望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

リモート演劇ウラ話<その5>

2020-10-29 16:42:31 | 舞台・ウラ話


あとで思い返してみると、
いろいろと「やっちまった感」満載ですが、

でもホントに、ホントに、どうしようもないんですよね~。

防音設備があるワケじゃないし。


若いキャストの1人が、ツイッターに、

「家の中でめちゃくちゃに暴れ散らして撮影しました。
 母親には何をしてるの?と聞かれました。
 まさか、パセリの役をやってるとは思いもしなかったでしょう。」

と書いていましたが、
そうでしょうねぇ。


彼女の役は、パセリ3きょうだいの1人。
全身を使う、動きの激しい役だったので、

きっと、家が、地震並みに揺れたのだと思います。


この作品には、
ゲームのような映像もあるんですが、



それはまた別に、個人的に別撮りをしたんだとか。



しかし、この自撮り、
一人でどうやって撮ったんだろう?

動き回って画面からはみ出さないように、
いろいろ知恵を絞ったんだろうなぁ。



ほんとにね、
世の中、気楽に、
リモートだリモートだって言ってますが、

中に入ってみると、
一人暮らしは一人暮らしで、家族持ちは家族持ちで、

きっと、いろいろ大変だと思います。



これは別に芝居に限ったワケではなく、
真っ当なお仕事でも同じで、


ある方が、
会議をしているときはいいけれど、
上司から一対一で意見を言われているようなときは、
ダンナに見られたくないと書いてらして。

あああ、なんか、わかる、って思いました。

だって、それぞれ皆、
「そこは見せたくない。見られたくない」
って顔があるんですから。


リモートで仕事してらっしゃる皆さまは、

「家の顔」と「外の顔」の境目が、
ビミョーにわからなくなるこの感じ、

どうしてらっしゃるんでしょうねぇ。



私はもう、パスかなぁ・・・。


せめて撮影場所が離れていれば、
何とかなったんですが。

この場所の条件のキビシさも、
やってみて初めてわかったことで・・・。


   <つづく>





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