石清水八幡宮のあと、奈良線に乗って宇治へつい途中下車してしまいました。
午前11時ごろです。
真っ先に中村藤吉商店本店に向かいましたが時既に遅しで20人待ちでした。
つぎに同じく平等院店のほうへ行くと、待たずに入れた上に、宇治川を望むエアコン吹き降ろしのテーブルで生き返る心地。
こちらの抹茶うどんがとにかく美味しい。
麺のこしもちょうどいいし、抹茶の色がきれい、きつねがたっぷり2枚入っていて、ダシも美味しい。
ゆかりご飯、漬物のほかに、抹茶ゼリーのあんみつがついていて、税込み1030円です。
この店は混むだけのわけがあると実感しました。
隣の席をちら見したとき、かき氷だったのですが、通常の3倍くらいありそうなものすごい盛りで、びっくりです。
中が上げ底にでもなっていない限りひとりで食べきれる量ではありません。
宇治へ行ったら必ず中村藤吉へは寄ったほうがいいですね。
「平等院」
雲中供養菩薩像の配置関係などは実際の場に行ってみないとわからないわけで、今回は内部拝観をしてよかったと思いました。
このあと橋を渡って宇治上神社(もともとぱっとしない上に修復用の覆いがある)、源氏物語ミュージアム(あまりおもしろくはない)なども見たので午後4時を過ぎてしまいました。
光源氏の六条院を模型化したもの。
右上が夏、右下が春、左下が秋、左上が冬、という配置です。
へとへとになりながらも奈良駅まで行って、ホテルへチェックインして荷物を降ろし、また奈良駅から天理へと向かう。
ホームで天理行きを待っている同年輩のおば様がいて、30分も待たせられてはお目当ての「たなかや」が閉まってしまうのではと私が心配したら、6時までは開いているからだいじょうぶ、と言ってくれました。
天理行きの電車は1時間に1,2本ないし0という寂しさで、その上、冷房がなくて扇風機だけなので最悪です。
たなかやでは篳篥の盧舌を買い物しに。
名前は知らないですが、とにかく楽器に詳しいプロフェッショナルな男性がいて、30分くらいおしゃべりをしている間にじっくりと盧舌のお勧め品を選び抜いてくれました。
これから音出しがすごく楽しみです。
この日は18800歩を歩き、足はパンパンに張って棒のようになり、もう大変でした。
奈良の人でも最高に暑いと言っているくらいの猛烈な暑さによく耐えたものだと自分で感心しています。