「今年の梅は早いから、傍に行かなくても、離れた所から綺麗に見えるよ。」
そう言ってカズコさんは、梅林を遠望できる場所へ車を走らせてくれました。
家屋の上に見えている道路は、健脚の頃歩いて梅の花を楽しみながらよく登った道です。
丁度その道が正面に見える場所に駐車場がありました。
国道から見えない場所なので、駐車スペースが沢山空いていました。
何度も梅林に来ていますが、こんな所に駐車場があるとは知らなくて、国道沿いの
駐車場に置いていました。
手前の梅の向こうは谷になっていますが、開けているので、遠くまで朧な梅を楽しめます。
更に目を道に沿って登っていくと、ずうっと白梅は続いています。
駐車場の後ろも、梅畑です。
どの木も満開で、綺麗です。
テレビで賀名生の梅林は見頃ですと、2~3日前に報じていたのが、納得です。
駐車場と梅林です。
「賀名生梅林」の旗が駐車場にも立っています。
駐車場から出て山を下る時、「ここからの梅、綺麗」と言ってカーブで車を停めてくれました。
2枚は、車中から窓を開けての撮影でした。
杖を突いても坂道を歩くのが難しい私の足を気遣って、遠くを眺めて花を愛でる観梅コースを
案内してもらえたのは、思いがけない春の日でした。