超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

いい短歌の生まれる打率は?

2021-11-11 17:46:05 | 無題
毎回、ブログの最後を短歌でまとめているのだが、
改めて過去記事を読み返してみると、「これが私の
作品です」と胸を張れるような短歌の割合がかなり
低いことに愕然とする。
その記事の文脈では妥当なまとめであっても、
短歌単体で見た場合、純度が低い。
そのなかで、よい短歌が書けるときというのは、
他の人の詩集や歌集や句集に触発されたとき、
また芸術、絵や映画に材を得たとき、
それから俳句を書いて短歌に作り替えたとき、
など、はっきりとした素材がモチーフになっているときが
多いのに気づく。
これは読む人の好みにもよるから、
日々雑記を短歌にまとめた雑感のようなものでも、
気に入ってくれる人も居ると思うが、
作品として単体で見たとき、日々雑記のまとめ短歌は
分が悪い。
歳時記片手の俳句のほうが、打率は高い。
いい短歌は、100個記事を読んでも8個程度だと思う。
でも多くの作は推敲すれば、かなりよくなる。
コメント
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