きのうは午前中にオンライン授業(渡邉 要一郎先生)が1つあっただけなので助かりました。
3つのときはもう大変。
このサンスクリット初級の授業ですが、2回めのこのときも詳しい資料をGoogle Driveにアップしてくれてあるので事前に印刷しておくことができ、しかも大きな文字で色分けもあって見やすいです。
大事なところはしっかりマークしてあり、見落とすこともありません。
W先生は爽やかな好青年という感じですが、じつはものすごく優秀な方みたいです。
東大というとガリ勉のイメージが強すぎてどちらかというと嫌いでしたが、W先生の授業では、ここが要点だ!というところをがっちり熱心に説いてくださる。
テキストを見ていて気が付きましたが、サンスクリットの名詞で、gender(性),number(数),case(格)という分類のうち、わけのわからない「格」について初めて私にも理解できる解説がありました。
ご本人は超優秀な頭脳をお持ちなのに、ここまで初心者にむけて教えを説くことができるという幅の広さは尊敬に値します(釈迦の対機説法か)。
初級講座に3年も居座っているのはどうやら私だけではないかと思うのですが、時間をかけてゆっくり熟成させないとだめなタイプなので、高野山のほうもみなさまの修論完成、ご卒業を見届けて最後にあわよくば自分も、時間切れだったらそれも天命かと思ってスローライフを楽しんでいます。