しばらく梵字を書いていないところへ、デーヴァナーガリー文字を覚えようとしたものだから、すっかり混乱してしまいました。
デーヴァナーガリーが少し分ってきた分、梵字のほうがわからなくなってしまい、頭を抱えています。
やはり復習を繰り返していかないと完全に身につかないものですねえ。
そっくりな文字、変化したような文字、まったく形が異なっているものなどさまざまですが、共通しているのはローマナイズされたところ。
もともと記憶力に自信がないところへ加齢による劣化があり、そりゃもうひどいもので。
「テキスト」
サンスクリット初級で使用するテキストをアマゾンで購入しました。
ゴンダの『サンスクリット語初等文法』春秋社、です。
アマゾンの書評ではけっこう☆が少ないですが、私が見た感じ、いままでのテキストよりも見やすいような気がします。
なぜかよくわからないのですが、字体がいいのかなあ。
デーヴァナーガリー文字がちょっと刷毛書のようなスタイルだし、「表」ではない形で整然と文法が語られています。
たしかにこれだけでは理解できないでしょうが、先生の解説があれば問題ないでしょう。
新学期は次から次へと本が増えていきます。
今年のスクーリング、参加できるかどうか見通しが暗くなってきました。
まだ新年度のシラバスを見たわけではないですが、コロナ第4波の拡大状況を想像するに、非常に厳しいでしょう。
そのころになればワクチン接種が済んでいるかもとは思いますが、まだ医療従事者でさえほんの一部しか実施されていないのに、高齢者まで順番がくるかどうか。
加えてオリンピックと重なっています。
もうほとんど関心がある科目は受講済みで、スクーリングに行けるとしたらひとつだけ、「曼荼羅」の再受講あるのみです。
たった一度限りの最後のチャンスなので、満を持して来年に持っていくべきかと。
4月15日に京都仁和寺に宿泊を予定していました。
以前、紅葉の季節に仁和寺へ宿泊したことがあり、貸し切り状態の早朝の紅葉の見事さに感動したのと、国宝の金堂で朝の勤行体験、など印象が深く、今年は御室の桜をその調子でいこうか、と思って。
ところが関西方面でまたコロナが拡大していて、それも変異株で。
10日くらい前に仁和寺会館から電話があって、宿泊予定を確認してきました。
ずいぶん早い確認でちょっと変だと思いましたが、今思えば先方もあまり宿泊客を歓迎する気分ではなかったのかもしれません。
勤行のとき、お坊さんも同じ堂内に不特定多数が入り込んでいるのは不安なのではないのかな。
2019年11月に仁和寺へ宿泊し、朝の勤行のあとの写真 ↑
キャンセルはネットでポチるだけなので一瞬です。
静岡では東部のほうで数名、変異株が発生して全国ニュースになっていたので、あちらも心配されたのでしょうか。
いまでは大阪のほうが多いし、静岡でも浜松でクラスターが出たりしているし。
先に出たところはクローズアップされていかにもそこが問題発生みたいに取られがちですが、どのみち早いか遅いか時期がずれているだけのことであり、静岡県では最後にただ1箇所だけ患者が出なかった川根町についに発生したので、聖域はありません。