BSプレミアム午後9時からの中国ドラマ「コウラン伝」が終わって、つぎなる新番組は韓流時代劇青春物でどうしようもない内容だった。
コウランもどうかと思っていたけど、それでもある程度は史実(秦の始皇帝の母)を踏んでいるが、韓流のほうはまったくのファンタジーでとても見ていられなかった。
それで終わりから10分くらい前に切り上げてNHKEテレの映画「ラ・ボエーム」を見ることに。
これはさすがに原作がしっかりして見ごたえがあった。
ミミ役はそれらしいほっそりした美女で、昔のオペラ歌手の体型とは違っている。
最後のシーンで、ミミが自分の手が冷たいと訴えたので、ムゼッタがマフを取りに行ってミミにつけてあげるのだが、いくら手を温めてもノースリーブというのはいかがなものでしょうか。
結核で余命幾ばくもないというのに恋人たちが顔をくっつけて大声で歌ったりキスシーンなどあると、感染拡大が心配になる。
余分な想像を働かせてしまうけれど、オペラはこのように映画化しているととてもわかりやすくていいと思った。