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望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「光垂れーる」思い出のウラ話・5

2022-04-17 10:20:37 | 舞台・ウラ話


<稽古場風景・その2>

――盛り塩――

稽古場に入って、
最初にするのは、消毒、検温、体温の記帳。

ここから稽古の1日がスタートします。

そして、アルコールと体温計の横には、盛り塩。

結構壊れてます。

そりゃそうです。
ただの塩だから、触れば崩れるんです。

壊したのは私の息子、諭役だった高橋玄太くん。

ご本人曰く、
「これ、きっと玄太が壊すぞって言われてたんだよね~」

予言は見事的中(笑)

でも翌日には、きれいに直ってました。

 めでたしめでたし(制作さん、お疲れ様です)



――マイドリンク――

いろはすシャインマスカット味。


くららちゃんに教えてもらって、どハマリして、
最初はこればっかり飲んでいましたが、

すぐに温かいほうじ茶と、
のど飴入りの水に切り替わりました。

好みよりもノドのケア!
何といってもノドのケア!

で、たいがいみんな、自分のドリンクを持っています。


中でも劇団員の杉浦一輝くんのスペシャルドリンクは、
かなり手の込んだもので、

はちみつに大根おろしと生姜とレモンと、
あと何だったかな~。

これをお湯で割ると、

大根おろしの臭いが、まわりにぷわ~んと漂います。


彼は日ごろから、すごく気配りの人で、

周りの人間にもすごく気をつかってくれるんです。

だから、このドリンクも、
「臭くてごめんなさい」と、

いつも気にして謝りながら、

 一度、稽古場で派手にこぼした



――若者たち――

前にもSNSにあげましたが、
サブキャストたちの休憩のひととき。


毎日、たくさん働いて、いっぱいダメ出しされて、
仲間と懸命に話し合って・・・。


本当に、誰もが一度は通る道、なんだけど、

彼らの頑張っている姿を見るたびに、

オバサンの脳内には、
昔々の「若者たち」のテーマ曲が広がるのです。

「♪君のゆく道は~果てしなく遠い。
 なのに、なぜ、歯を食いしばり~」

 

   <つづく>

 

 
 
 
 

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「光垂れーる」思い出のウラ話・4

2022-04-16 10:06:44 | 舞台・ウラ話

 

<稽古場風景・その1>

 

――チラシ――

はい。こちらが稽古場の入口です。

 

このチラシ(正しくはフライヤー)や、
プログラム、ブロマイドなどの、

すべてのデザインと撮影は、
サカモンこと坂本健くんの仕事です。

プログラムに載せる稽古場風景なんて、
ほぼ盗撮レベルで撮っていた!

 

ツイートで知りましたが、
チラシのデザインも、
いくつもの試行錯誤があったんですね。

 

そして、この床の柄、
「ん?既視感が」という方もあるのでは?



ぽこぽこさんでの最初の仕事が写真撮影で、

緊張して現場へ行って、顔写真を撮ったところで、

「じゃぁ今度は、床に寝転んで下さい」

「え? ゆ、床??」

寝転んだ私を、
椅子に乗ったサカモンが、
上から撮ったのがこれです。


ちなみに、この写真は、まだ左下に、

椅子に乗っかっているサカモンの靴下が写っています。


この発想の転換、すごいですよね。


もちろん、その日の夜は、

特に念入りにシャンプーしました(笑)



さて、次はそんなチラシの貼ってある稽古場へ入ります。

なんか、意味不明なものが、
イロイロとあるんですよね、稽古場って。

 

   <つづく>

 

 

 

 

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「光垂れーる」思い出のウラ話・3

2022-04-15 16:15:07 | 舞台・ウラ話

 

<驚きの「こだわり」小道具・その3>

これは稽古場の小道具置き場です。

上のかごには、細かいものがまとめられています。

 

といっても、本番に向けて、
どんどんグレードアップしていったので、

今となっては「??」なものもたくさんあります。

  

そして、場所をとる大物類は下に。

 

ウーバーイーツのかばんやら、重箱、
マリーゴールドたくさん、そしてお酒。
 

昨日、覚えておいて下さいといった写真です。

 

それが、いつの間にか、こうなっていた!



