春夏秋冬

言わぬが花とは知りながら
ときどきつぶやいています
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宇治散策

2014年07月29日 | 日記

石清水八幡宮のあと、奈良線に乗って宇治へつい途中下車してしまいました。

午前11時ごろです。

真っ先に中村藤吉商店本店に向かいましたが時既に遅しで20人待ちでした。

つぎに同じく平等院店のほうへ行くと、待たずに入れた上に、宇治川を望むエアコン吹き降ろしのテーブルで生き返る心地。

こちらの抹茶うどんがとにかく美味しい。

麺のこしもちょうどいいし、抹茶の色がきれい、きつねがたっぷり2枚入っていて、ダシも美味しい。

ゆかりご飯、漬物のほかに、抹茶ゼリーのあんみつがついていて、税込み1030円です。

 

この店は混むだけのわけがあると実感しました。

隣の席をちら見したとき、かき氷だったのですが、通常の3倍くらいありそうなものすごい盛りで、びっくりです。

中が上げ底にでもなっていない限りひとりで食べきれる量ではありません。

宇治へ行ったら必ず中村藤吉へは寄ったほうがいいですね。

「平等院」

雲中供養菩薩像の配置関係などは実際の場に行ってみないとわからないわけで、今回は内部拝観をしてよかったと思いました。

このあと橋を渡って宇治上神社(もともとぱっとしない上に修復用の覆いがある)、源氏物語ミュージアム(あまりおもしろくはない)なども見たので午後4時を過ぎてしまいました。

光源氏の六条院を模型化したもの。

右上が夏、右下が春、左下が秋、左上が冬、という配置です。

 

へとへとになりながらも奈良駅まで行って、ホテルへチェックインして荷物を降ろし、また奈良駅から天理へと向かう。

ホームで天理行きを待っている同年輩のおば様がいて、30分も待たせられてはお目当ての「たなかや」が閉まってしまうのではと私が心配したら、6時までは開いているからだいじょうぶ、と言ってくれました。

天理行きの電車は1時間に1,2本ないし0という寂しさで、その上、冷房がなくて扇風機だけなので最悪です。

たなかやでは篳篥の盧舌を買い物しに。

名前は知らないですが、とにかく楽器に詳しいプロフェッショナルな男性がいて、30分くらいおしゃべりをしている間にじっくりと盧舌のお勧め品を選び抜いてくれました。

これから音出しがすごく楽しみです。

この日は18800歩を歩き、足はパンパンに張って棒のようになり、もう大変でした。

奈良の人でも最高に暑いと言っているくらいの猛烈な暑さによく耐えたものだと自分で感心しています。

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石清水八幡宮参拝

2014年07月29日 | 日記

7月25日。

朝一番のひかりに乗って、京都駅まで行き、JR奈良線東福寺で京阪電車に乗り換え、八幡市駅で降りて、すぐ右手にある男山ケーブルに乗り、石清水八幡宮へ参拝しました。

 

このケーブルは男の人ばかり乗っていましたが、それで男山ケーブルというネーミングではないだろうけど・・・

この人たちは何しに行くのかと思ったら、何かの信仰団体の人たちらしく八幡宮の広場で集会をやってましたよ。

さてお目当ての石清水八幡宮はこちらです。

 

兼好法師の徒然草の中で、仁和寺の法師が「日ごろ石清水八幡宮を拝まざりければ・・・と」思い立って徒歩にて詣でたのですが、入り口にある大きめの神社を見て、勘違いして本当の石清水八幡宮を見ないまま帰ってしまい、「少しのことにも先輩の意見は聞いておくもんだ」というような教訓に使われているところです。

ご朱印、ちゃんといただきましたよ。

神主さんに、「こちらを拝観すれば仁和寺の和尚さんのようなことにはなりませんよねえ」と念を押しましたら、「そうそうこれが本殿ですからね」とお返事がありました。

ついでにこの神社の山の中にあったもの。

エジソン記念碑(このあたりの竹やぶの竹を使って発明したのかな)

中尾都山記念碑(尺八都山流)

松花堂跡。

松花堂の史跡入り口の看板を見てついそちらへ向かったら、なかなかの向かい坂。

帰り道はケーブルを使わずに歩いて降りてきたのですが、松花堂跡を見るためにもう一度山頂近くまで戻る形となり、上っては下りて、上っては下りて、2周したような感じ。

いきはよいよい、かえりは地獄。

かえりは距離感をつかむため、歩いて降りたんですが、山の中は木陰で涼しいとはいうものの、平地に降りたころには猛烈な暑さと疲労でぐったりです。

こちらの高良神社が仁和寺の法師の勘違いしたところです。

案内図をご覧ください。

 

この日、奈良京都は38度だったそうで、山を下りたところはムンムンの暑さでした。

JR奈良線に乗り込んで電車の冷房でやっと救われました。

大きなリュックを背負ってほんとに大変でしたが、このあとまた宇治で途中下車することになります。

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