カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

藤原宮跡に蓮の花を咲かそう・素晴らしい贈り物に感謝

2012年07月29日 | ☆ ふるさと・大和
蓮の花が咲くときにぽんと音がするとよく言われるが、そのような音はしないと、ラジオで蓮の花について話しているのを小耳に挟んで、その後は一生懸命に聞きました。
可愛い蕾を見ると、内なるエネルギーが音をたてて開花しそうな感じがします。
その感じを音で表現したのも、その人の感性でいいのじゃないかと思っています。
蓮の花は開花してから何日か夕べに閉じて、又翌日に咲くそうです。
あんなに綺麗なまますぐ散っていくのはあまりに儚すぎます。

この広い宮跡では、今も発掘調査が続いています。
発掘して分かった柱の跡や礎石などによって、建物の復活はありませんが、赤い柱の列が、古の都を蓮の彼方に彷彿とさせてくれます。その柱列の右側に、畝傍山を捉えました。



2010年に、橿原市が約3千平方メートルの蓮池を作り、古代から瑞祥として知られている、寺院や蓮の栽培地から、約10種類の蓮を贈られて蓮池として栽培されたのが初めだそうです。
蓮池の周りには、その贈り主の寺院や団体の名前と花の種類を書いた立て札が立てられています。
10種類と言うことは、後で知ったことなので、私はただひたすら抜け落とすまいと何度も、蓮池を巡りましたが、やはり9つの立て札しか撮っていませんでした。

 
  
   
 
 
 
このような広い土地に、橿原市の計画に賛同して、蓮を贈って頂いた関係者のお陰で、今花を愛で花に和みや癒しの時間を持つことができるのだと思います。
又この環境を保つための、市の努力も大きな力となって、「花と出会える・蓮と出会える」季節の喜びで、毎年ここに立つ私もその一人です。
コメント (6)
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