「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

信長は最初っから凄かったわけじゃない!

2006年02月12日 23時35分33秒 | 書評
信長〈上〉

文藝春秋

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 冒頭は父親信秀の遺言を聞く場面からこの小説は始まる。つまり天下どころか尾張半国の統一も出来ていない時代の信長の苦労が詳細に書き表されている小説である。
 信長の頭の中は理でのみ働くように仕組まれているようで「うつけものお」とか言われながら、自分の家臣を土地持ちの豪族の集合ではなく直属の、農閑期になるとそれぞれの土地に引っ込み、お家安泰のみを思い、危険に敏感すぎて動きがとれない集団をまるっきり変えようとしていた。当時の武士は半農の状態で春になると種まきに秋には収穫にかり出されると言うより、自分が先頭を建っておこなわwなければなりません。

 詳細な検証されたものは一つももらわず。

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