「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

発熱

2006年03月23日 23時26分28秒 | 日記
 昨日まで義母がきておりまして、仕事の後カミさんが送っていくことになりまして、雨が降っていましたでしょ。
 そのまま泊まってくるということになったのです。

 僕は年度末の大忙しの状態で家に着いたのは9時を回っていたのですが、じいじとばあばがいてくれたおかげで、ご飯の心配もしなくてよいのです。

 僕の家は敷地に2軒の家がありまして、僕らと僕の父や母はそれぞれ独立した生活を営んでおります。

 2軒の家の間には屋根のある通路がありまして、そこから自由に行き来できるのです。

 近所の奥様方にいわせると、ウチのカミさんは最も「楽な家」ということになるようで、もともと農家じゃないし、資産家や、先祖が武家だったとかいう格式もないので、確かにうるさいことはいわない。

 で、言い換えれば子供の面倒とか、近所づきあいの一部とかを、僕らの都合の悪い部分のみを、補ってくれていて、それでいて干渉を最低限に抑えてくれているから、有り難いのです。

 まあそれでも衝突はありますけどね。

で、9時に帰ると、こたつに父が座っていて、ソファに娘が機嫌悪そうに寝ています。
 僕は自分の食事の支度をして、食べてますと父は自分の家に帰ったみたいです。
 それで食事をしてると後ろで「娘がお風呂に入るよ~」という声。いつもは自分から入るなんていわないのにと、ふと思ったのですが、そのまま食事を続けてました。
 お風呂から上がって、自分で着替えて、いつもになく「おやすみ~」といって2階にあがって行こうとするから変だなあと思ったその時に実家に着いたカミさんから電話があった。

 その途端だった。

 娘が声をあげて泣き出したのだ。

 最初は大好きなばあばが帰ってしまってしょげているのかなと思った。でも小さいときならいざ知らず最近はそんなこともなくなったと思い直した。

 それで僕も少し冷静になってみると、顔が赤っぽかった。

 こりゃ熱がでるかもしれない、と思った途端にあせりがきた。

 不思議なもので、カミさんがいるときには、まずカミさんの方が僕より先にパニクルので、僕は冷静にならざるを得なかった。

 でも一人だとそういうわけにはいかない。

 でも幸いなことに僕はそのときカミさんと電話中だったのだ。

 だから攻守逆転して、今回はカミさんのほうが冷静で、氷枕がどこだの、毛布はとっておけだの、アクエリアスはマグマグに入れろだの細かく指示してくれた。

 小児用の頭痛薬があったのを想い出せたのも、そのおかげかな。

 呑ませて、いつもと違うパパのベッドで寝かせたら、30分も経たないうちに寝息を立てていた。
 なぜか娘は僕のベッドというか、部屋の雰囲気が好きらしい。仕事をしているとよく傍で寝ている。

 途中am12:30ごろ冷えピタを買えようとしたら、だいぶ顔色もよくなり目を覚まして「今日はここで寝ていい?」というのでもう1回寝付くまで傍にいて、それから本来娘が寝るべき布団に入って寝た。


 ようするにそういう騒動があって昨日はブログを更新できなかったのだ。


 で、親ばかは明らかであるが、子供という存在は良いなと思う。後、数年もすればパパは汚くて臭くて口もききたくない、信じられない存在になってしまうのだろうけど、まあそれでもこういう一瞬があるといいのかなあっておもいますねえ。

 


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