Annabel's Private Cooking Classあなべるお菓子教室 ~ ” こころ豊かな暮らし ”

あなべるお菓子教室はコロナで終了となりましたが、これからも体に良い食べ物を紹介していくつもりです。どうぞご期待ください。

ダマスクローズ

2019年05月18日 | ダマスクローズ

ダマスクローズ

今年もきれいに咲きました。 有難う!!

  

 

 ちょっと目には小さな薔薇の花ですが、一つの花は110-120枚の花弁からできています。

ひと房(一塊)に30くらいのつぼみを付けます。数えると今年はその塊が100くらいになりました。合計約3,000の花が咲きそうです。自然の妙に唯々感嘆です。

 

 

 

 


ダマスクローズ

2018年05月17日 | ダマスクローズ

ダマスクローズ

 

今年もきれいに咲きました。このところの温度のせいでしょうか、例年よりも5-6日早く咲きました。

 

     

 

花びらの数は、大きい花で114枚、小さい花で74枚くらいです。白と濃いピンクの花が同じ枝につくのが特徴です。

 

 

 

 

 


ダマスクローズ

2017年05月26日 | ダマスクローズ

ダマスクローズ

 

 

5/14に咲き始めた薔薇の花が今日、最後を迎えました。今度逢えるのは一年後です。

「名残惜しいなぁー。」と言うのが実感ですが、この二週間ほんとに楽しませてくれました。蕾が膨らみ始めた頃を含めると約一ヶ月間、毎日薔薇の成長を眺めながら過ごすことが出来ました。

 この写真は今朝撮ったものです。白い薔薇の花だけがついています。28mmレンズを使えば全体が撮れたのでしょうが、今のカメラにはないので、これは一部分になります。白い花の方が薬効がある?と聞いた覚えがあるのでこれらの花も摘み取って、先に取った薔薇とは分けて乾燥させようと思っています。

 

この薔薇の種類が判る方、教えてください。私がこの薔薇を「ダマスクローズ」と呼んでいるのは、思いこみからかもしれません。




ダマスクローズ

2017年05月22日 | ダマスクローズ

薔薇とコリアンダーと煎茶の ” アイスグリーンティー"

 

ダマスクローズペタルが乾燥したので、これを使ってアイスティーを作ってみました。

かってのような、ミントの葉に熱湯を注いて、「はいっ!ミントティーを召し上がれ!」的な安直な?ものではなくて、数種のハーブを組み合わせて色、香り、味、効能を構築するハーブティーが日本でも見られるようになってきました。

ところが、数種のハーブを組み合わせて日常的に家庭でハーブティーを楽しむには少し困難が伴います。いつも手元にたくさんの種類のハーブを置いておくことが難しいからです。かといって市販のものは消毒薬を使用していることは当たり前でしょう。虫の駆除をせずに商品を作り出すことは難しいことです。

そこで手に入りやすい3種のハーブを使った、飲みやすく、作りやすい、熱い夏に向けた「アイスハーブティー」を作ってみました。夏の強い日差しに曝されたお肌に優しい、そしてだらっとした気分をシャキッとさせるハーブティーです。一口飲むとスーッと優しい薔薇の香りが鼻腔を通り抜け、頭の中に残像となって残ります。

 

材料(5カップ):

知覧茶                2 TBS

コリアンダーシード          1TBS

乾燥ローズペタル           1TBS

湯                  200 ml

 

水                  1 L

 

方法:

知覧茶、コリアンダーシード、乾燥ローズペタルをポットに入れて沸騰寸前、又は沸騰して少し置いた湯を約15秒間入れる。水を注ぎ入れて冷蔵庫の中に3-5時間入れて浸漬する。グラスに注ぎ入れて上に氷を浮かべる。

ベースになる煎茶は知覧茶のような味のはっきりしたものが合うようです。レモンの香りがするコリアンダーシードを煎茶のサポートに、優しい香りのダマスクローズを全体のバランスを取る触媒にしました。

