望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

へばへば (@_@;)

2013-11-04 00:50:29 | 演劇・舞台・小劇場

 朗読劇。

  こんなに疲れると思いませんでした。


まだ稽古がスタートして3日目。


  なのに、

もうバテバテ、へばへば、ヨレヨレです。



今日は正味7時間の稽古でしたが、
普通の芝居なら、ぜんぜん珍しいことじゃありません。

というか、1日稽古としたら短いくらいです。



  なのに・・・、


最後は舌がもつれて、カミまくり。

心身ともにヘロンヘロン 



なぜなんだろう、と思って、気がつきました。



  当たり前なんです。


まず、休みが皆無であること。

少人数で、1本を読んでいきますが、
まだ担当が決まっていないので、とにかく出ずっぱり。

短い休憩をはさんで、7時間、集中しっぱなし。

普通は稽古を見ている時間があるのに、
それが一切ない。

そりゃぁ、疲れます。

しかし、演出家って、
いつもこれなんですね~。

こんな長時間の集中を、稽古期間中ずっと。
私はやっぱり演出はできません



そして、もうひとつが役の数。

普通の芝居なら、よほど特殊な状況でない限り、
1人で何役もやることはありません。

その役の感情をキープすればいいわけです。


ところが朗読は、何役もやる上に、地の文もある。


地の文はナレーションとして、淡々と読み、
この役は、激しい人間、
この役は、誠実さを出して、

なんてやってると、もう頭も心もぐちゃぐちゃになる。


もちろん、何人かで分けて読むんですけど、

なまじ、長くやってきた役者が多いので、
これまでの芝居の作り方が出ちゃうんですよね。

だから、もう、感情の切り替えに四苦八苦で


たぶん、朗読って、違うんだと思います。

だけど、まだそこがつかめてないから、

役が変わるたびに、
いちいち自分を丸ごと変えちゃって、
とんでもないエネルギーを消費する。



落語なら、
全部の役をやっても平気なんだけどなぁ・・・。








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