これだって、さほど目立つ小道具じゃなかったんですが、

このラベルの雰囲気、いいですよね~。

まぼろしの銘酒、みたいで。

  

と思っていたら、

たまたま美術の山下さんのツイートに発見!

稽古場のころから、このラベルが大好きで、

よく「すごいね~」なんて見ていたんですが、

こうやって全体を見ると、いよいよ素敵ですよね

(細かくて読めないけど、いろいろ書いてある!)

 

      *

 

そして、お酒続きで、これはビール。

 

たしか、親子で飲むシーンでも、これだったような。

 

これもちゃんと写真を撮れなかったのが残念なのですが、

ラベルを拡大してみると、

亀ラベルの「WATANABEビール」!

楽しすぎる

 

これも、人知れずのこだわり小道具ですね。

いや、これはどちらかというと遊び心かな?

 

まぁ結局、どの「こだわり小道具」も、

遊び心があってこそ。

 

でも、あの忙しさの中で、

遊び心をキープするってことが、

本当に難しいんですけどね。

 

      *

 

ってことで、

次からは稽古場のあれこれを。

 

   <つづく>

 

 

 
 

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「光垂れーる」思い出のウラ話・2

2022-04-14 13:41:53 | 舞台・ウラ話

 

<驚きの「こだわり」小道具・その2>

 

<その2>も、またしても、
マイナーなところで(笑)

次はこれでございます。

 

これが登場する、かなり前に、
こんなシーンがありました。

 諭との未来があるかどうか、
 項目ごとに採点しました!

と、理沙がパラッと広げて見せる、
この採点用紙。

 

この簡略バージョンとして、
下の、このシーンに登場したものです。

 

「理沙ちゃんも見つかるといいね。諭の好きなとこ」
みたいな話の前に、

理沙役の長尾純子ちゃんのプランで、
こういうものを出していたんですね。


もちろん稽古では、とりあえず、
白い紙でやっていたのですが、

あるとき、突然これが登場!


稽古場で急にこれが現れた時には、
予想外だったので、思わず読んじゃいました(笑)


これの場合は、
舞台のヘリに座っての芝居だったので、

もしかすると一番前のお客様からは、

なにか書いてあるな~、くらいは、
見えたかもしれません。


でも、せいぜいそのくらいのはず。

だけど、すごくそれっぽくできてるでしょ?


なもので、ぜひご紹介したいと思って、

わざわざ、人の小道具を、勝手に広げて、
写真を撮ってしまいました。


ちなみに、人の小道具を、

用のない人間が勝手に触るのはマナー違反です。

ごめんなさい


   *

そしてこれは自分の小道具。

 

とりあえずの仮の物から、
わざわざ本物の火打ち石を探してくれました。

火打ち鎌?って書いてありますね。
この違い、調べてもわからず。ま、いっか。


時代劇でしか見たことがなかった、
火打ち石に興味シンシンで、

すぐにやってみたものの、

これが意外に難しくて。
実際に火が出る確率は5割位だったかなぁ。

 

でも舞台では、ほとんど見えないんですよね。
切るところが2人の真後ろだから。

といっても、無事を祈ってのものだけに、
客席を意識して、雑なことはしたくない。

見えなくても仕方ないと思っていたのですが、


なんと、火が出ているのを発見して、
コメントを書いて下さったお客様がいたんです!


小道具さんのこだわり、ちゃんと見えてました!

よかったぁ。


   *

そして次はこちら。

稽古場の小道具置き場です。

 

下の方にチラッと見えてる、お酒のラベル、

これをちょっと覚えておいてくださいね。

 

   <つづく>

 

 

 

 

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「光垂れーる」思い出のウラ話・1

2022-04-13 13:43:03 | 舞台・ウラ話

 

<驚きの「こだわり」小道具・その1>

さて、ということで、

スタートは小道具の写真からご紹介いたします。


でもね、しつこいようですが、
私が撮れた写真なんて、ごくごく一部で、

もう、ほんっとに沢山あったんですよ~。

それも、とにかく「こだわり」!