煎茶をベースにしているので日本人には飲みやすいものに仕上がっていると思います。最近はハーブティーのベースに茎茶、煎茶、ほうじ茶など日本茶を使ったものがみられるようになってきました。日本料理が一般的な料理として認知されるようになったからでしょう。紅茶をベースにしていたハーブティーが横滑りしたとも言えます。

 

 

 

 

 


ダマスクローズ

2017年05月20日 | ダマスクローズ

今日は5月20日。いつもの月よりも少し早いけれど、ブログに挙げました。今のところ6-7分咲きでしょうか。待ちきれなくて写真を撮りました。

色々説明するよりも一目観ていただいた方がいいでしょう。今年もきれいに咲きました。

 

 

今年もと言った方が正確でしょう。白いバラの数が少ないようです。写真に取りあげたバラの花は2本の薔薇によるものです。一つの枝に白、薄いピンク、濃いピンクの花がついています。濃いピンクの花は咲いてから時間が経ったせいではありません。咲き始めから異なった色の花が付いているのです。

2-3日前に咲いた花を今朝の、まだ匂いの濃い内に摘み取りました。

薔薇のエッセンスを作ると昨年ここで述べていましたが、計画を変更しました。

1mlのエッセンスを取るのに薔薇の花びらが約250gは必要だと分かったからです。2-3mlのエッセンスでは使いようがないのではと思ったからです。

今年は薔薇のジャムとドライローズペタルを作ることにしました。ローズティーの中にバラのジャムを入れて飲むことにしたのです。そのほうがたくさんの方々に楽しんでいただけるのではと思ったからです。

 

そのために薔薇の花びらを陰干しし始ました。うまく乾燥してくれるといいのですが。

薔薇の花びらを使ったハーブティーも今から楽しみにしています。出来上がりましたら、ご紹介しますね。

 

 

 


ダマスクローズ

2017年04月25日 | ダマスクローズ

いつもの場所で撮ろうとしたのだけれど、大きく張り出した枝が邪魔をして、別のところから出た枝を撮影しました。

花芽が枝の先端にできているようです。一か月後のブログには咲いた花をお見せできるのではと思っています。

 

 

薔薇の棘は下を向いていてうっかり手を葉の間に差し込むと棘が手に突き刺さります。

下の写真では、先端にできた花芽や葉のすぐ下にも赤く鋭い棘が並んでいるのが見えますでしょう。

 

去年伸びたシュートからはたくさんの枝が伸びて上のような花芽を付けています。

今年になってからのシュートはまだ数は多くはありませんが、それでも株の根元からのシュートは2-3本を残してすべて切りました。今の時点で10本くらい切りました。これから夏にかけて枝という枝から空に向かって勢いよくシュートが何十本と出てくるのは、去年経験したことですから。ちなみに去年は2本の薔薇の根元から出たシュートを総計50本余り切り落としました。

枝と枝の間から突き出た小さな枝は風が通る程度に切り落としました。弱弱しい勢いの、形の悪い、伸びる方向の悪い枝も切り落としました。「こんな方法で委員会?」と私自身思っていますが、どうなんでしょうかねえ? 次回の薔薇の花一杯の??写真をお待ちください。

 

 

 


ダマスクローズ

2017年03月30日 | ダマスクローズ

ダマスクローズ

この間のブログから約1か月が過ぎて、こんな大きさになりました。

 ものすごい勢いで新しい芽が出ています。

枝と枝だとの間が込んで芽同士がけんかをしています。

少し芽搔きをした方がいいでしょうか?

この状態だと種の特定はまだまだ難しいでしょうね。

詳しい方のご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

 

 

 


ダマスクローズ

2017年02月27日 | ダマスクローズ

ダマスクローズ

 

私が勝手にダマスクローズだと思っているバラの枝に春の芽が伸びてきました。

ものすごい勢いです。昨年の11月に植え替えて根を大きく切ったというのに、もうこの芽の数です。

おそらく5月になるとたくさんの花を付けてくれるのでしょう。

1か月毎に写真を公開しようと思っています。

バラに詳しい方にお伺いしたいのです。

このバラの本当の名は何というのでしょうか?



