セットや小道具、あれもこれもと、
ホンモノをお借りして、
まず、スタジオにセットを組んで、
そこでラストスパートの稽古が続きました。
まったく舞台のままのセット。
今回のように、
いろんなドアから出たり入ったりして、
段取りとテンポが命の、
シチュエーションコメディでは、
本当のセットで稽古できると、
ものすごく助かるんですね。
床にテープを貼って、
あり合わせのものを使って、セットに見立てる状態だと、
どうしても無理が出るんです。
ドアひとつでも、
本物で開けてみないと、
エアーでやってたほど、スッと開かなかった、
なんてことが、いくらでも出てくるので。
そして、そんなスタジオ稽古が続く中、
そのスタジオに、特養のスタッフの方が、
「本物の」洋服やパジャマを、
どっさり持ってきて下さったんです!
そして、稽古を見学した上で、
「ああ、こういう感じの人いますねー。
それなら、こっちのシャツの方がいいかな」
と、キャラクターに合った衣装を、
ピックアップして下さって、
あっという間に衣裳が決定!
うわぁ・・・。
みんな、しばし言葉が出ず。
ぼうぜん・・・。
というのも、今回の衣裳は、
ほんっとに早いうちから、
探し回っていたんです。
写真見たり、映画見たり、
ネットもどれほど、さまよったか。
それで、あーでもない、こーでもないと、
自分で選んで、考えて、
何度も稽古場に持ってきちゃ、
とっかえひっかえ着て、
演出に見てもらって、と、さんざんやって、
そんなことを、
1ヶ月以上も繰り返していたんです。
(つづく)
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