カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

観梅 最終編

2024年03月09日 | ☆ ふるさと・大和

 

賀名生へ行ってから丁度1週間経ちました。続いてアップするつもりだったのが、最終編。

今頃になってしまいました。

   

山から下りてきて立ち寄ったのは、この喫茶「ふるさと」です。

賀名生へ連れて行ってくれたカズコさん姉妹はこの地が故郷だったのが、この店の主人ご夫婦との

賑やかな話でよく分かりました。

小学校時代の思い出から始まって、今に続く同窓会の繋がりや出来事に話が弾み、涙が出るほど笑うことばかりに、1時間余り楽しい時間を過ごしました。

その合間に頂いたコーヒーと草餅の美味しかったこと。

軒にぶら下げてある干し柿を、お土産に買っていく人が何人かありました。

昔懐かしさに誘われて、私も干し柿を1箱もとめました。

いつか別の友人が、足のむくみにいいのだと、息子さんが買ってきてくれたという話をしていたのを思い出したのでした。

調べてみますと、いろんな効用があることを知りました。

子供の頃は、どの家の軒下にも干し柿を吊るしてあったのは、栄養豊富な保存食としていたようです。

これはお土産に頂いたものです。

山椒の花の佃煮です。

山椒の実や葉は、よく使うのですが、花の佃煮は初めて見たものです。

熱いご飯にまぶして食べると美味しいと教えてもらって貴重なものとして頂いています。

「喫茶 ふるさと」さんご夫婦に見送られて、お店のすぐ裏の橋を渡ると、谷間の紅梅も見送ってくれるようでした。この紅梅で賀名生とのお別れになりました。

賀名生のトンネルが、目の前です。

半日の出来事を、いくつかに分けて綴りました。

どこにも自分では行けないだけに、美しくて、楽しかった時を大切に残しておきたいものだったのです。

コメント (6)
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