 


ローズウオーター

2016年07月06日 | ダマスクローズ

Rosewater



バングラデシュのサイトhttp://www.shajgoj.com/2015/12/16014/から引用しました。
サイトにはローズウオーターは肌のpHを維持する働きがあり、これを家庭で作ることで人工バラの香水を使う必要が無くなり、100%純粋なローズウオーターを、少しの手間をかけることで手に入れることができると説明があります。2つの方法が書かれていました。ここにご紹介しておきます。

『 新鮮な薔薇の花びらで作る方法-1-

新鮮な農薬に汚染されていない、同じ種類のバラの花を2つ
蒸留水を二杯花に注ぐ。                
弱火で10-15分間加熱する。淡いピンク色から赤い色になるように温度に気を配る。
冷ましてから濾す。瓶に詰めて冷蔵庫で保存する。1週間使用することができます。


乾燥した薔薇の花びらで作る方法-II-

大きなガラスの容器を用意してそこに農薬を使っていない、乾燥した薔薇の花を1/4カップ
熱い蒸留水を1/2カップゆっくりと入れる。
冷ました後で瓶に入れて冷蔵庫で保管します。
1週間使用することができます。

肌の細菌感染、皮脂によるてかりを防ぎ、乾燥肌を予防し、皮膚の水分を補給します。』





上の絵はhttp://www.thelocalrose.com/allure/making-rose-water-part-2/から引用させていただきました。
彼女が手に持ているのはダマスクローズではなく、単なる赤い花びらの薔薇だと思われますが、このサイトにもローズウオーターの作り方が述べられています。



次のサイトからは
http://indianapublicmedia.org/focusonflowers/rose-water/から画像を引用しました。この方法も先の方法と同じで、鍋の中に薔薇の花びらと水を入れて、その中に受皿を置きます。(鍋の中に見えるのがローズウオーターを受ける受け皿です)鍋の上に鍋の蓋をひっくり返して置いて加熱します。その蓋の上に氷を置いて冷却すると、鍋の蓋の凹面が下を向いているので鍋の中の受け皿の中に蒸留した、ロースウオーターが滴り落ちるという仕掛けです。

次のサイトでは生の薔薇の花びら、乾燥したバラの花びらを煮て作る方法が述べられています。




ローズウオーターを作る方法にはこれらのサイトのように、バラの花びらを水で煮るだけのものから、更には本格的な蒸溜装置を使ったものまで様々な方法があります。
ローズオイルはバラの花からごく微量の量が採取されるだけですから、数キロの花びらを使った大がかりな仕事になります。庭に咲いている200-300のバラの花からローズオイルをとるには次のような方法が一般的です。

オイル(オリーブ、グレイプシードなどの)の中に薔薇の花を入れて熱する、あるいは数日そのまま放置する方法。
水の中に花びらを入れて熱し、その水蒸気を集めて、蒸留水の上に浮いたオイルを掬ういわゆる水蒸気蒸留、があります。
ローズオイルは4-5kgのバラを使って1g程度の量しか取れないので庭に咲いているバラからオイルを取るというわけにはいかないようです。かといってバラの花びらを水で煮て、それをローズウオーターとするのはあまりに芸がないように思います。それではと考えたのが次の方法です。今までの方法に囚われることなく文明の利器?を使って効率よくローズウオーターとできればオイルを取ろうと思います。

我が家に咲く薔薇は来年の5月まで待たなくてはなりません。今はしっかりと世話をして花が咲くのを待つばかりです。しばらくお待ちください。

続く。


オールドローズ~ダマスクローズ

2016年06月25日 | ダマスクローズ

オールドローズ~ダマスクローズ  Damask Rose




このバラが現在言われているところのダマスクローズ Rosa damascena versicolor (Rosa damascena variegata)です。


 