そこをお見せしたいと思います。


ということで・・・、


まずは、昨日もお見せした、
このお化け屋敷のチケットから!

 

関係者が見たら、

「最初に持ってくるのが、これなんかい!」

と思うかもしれませんが(笑)

 

お化け屋敷の前で、お父ちゃんがカッパ(?!)から買う、
あのチケットです。

といっても、あのチケットを見た方、いますか?
稽古場にいても誰も見えなかったと思います。


つまりあれを見るのは、
その場にいる富士夫と諭とカッパ(!)だけ。


であれば、それっぽい紙さえ作れば、
何も書かなくても、まったく問題ない。

普通の現場ならそうします。

なのに、ここまで作ってしまうんです。

写真を撮りそびれましたが、お金もちゃんと、
ぽこぽこクラブのお札が出来上がっていました。

これだって、見るのは使う人だけです。


実はこの写真のチケットは、
千穐楽のあと、
ゴミ袋にポンと捨てられていたもの。

ゴミ袋の中で見つけたので、
思わず拾ってきちゃいました。

一回ぐらい、日の目を見せてあげたくて。


他にも探したいものはあったけど、
懸命に片付けているみんなの中で、

ゴミ袋を引っかき回すことは、
何ぼなんでもできませんでした

 

そして、こういうのもありました。

 

 

   <つづく>

 

 
 
 

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ウラ話、そろそろ始めます(^_^;)

2022-04-12 16:44:10 | 舞台・ウラ話


いや~、もうホントに、どんどん遅れてしまいまして~

というのも、ですね、

いつもなら、稽古スタートから千穐楽まで、

稽古場やら、楽屋やら、舞台の裏側を延々と、


山ほど写真を撮りまくってレポートするんですが、


    今回、写真が少なくて

なぜならば・・・私にその余裕がなかったもので

 

あっ、写真撮りたいっ!と思うと、

「お前~、そんなことやってる余裕あるんか~?」

という心の声が響いてきて(なぜか関西弁)。

「そんなとこではしゃいでいる時間があったら、

   ちょっとでも台本を読み込まんかーい!」


「その前に、ちゃーんとセリフ覚えんかい!」(おいおい)

   ん? なんか私、言い訳してるだけ?

 

でもね、皆さまにご紹介したいものは、
ものすごく沢山あったんです。

いつもよりもずっと多く!

素敵な方たちもたくさんいらして、

うわー、このエピソードは忘れない!
なんてこともあったし。

 

はたまた、稽古場の隣の部屋で着々と作られていた、
小道具やセットや衣裳が、

これがもう、ね、

もう、本当にすばらしくて。


もともと感激屋なもので、

毎日見るたびに大感激しておりました。

小さな小道具ひとつから、妖怪の衣裳の細かい部分まで、
驚くほど丁寧に作りきる、

スタッフさんと美術担当の渡辺さんの、
こだわりの仕事ぶり。

そして、それを手伝うサブキャストたちの頑張りを、


たくさんの方にお見せしたいっ!

と毎日、見るたびに思っていました。

 

ってことで、やっとスタートいたします!

稽古場での話やら、舞台の裏側の写真やら、

思い出しながら、ちびちびアップして参ります。

 

ってことで、今回のタイトルは、

「光垂れーる・思い出のウラ話」ということで・・・。

 

まず最初は、まさかのこんな写真から

 

 

 

 

 

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リモート演劇ウラ話<最終回>

2020-11-07 17:17:19 | 舞台・ウラ話


今回で最後というのに、
なんだか、かなり間が開いてしまいました

ええと・・・、
前回は小道具の話をしてたんですよね。

で、つづく、
 ・・・みたいなことを書いたんですが、

今日のネタは小道具ではなく、消えものでした
つまり、食べて消えるものの話です。



まだ発表されていない第二幕の方に、

定食屋のお客さんが、
パセリを口に入れるシーンがあります。


もちろん、これも、それぞれが用意するわけで、

お客さん役の役者さんも、
ちゃんと数日前にスーパーに行って、
パセリを売っていることを確認。

でも、今日買ったら古くなるからと、買わずに帰り、

あらためて撮影の前日、
スーパーに行くと・・・、


   なぜか、売ってないっ!!!



