はい、まだ続けます~!
昨日で、舞台の中心まで行きました。
そこから客席を見ると・・・、
これはお客様のいないときです。
そろそろ集合時間で、
集まってきたキャストたち。
客席と舞台を行ったり来たりするため、
開場するまでは、階段も付けられています。
そして舞台の下は・・・中が丸見え(笑)
舞台の下って、広々としているから、
絶好の道具置き場になるんです。
開場前には、階段もこの中にしまって、
蓋を閉めて、何もなかったかのようになります。
そして、「開場1分前~~」
という、舞台監督さんの声が響くと、
キャストたちは口々に、
「よろしくお願いしまーす」
と舞台の向こうにいるスタッフさんに声をかけて、
バタバタと楽屋に戻っていきます。
そんな慌ただしさの中で、
必ず、舞台に手を合わせる、
農塚誓志さんの姿がありました。
農塚さんは、他の舞台でも何度か拝見している、
本当にいい役者さんで、
モデルさんでもある、かなりのイケメン。
なんですが、いつも、イタい人とか変な人とか、
そういったコメディーリリーフが多いようで、
今回の役も、憎めない悪役である霊媒師でした。
しかし 素顔の農塚さんは、真摯に芝居に取り組む、
非常に真面目な役者さんで、
稽古の時も、常に台本と向き合っていました。
劇場に入ってからも、
早くから声出しをしたり、台詞を復唱したり。
私もかなり早めに、
発声練習や復唱をする方なのですが、
私が舞台に行くと、たいがい農塚さんが先にいました。
ベテランの、これだけ巧い役者さんが、
ここまで真剣に向き合っている・・・。
本当に頭が下がりました。
昔は、こういうタイプの役者さんが結構いたのですが、
気がつけば、私の周りに誰もいなくなりました。
芝居への向き合い方はいろいろで、
どれが正解というものはありません。
しかし、今回の農塚さんの姿を見て、
同じ役者として、あらためて、
襟を正す気持ちにさせてもらえたことは、
自分にとって幸せだったと思っています。
って、珍しくマジメに書いたら、
・・・話がそれてしまった
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