<文章と写真は全く関係ありません>
ウラ話
茫然自失のキャスト発表②
発表されたキャスティングに、
私が大きなショック受けた、というのは、
とにかく、あまりにも片寄っていたからでした。
向こうの箱チームは、
ことのはboxさんでは、皆おなじみの人ばかり。
最初から「お久しぶり~」でスタートできるチーム。
一方こちらの葉チームは、全員「はじめまして」。
シングルキャストの西村君と佐藤君が知り合いなだけで、
あとはどんな人かもわからない。
この極端な違いは何なの??
そんなこと、芝居に関係ないだろう、
と思われるかもですが、そうじゃないんです。
芝居って本当に信頼関係で成り立っているので、
それが最初から出来上がっているか、
ここから作っていくか、
はたまた、そういう関係になれる人たちなのか、
なれないままの人たちなのか。
これから努力していくにしても、
スタートが違いすぎる・・・。
キャスト表を見ながらただ呆然とするばかりでした。
もちろんキャストの上には演出家がいて、プロデューサーがいます。
座長といえどキャストの1人。
座長風情が何を言う?って話でもあるのです。
でもやはり座組の雰囲気を作るのは座長の仕事だし、
それで芝居の空気も変わってくるのは間違いない。
だけどいくら私が頑張ったところで、
みんながそういう気持ちになってくれなきゃどうしようもない。
いや、それどころか、
時には、座長の足を引っ張ったり、
陰湿ないじめをしてきたり、なんて座組もある。
(本当にあるんですよ!!)
中でも一番気になったのが・・・。
<つづく>
ウラ写真
台本を握りしめて
みんなが台本を握りしめている中、
唯一、最初から台本を持たなかったのが、久米田先生(西村尚恭くん)と、
姑とバトルを繰り広げる嫁、瑞穂さん(島田香澄ちゃん)。
2人とも、かなりの速さで喋り倒すシーンがあるのに、
最初から、一切、台本を持たないまま。
本当にすごいと驚きました。
でもね!
こういう人たちの方が、圧倒的に少数派なんです!(力説!)
みんな「早く覚えなきゃ」と思いながら、
なっかなか覚えきれずに、台本を握りしめるのです!
でも、台本持ってる人間がだんだん少なくなってくると、
けっこうアセるんですよね~。
最後の一人になりたくないから(笑)
「え~、台本離すんですかぁ?」
「ははは、お先に~」
なんて、いいオッサンが競ってたりします。
あ、でも、今回の座組では、
通し稽古まで持ち続けた人が結構多かったので、
そういうせめぎあいはありませんでした。
ちなみに、通し稽古とは、
本番のように、
最初から最後まで、ノンストップでやってみる稽古のこと。
台本はいやが上にも離さなきゃなりません。
そうでなくても緊張する通し稽古で、
初めて台本を離すという、
その緊張感たるや!
でも、緊張して、失敗して、
いろいろやらかしてこその稽古なんです!
(と、とりあえず、まとめておく)
<つづく>
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