撮影は、翌日の朝から。

でも、パセリがないと芝居にならない!

青ざめてスーパーじゅうを探し回って、

やっと見つけたのが、お弁当売り場。


大盛りハンバーグ定食の中に、
言い訳のようにクチャッと、
ちっちゃいパセリが入っていたではありませんか!


   やっぱりパセリは飾り・・・。


あ、いや、でも、とにかくあったぁ、と、

そのお弁当を買って、何とか事なきを得たそうな。


これはすでに公開済みの画像ですが、






こんな感じで、別々の3つの画面の中で、
パセリがあっちこっちに移動します。

3ヶ所のどこかで、パセリがないと、
万事休すなんですね(笑)



いや、本当に、リモートって予想以上に大変!

経験してみて、はじめてわかりました。



しかし、キャストよりも、
もっともっと大変だったのが・・・、

撮影・録音担当の演出家、阿部さんと、

映像編集・音響の中村光彩さんのお2人。


たとえば、撮影したままの状態だと、
映像の口の動きと、聞こえてくる声に、
微妙なタイムラグが生じるらしいんですね。

なもので、撮影中に、
別に声も併せて録っておいて、

見たときに、口の動きと声がぴったり合うように、
後で音をかぶせていったのだとか。

こんな大変な作業があるなんて、
夢にも思いませんでした。




おかげさまで作品は、
再生回数がどんどん上がって、
今日の段階で、600回を超えました!

ただ、私みたいな高齢者は、ゲームも何にも知らないし、
旬のこともわからないので、
本当の面白さはわかってないんじゃないかなぁ、

せっかくの笑えるツボを、
たくさん見逃しているんじゃないかなぁと。
と思いつつ見ております。

どうぞ皆様も、
よろしければ、見てやって下さいませ。


パセリ農家の悲願
(第一部のみのデモ版。完全版は近く公開予定)





   <おわり>





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リモート演劇ウラ話<その10>

2020-11-05 00:02:21 | 舞台・ウラ話

大脱線しましたが・・・、
ええと、その前は、


その日の撮影開始早々に、演出家が、
「なんか変な音しない?」
と言い始めて・・・。

確かに、音がするものの、
音の出所はわからずじまい。


   そこで・・・、


「暑いけど、ちょっとエアコン切ってみて」

との演出家の鶴の一声で、
全員、エアコンオフに。


「あ、音が止んだ。
 じゃぁ、ちょっと、このままで撮影しよう」

これも、鶴の一声!



   ただね・・・。

これを撮影したのが、
あの殺人的な猛暑の時期!

当然、部屋も閉め切っています。

閉め切った部屋で、エアコンを切って、
パセリ役の3人は、何度も何度も、
卒園証書を投げてキャッチを繰り返し・・・、


その結果の画像がこちら・・・。




  なんと・・・


その汗だくの苦労の映像は、採用されず、

その映像の音だけが残って、
画面はイラストに代わっていたという



映像はカットされるという話はよく聞きますが、

ここでもやられたか・・・。

あんなに汗だくでキャッチしてたのに・・・。


舞台は、公演中にシーンカットなんて、
まずないものなぁ。
映像、キビシい!



そうかと思うと、突然、
「小さい卒園証書を」
と言われて、
ハサミでチョキチョキ切って作ったりと、



このあたりは、家にいるから何でもある!


