望子のただいま稽古チュッ!

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・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真②

2023-04-01 14:01:41 | 舞台・ウラ話

<文章と写真は全く関係ありません>


ウラ話
茫然自失のキャスト発表②

 

発表されたキャスティングに、
私が大きなショック受けた、というのは、

とにかく、あまりにも片寄っていたからでした。


向こうの箱チームは、

ことのはboxさんでは、皆おなじみの人ばかり。

最初から「お久しぶり~」でスタートできるチーム。

一方こちらの葉チームは、全員「はじめまして」。

シングルキャストの西村君と佐藤君が知り合いなだけで、
あとはどんな人かもわからない。


この極端な違いは何なの??



そんなこと、芝居に関係ないだろう、
と思われるかもですが、そうじゃないんです。

芝居って本当に信頼関係で成り立っているので、

 それが最初から出来上がっているか、

 ここから作っていくか、

 はたまた、そういう関係になれる人たちなのか、

 なれないままの人たちなのか。


これから努力していくにしても、
スタートが違いすぎる・・・。

キャスト表を見ながらただ呆然とするばかりでした。


もちろんキャストの上には演出家がいて、プロデューサーがいます。

座長といえどキャストの1人。
座長風情が何を言う?って話でもあるのです。

でもやはり座組の雰囲気を作るのは座長の仕事だし、

それで芝居の空気も変わってくるのは間違いない。


だけどいくら私が頑張ったところで、
みんながそういう気持ちになってくれなきゃどうしようもない。

いや、それどころか、

時には、座長の足を引っ張ったり、
陰湿ないじめをしてきたり、なんて座組もある。
(本当にあるんですよ!!)

 

中でも一番気になったのが・・・。

 <つづく>

 

 

ウラ写真
台本を握りしめて

みんなが台本を握りしめている中、

唯一、最初から台本を持たなかったのが、久米田先生(西村尚恭くん)と、




姑とバトルを繰り広げる嫁、瑞穂さん(島田香澄ちゃん)。


2人とも、かなりの速さで喋り倒すシーンがあるのに、
最初から、一切、台本を持たないまま。

本当にすごいと驚きました。


でもね!
こういう人たちの方が、圧倒的に少数派なんです!(力説!)

みんな「早く覚えなきゃ」と思いながら、
なっかなか覚えきれずに、台本を握りしめるのです!


でも、台本持ってる人間がだんだん少なくなってくると、

けっこうアセるんですよね~。

最後の一人になりたくないから(笑)

「え~、台本離すんですかぁ?」
「ははは、お先に~」

なんて、いいオッサンが競ってたりします。

 

あ、でも、今回の座組では、

通し稽古まで持ち続けた人が結構多かったので、

そういうせめぎあいはありませんでした。


ちなみに、通し稽古とは、

本番のように、
最初から最後まで、ノンストップでやってみる稽古のこと。

台本はいやが上にも離さなきゃなりません。

そうでなくても緊張する通し稽古で、

初めて台本を離すという、

その緊張感たるや!


でも、緊張して、失敗して、

いろいろやらかしてこその稽古なんです!
(と、とりあえず、まとめておく


 <つづく>

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