上にあるRosa phoeniciaとRosa gallicaを交配して作ったバラです。

現在のダマスクローズは後年になって作られたバラです。それでは元のダマスクローズはどんな姿をしていたかというと、


Rosa rubiginosa da New Kreüterbuch di Leonhart Fuchs, pubblicato nel 1543

レオンハルト・フックス(Leonhart Fuchs または Leonhard Fuchs、1501年1月17日 – 1566年5月10日、ドイツの医師、植物学者)が1542年に『植物誌』の中で書き表したものです。
白と赤い花が描かれていますが、このバラの花は1500年頃に昨出された花です。Rosa eglanteria であり、「スイートブライヤー」とも呼ばれ、若葉にりんごのような爽やかな香りがありますが、ダマスクローズとは大きく異なります。スイートブライヤーはピンクの花をつけ、この絵のように赤と白の花をつけることはありません。バラの花は栽培方法と気候の変化により、花の色が年毎に大きく変わることはありますが、八重の花が一重になることはないでしょう。
ダマスクローズは香りがよく、一つの枝に白と赤の花を付けるという言い伝えがこのような絵を作ったのでしょう。

この絵をフックスが引用したのには訳があります。それは1350年代に大いに富裕層をはじめ貴族の間でもてはやされたTacuinum Sanitatis「健康全書」の中で盛んにダマスクローズが描かれたからです。その内のいくつかをご紹介しておきましょう。






これら二つの薔薇の絵(Roxe)はいずれもローマで作られたものです。それまではどのような形をしていたかというと、単なる「健康を維持するための書物」だったのです。( 絵の下に文字が 2-3 行 ありますが、そこには上から順に、Nature:バラの花の性質、Optimum:薔薇の花を取るべき最適条件、Usefulness : 適応症,Danger : 忌避用件、Neutralization : 中和条件、Effect : 効果が端的に書かれています。)当初はこのような説明だけだったのですが、この頃発達してきた細密画の技法が採用されて細かな絵がここにが入るようになります。この書物を持っていることが社会的ステイタスを意味するようになり、一気にヨーロッパ中に広まります。パリでも、ウイーンでも、ローマでも、ルーアンでも、ヴェニスでもそれぞれの地域の選りすぐりの技法で、同じ図柄のサニタティスが描かれています。そして後年、フックスのような植物書が現れたのです。

現在オールドローズといわれる中に1600年以前にオランダで作出された、一季咲きで豊かな香り(ダマスクの香り)がするロサ ケンティフォリア Rosa centifoliaがあります。別名キャベッジローズ、プロバンスローズ、ハンドレッド・ペタルド・ローズ ( Cabbage Rose, Hundred-Petalled Rose, Provence Rose ) などといわれています。ダマスクローズと呼ぶ人もいますが、このバラも又、Rosa damascene を親にもつ交雑種であろうと言われています。花はダマスクローズを思わせるものであり、その姿もそれに近いのですが。

 

絵を入れておきます。https://www.botanikfoto.com/en/details/image-photo-cabbage-rose-rosa-centifolia-fantin-latour-426205.phpから引用しました。

 

 

ダマスクローズのお話はこれまでにして、今年は先のブログでお話ししたローズペタルジャムとグルカンドを作ることに気をとられてしまいました。来年は、来年の5月の終わりには(5月のこの季節だけに花を付ける一期咲の花なので)両方の性質を持った、ダマスクローズの香りとローズペタルジャムのきれいな赤のジャムを作ろうと思っています。さてなんて名前をつけたものだろう。今からゆっくりと製法と名前を考えることにしましょう。
そのときには再びこのブログでご紹介しますね。

http://www.livinginseason.com/tag/damask-rose/に「薔薇のレシピ」がいくつか載っています。参考になさってください。