稽古場だと、ハサミひとつ、
手に入れるのも大変ですから。



ただ、思わず笑ってしまった、
想定外の話もあって・・・。


   <つづく>






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リモート演劇ウラ話<その9>

2020-11-03 15:00:06 | 舞台・ウラ話

うーーん、
普通に舞台のウラ話になりつつある・・・

でも、ま、せっかくなので書いちゃいます。


もうずいぶん前になりますが、
自分たちの本番が、
お祭りの時期と重なったことがありました。

つまり、劇場の目の前を、
お神輿とお囃子が賑やかに通る、という・・・。


といっても、普通の劇場なら、
しっかりと防音対策がされているので、

工事であろうが、お神輿であろうが、
劇場の中に聞こえる事はありません。


ただ、その劇場は、できたばっかりで、
何かと不備が多かったんですね。


劇場のことを、あんまり知らない人が作ったのか?
とみんなで話していたのですが、


なんと、劇場の壁の一部がガラス張り。
つまり、ガラスだけだったんです。

そりゃ劇場の壁がガラスだったら、
外が見えてきれいですけど、
防音という意味では、これは無茶です。

その劇場も、その後、すぐに直しましたが、
とにかく、そのときはどうしようもない。


いや、普段は、前の道も細いし、
人通りも少なく、あまり問題はなかった。

実際、小屋入りの日は静かだったんです。

それがたまたま本番の日から、
お祭りに当たってしまった!

劇場側もそこまで把握していなかった、

・・・って、それで済む話じゃないだろう!



それも、そのときの芝居が、
静かな部分の多い作品で・・・。


じっと動かず、無言の時が流れる。

・・・なんてシーンで、

  ピ、ピ、ピーヒャララ、どんどんツクツ、
  わっしょいわっしょい!


これじゃあコントです



でもこれ、今でこそ笑えますが、
その時は本当に頭を抱えました。

結局、主宰が、劇場側に猛烈に文句を言って、

確か劇場の前を通る時間をずらしてもらったか、
何かそんな話だったと思います。

しかし、こういうことって、

・・・って、

  ・・・いやいやいや、

もうこれ以上は書きません


果てしなく話がズレる前に、

また明日から、元にもどりまーす




  パセリたち 



   <つづく>






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リモート演劇ウラ話<その8>

2020-11-02 13:39:43 | 舞台・ウラ話

まだあるんです。
リモートウラ話。

お次は小道具でゴザイマス。


あ、でも、小道具の問題は、
最初から、わかっていました。

で、どうするんだろうなぁ、と思っていました。


だって、普通の芝居なら、

目の前の相手に「はい」と渡せばいいものが、
   ・・・相手がいない

「はい」ともらうにも、
   ・・・ブツがない


これの解決法は実にシンプルで、
「同じものをそれぞれで用意する」

ま、それ以外ありませんよね。


たとえば、最初に、
「卒園証書」なるものが出てくるんですが、

これは「A4の紙を丸めて緑のリボンで結ぶ」
という指示の元、それぞれ用意しまして、



それが上から落ちてくるというシーンでは、
自分で放り投げて、キャッチした部分だけを使う、
という方法で、うまくいきました。


はい。
パセリ役の3人は、何度も何度も、
丸めた紙を上に放り投げて、

まるで落ちてきたかのようにキャッチ!
を繰り返しました。



そう。
それ自体は、何も問題もなかったのです。



ただ、この撮影の前から、演出家が、

「なんだろう、この音。
 なんか変な音しない?」

と言い始めて・・・。



確かに、耳をすましてみると、
低く「がーーー」という音が聞こえている・・・。

でも、誰の家も、
周りで工事はやってない、とのこと。

工事じゃなくてよかったね、と言いながら、
しばし、それぞれの家で音の場所を探したのですが、
結局、わからずじまい。



だけど・・・、

その時、ふと思いました。

これが工事だったら、どうしたんだろう?



工事をやめさせるワケにはいかないし、
撮影をやめるワケにもいかない。

どうするんだろうなぁ、こういう時。


そういえば、

もうなくなってしまった劇場なのですが、
お祭りとぶつかったことがあったんですよね~。

 

・・・って、うわーー、

   これ、大脱線の予感~~~



   <つづく>






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