/4ポンド、水を580 ml( 5 sextarii )を一緒に鍋に入れて10回ボイルしてから保存する。 Asclepiades ( c. 124 or 129 – 40 BC ,ギリシャの医師 ) は「発熱したとき、毒蛇の噛まれたとき、アヘン、ヤドリギの実を食べた時に使用すべきであると述べた。扁桃腺炎を発症したときに飲むと耳、口,喉への感染を免れる。塩とビネガーを混ぜたオキシメルを噴霧すると効果がある。」と述べている。

 

古代ローマの博物学者プリニウスは上のように自書の中でオキシメルの効用を述べていますが、ここだけの話、彼の説は少し眉唾ものです。自分で実際に見聞きしたものだけを書き残せばよかったのですが、他の人物の話をあまりに多く引用し過ぎたきらいがあります。彼の説を聞くときには、眉毛に唾を付けてから聞いた方がいいという噂です。しかし、参考意見としてこんなことを言っていたなあと記憶の片隅にでも入れておいてください。真実はいずれ明かされるのですから。

     

A sciapod, described by Pliny in his Natural History. From the Nuremberg Chronicle (1493 ). から 

おそらくインドのヨガをしていた人物の話でも聞いたのでしょう。このような話の引用もあります。

 

次は、古代ギリシャの薬理学者、ディオスコリデスの意見を拝聴することにしましょう。彼はなかなかの人物です。

 

 

 


ハーブ

2017年07月05日 | ベルガモット

 3. オキシメル( Oxymel )

ビーバームは抗菌性があるので風邪、鬱血、のどの痛みに効果があります。オキシメルとは基本的にハーブをビネガーと蜂蜜の中に入れて有効成分を抽出したものを指します。

 

       

                 التاريخالطبيعي (موسوعة) から

       写真は、1848年Jean Hardouin i Désiré Nisardによるものです。

私が持っている文献の中で「オキシメル」について一番古い記述は、古代ローマの大プリニウス ( Pliny the Elder , Gaius Plinius Secundus、プリニウス・セクンドゥス ; 22-23-79/8/24 ) が著した『Naturalis Historia;博物誌』です。

プリニウスと私たちとを結びつける?ものにスタビアエ( 「フニクリ・フニクラ」 )があります。79年ローマ西部艦隊の司令長官の任についていたプリニウスは、ベスビオ火山の大噴火に遭遇し、火山現象をくわしく知りたい熱意と、友人らを救出しようという思いから、ナポリ湾を渡ったのですが、スタビアエに上陸したおり、火山ガスを吸って亡くなったといわれています。

彼は古代ローマの博物学者、政治家、軍人で、ローマ帝国の海外領土総督を歴任する傍ら、自然界を網羅する百科全書、『Naturalis Historia;博物誌』を著しました。全37巻の中の薬草の部、二十巻目に、オキシメルに関する記述があります。

 

 


ハーブ

2017年07月04日 | ベルガモット

2. 乾燥してティーにする。

 

           

http://frugalgranola.com/2012/07/summer-in-a-glass-bee-balm-tea/ から

 

ビーバームは吐き気、嘔吐、鼓腸を軽減します。枝を切って逆さまにして吊るし、乾燥させてから、葉と花を茎から外してグラスのジャーに入れてラベルを貼っておきます。これを手元に置いておくと消化器系のトラブルに役立ちます

ティーを淹れるには:1カップの湯の中に乾燥葉又は花を1 ts 入れて15分間抽出します。

 

 

ギリシャではビィネガー ( ワインで作った )と蜂蜜で作った飲み物をオキシメル ( ξύς : oxymel ) と呼んでいます。皆さんはオキシメルをご存じでしょうか?

ギリシャだけでなく西ヨーロッパにも古くからあったようです。ヨーロッパの中心部を離れた周辺地域では紀元前以前の知識が残っているだけではなく、それを生かした生活が今も営まれているのを目にすることがあります。この「オキシメル」もそのうちの一つのようです。

 

次回から数回に分けて、現在イラン、現在アメリカの「オキシメル」のレシピと古代ローマ、古代ギリシャの「オキシメル」レシピを比較しようと思います。

2000年経を経たレシピはどのような変化を遂げたのか期待が膨らみます。

 

 

 

 

 


ハーブ

2017年07月02日 | ベルガモット

1. ベルガモットゼリー

 

ベルガモットの利用方法をhttp://homespunseasonalliving.com/5-ways-to-use-bee-balm/?ap_id=growagoodlife から

          

1. ビーバーム(ベルガモットの別名)ゼリー。

ビーバームゼリーは花びらと砂糖、ペクチンで作ります。ミントと蜂蜜の香りがしてクリームチーズ、ピーナッツバターと一緒に、トーストに塗って、アイスクリームにのせても美味です。贈り物にも最適です。

http://chickensintheroad.com/farm-bell-recipes/flower-herb-jellies/ から

 

ビーバームゼリー ( 一部分手を入れました )

材料;

花びら又は若い葉              2カップ

水                     2 1/4 カップ

ペクチン( 液状 )              -

砂糖                    4カップ

 

方法;

ペクチンに砂糖を混ぜて水を入れてさらに混ぜる。弱火にかけて溶かす。

花びらを水に入れてボイルする。蓋をして一晩寝かせる。絞って濾す。火にかけて砂糖を入れる。ペクチンを入れて溶かす。ビンに入れて保存する。

( このサイトの著者が書いているように、ハーブゼリーの作り方はどのハーブもほとんど同じです。例えば、薔薇ゼリー等、上を参考に、細部は好みに合わせて微調整するとよいでしょう。ティーのように、飲む都度作るのではなく、作り置きできるので、しかも利用範囲が広いのでハーブを生活の中に生かして活用するにはお勧めの方法です。 )

 

           

 

次回はビーバームティーについて



ハーブ

2017年07月01日 | ベルガモット

ベルガモットの花が咲きました。タイマツバナ( 松明花 ) ともいうので、てっきり赤だと思っていたのですが、意外にもピンクの花でした。これから花期を迎えるので、今から知識を仕入れておこうと思います。

      

 

ベルガモット(Monarda didyma)和名:タイマツバナ。シソ科ヤグルマハッカ属、シソ科の多年草本。原産地は北アメリカ。近縁種のヤグルマハッカ を含めてcrimson beebalm, scarlet beebalm, scarlet monarda, Oswego tea, bergamotの呼称があります。 英名のオスウェゴティはニューヨーク州西部を流れるオスウェゴ川に由来し、その近辺に住んでいた先住民オスウェゴ族が初期の入植者にハーブティとしての利用法を教えたからだといわれています。

 

チモール、カルバクロール、タンニンなどを含むベルガモットには駆風作用があり、腸内に溜まったガスを体外に排出する手助けをします。柑橘に似た香りは鎮静効果がありますが、青酸を僅かに含むので多量の摂取は避けるべきです。また、ベルガモットは消化を促進し、胃の不調を和らげ胃の働きをよくする効果があります。食後にベルガモットティーを飲むのは理にかなった利用方法です。

 

 

次回はベルガモットの利用方法について述べようと思います。