雨宮日記 7月10日(土) 納豆の日です
昨日の続きで「7月10日 納豆の日」再論です。
「納豆って何?」と聞く日本人はいないと思いますが、子どもたちに「これは大豆(だいず)を発酵させてつくる」と言って、信じる子どもたちがどれくらいいるでしょうか。
大豆は、芽が出たばかりのは「もやし」で、まだ豆が青いうちは「枝豆」で、豆を煎って食べたり、雨宮家では醤油(お酒を少し入れる)に浸しておいて煮て、おいしい「醤油豆」になります。
臼で引いて粉にすると「きなこ」になり、発酵させて納豆にしたり、加工して味噌・醤油・豆腐にします。
納豆は中国渡来と信じている日本人もいるかもしれませんが、中尾佐助さんらの研究で、納豆などは東南アジアから中国南部・日本に至る「逍遙樹林帯」に分布して、ジャワでは「テンパ」、ヒマラヤでは「キネマ」といいます。
納豆だけではなく、こんにゃくやスシも、この「納豆大三角形」にある文化要素です。
これらは東アジア特有の文化で、西アジアやヨーロッパでは豆を目を出させて食べたり、発酵させたり、加工したりする文化はないようです。
(以上は加藤文三さん著『民謡歳時記 上』青木書店、1980年、p68~70によります)
京都の立命館大学の平和博物館の館長代理の安斉育郎さん(自称・おだいりさま)は西欧人の平和活動家が京都に来ると、必ず和料理の店へ行ってねばねば「納豆」を食べてもらうんだそうです。
その人が「うわあ、こりゃ、なんじゃ」という表情をすると
「NATO(なとー)軍事同盟よりはいいでしょう」と突っ込むんだそうです。
ぼくも納豆や豆腐は大好きです。
昨日の続きで「7月10日 納豆の日」再論です。
「納豆って何?」と聞く日本人はいないと思いますが、子どもたちに「これは大豆(だいず)を発酵させてつくる」と言って、信じる子どもたちがどれくらいいるでしょうか。
大豆は、芽が出たばかりのは「もやし」で、まだ豆が青いうちは「枝豆」で、豆を煎って食べたり、雨宮家では醤油(お酒を少し入れる)に浸しておいて煮て、おいしい「醤油豆」になります。
臼で引いて粉にすると「きなこ」になり、発酵させて納豆にしたり、加工して味噌・醤油・豆腐にします。
納豆は中国渡来と信じている日本人もいるかもしれませんが、中尾佐助さんらの研究で、納豆などは東南アジアから中国南部・日本に至る「逍遙樹林帯」に分布して、ジャワでは「テンパ」、ヒマラヤでは「キネマ」といいます。
納豆だけではなく、こんにゃくやスシも、この「納豆大三角形」にある文化要素です。
これらは東アジア特有の文化で、西アジアやヨーロッパでは豆を目を出させて食べたり、発酵させたり、加工したりする文化はないようです。
(以上は加藤文三さん著『民謡歳時記 上』青木書店、1980年、p68~70によります)
京都の立命館大学の平和博物館の館長代理の安斉育郎さん(自称・おだいりさま)は西欧人の平和活動家が京都に来ると、必ず和料理の店へ行ってねばねば「納豆」を食べてもらうんだそうです。
その人が「うわあ、こりゃ、なんじゃ」という表情をすると
「NATO(なとー)軍事同盟よりはいいでしょう」と突っ込むんだそうです。
ぼくも納豆や豆腐は大好きです。