超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">名盤ぞくぞくで夢だらけ</span>

2014-12-30 19:56:18 | 無題

一年で聞き込んだCDです。
シノーポリのブルックナー選集。シュターツカペレ・ドレスデンの木管の響きが美しい。
ヴェネツィア盤のコンドラシンのマーラー選集。テンポが速く粗削りだが逼迫感ある。
ベルナルド・ハイティンクのマーラー選集。ベルリンフィルの艶と厚みが凄い。
バーンスタインのシベリウス全集。完成度が高く密度の濃い名演揃い。
フェドセーエフのレリーフ社のチャイコフスキー全集。旧盤から待たされた期待の全集。とにかく熱い。
アルフレッド・パールのベートーヴェン・ピアノソナタ全集。アラウやケンプのリリカルさと更なる技巧を持つ。
ディノ・チアーニのベートーヴェン・ピアノソナタ全集。切れ味が鋭い。録音がプライベート音源で貴重。
バーンスタインのグラモフォンのシベリウス選集。とにかく遅い。泣ける。祈りのような圧巻のシベリウス。
バーンスタインのグラモフォンのチャイコフスキー後期作品集。悲愴の破格の遅さは特筆に値する。これも圧巻。
今年出た全集で一番聞き込んだのは、オイゲン・ヨッフムのグラモフォンの交響曲集。音が古色で貴重な音源。
ラファエル・クーベリックのグラモフォンの交響曲集。クーベリックの音は温かく、端正で、好ましい。
ヨゼフ・スークとヤン・パネンカのベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ全集。スプラフォン全盛期の録音で音が素敵。
けれども何と言っても今年一番聞き込んだCDはレナード・バーンスタインのソニーのチャイコフスキー全集。
バーンスタインはグラモフォンの一連の録音が有名でCBS時代は普通すぎて今一つと称されることが多い。
だがシベリウス全集もそうだがバーンスタインのこのチャイコフスキー全集、入魂の名盤である。
今年の収穫はチャイコフスキーの交響曲に目覚めたことが挙げられる。
今回挙げたなかでハイティンク、ヨッフム、クーベリックは今年の新譜であり大きな収穫だった。
来年も慎ましく音楽鑑賞にのめり込みたい。

一年を振り返りつつ聞きながら名盤ぞくぞくで夢だらけ



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