雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 7月16日(金) 「N子さん七変化(しちへんげ)」

2010年07月17日 05時48分38秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 7月16日(金) 「N子さん七変化(しちへんげ)」

 今週は暑くて暑くて、ぼくの父親が食欲不振・便秘で4日間、お医者さんに通いました。父は耳が聞こえなくなっているし、高齢なので、まだ仕事に行かないN子さんが毎日つきそってくれました。
 N子さま、ありがとうございます。
 あんまり頼りにならない実の息子より、頼りになるのはN子さんです。

 3月末に介護の仕事をやめて、最近、介護の仕事を探し始めていたのですが、急に、ある方から「N子さん、おねがい、ピンチなの。こういう仕事をしてほしい」と言われて、来年4月までの期間限定ですが、ある事務所の事務員をすることになりました。
 
 N子さんも、ぼくも、まあしょうがないかと、苦笑いですが。
 「ゲド戦記」シリーズの主人公の1人であるテナーが、強姦され顔を焼かれた少女のテハヌーを引き受けたり、ズタボロになって戻って来た「定年退職」の中年男性ハイタカを引き受けたりするようなものです。
 自分で選択するわけではありません。
 「事態」が勝手に目の前へ来て「私を引き受けなさい」と、強要するようなものです。

 N子さんが保母(今は保育士と言います)で保育園の「主任」だったころ、「主任七変化」という言葉がありまして、まあ、ようするに、雑用で、必要に応じて何でもやれと言うことですね。
 ぼくは「N子七変化」と言い換えて使っていました。
 ① 「朝は嫁で、昼は保母で、夜は母、夜中、ときどき妻(ほとんどなかったか)」 
 ② 「昼間は主任、夜は労組委員長や老妻裁判事務局長、短期間で候補者、突然、園長…」

 自分に支配権・選択権があってやっていることではないですね。それはN子さんの日常生活も、ぼく雨宮の日常生活も同じです。

 うわ、今日も、まだあのちらしの原稿ができてないし、あの名簿ができてない。
 昨日、Uさんに言われた「国保の実態調査用紙」も早く作らないと。
 
 きのうは、午後、中区上島2丁目で、今年初めてセミが啼きました。
 シャーシャーシャーとクマゼミでした。
 嬉しくなって、N子さんに夜、話しました。

 「夏だね!クマゼミが啼いたよ」
 「そうね!今夜は、夜空も、すてきな夏の空ね!」
 黒い空に白い雲は、アニメ「天空の城ラピュタ」の冒頭シーンの夜空のようです。