演出家、照明チェック中

シルエットでしかわかりませんが、
主宰の久間さん(左側)の背中が、
100%演出家になっています。
稽古が終って、雑談中。

一番右が久間さん。
こっちは役者の顔です。
どこが違うの?と思われるかもしれませんが、
写真ではわかりにくくても、
現場で見ると、はっきりわかります。
小劇場は、
主宰が作・演出をするところがほとんどですが、
その中には、
*演出しながら、自分も出る。
*演出のみで、自分は出ない。
という2つのタイプがあります。
中には、
前は出てたけど、演出に専念したい、
ということで出なくなる人もいますが、
どちらにせよ言えることは、
そのカンパニーで、一番芝居が上手いのは、
まず間違いなく主宰である、
ということなんです。
ずっと舞台に出続けている演出家は、
たぶん、人にやらせるよりも、
自分がやった方が絶対にいいものになる、
という確信があるからだと思います。
また、
演出に専念している演出家にしても、
こっちが役者をやっているのが、
いたたまれなくなるような、
「元・名優」が多いんです。
昔、お世話になっていた劇団の主宰も、
「こっそりテープにとって、
そのままマネした方がいいんじゃないか」
って本気で思いましたし(当時はテープだった)
東京ストーリーテラーの久間さんも、
演出専念でありながら、
「やって見せてもらっても、
そうはできないよなぁ」
と思うほど、上手い方です。
そして、その久間さんが、
15年ぶりに舞台復帰!
というのが、
今回の朗読劇の一番の話題でした。
ところが・・・、
私だけかもしれないんですが、
なんか、しばらくの間、
不思議な気持ちになって、
困ったことがありまして・・・。
(つづく)
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