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ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

エクイサージュ

2024年11月08日 07時07分05秒 | 高齢馬のケア
エクイサージュは馬用のマッサージ機です。
クラブでは以前から使用されていましたがクー太郎は使ったことがありませんでした。
水曜日にエクイサイクルのIさんが来られるとのことで、みてもらいました。

最初にクー太郎の年齢(31歳)と伝えると、「それだけで凄いですよね」と言ってくださいました。
また、クー太郎の立ち方、右後肢への負重は、両前の蹄葉炎が原因でしょう、とのことでした。

早速エクイサージュ…、と思いきや、Iさんはまずクー太郎と仲良くなるための念入りなコミュニケーションタッチから始まりました。
驚いたのは、鼻の穴にたまったカス(いわゆる鼻くそです)を指で取りました。
クー太郎の鼻は、左側が白い(鼻白)なのですが、そちら側は白いカスが、黒い鼻のほうは黒いカスがでてきました!(そういうことが多いのだそうです)
私も指を入れてみましたが、クー太郎は嫌がることはありませんでした。

顔を触り、クー太郎の反応を見ながら、気持ちの良いところは暫くじっとする。
ほんとうに微細な反応も見逃さず、そのうちにクー太郎が深呼吸をし出しました。
リラックスしているのだそうです。

さて、クー太郎の準備が整ったところで、エクイサージュです。
背中をマッサージしながら、ハンドパックと呼ばれる小型のマッサージ機で肩や腰、臀部、股関節周りを施術してもらいました。

クー太郎の気持ちよさそうな顔や仕草をみていたら、続けて使用したくなりました。
早速、昨日からM2さんにやっていただいています。
クー太郎が少しでも快適に、苦痛なく過ごしてくれたらよいと思います。
この日はお昼前に痛み止めを飲ませて帰ってきました。

エクイサージュのYouTubeは↓



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噛もうとする理由は?

2024年11月05日 07時01分35秒 | 高齢馬のケア
クー太郎はもともと噛み馬だったようで、競走馬時代は頭にボンボンをつけていました。
咬癖(こうへき)は蹴癖(しゅうへき)よりも人に対して攻撃的と言われることもありますが、乗馬になってからのクー太郎は、普段はとても素直で、強いて言えば、体を触られることが嫌だったみたいで、お手入れの時はよく噛もうとしてきました。
あとは、馬房にいるときに 手を出すと噛むくらいでした。
その噛む強さが普通に痛いので、そのたびに「痛い」と言って教えると、痛くなく噛めるようになりました。
興奮すると抑えられずに強く噛むこともありましたが。

そしてここ1-2年、ことあるごとに噛もうとしてくるようになったように思います。
馬房に入るとき・出るとき、プロテクターをつけているとき、顔や体に障ろうとしたときなどなど。
そんなこんなで私の体は痣だらけです。
ただ、その時に、わざと手を口に持って行くと、噛まずに咥えるだけ、なのです。

何かが気に入らないとか、痛いとか、敏感になっているとか、そんな理由があるのでしょうか?

それでも可愛いクー太郎です


朝、痛み止めを飲ませました。
昨日は昼飼いを食べ終わったあとで、ずーっと大絶叫で私を呼び続けました。
気晴らしに洗い場に出て、戻ってからも啼き続けるので、キューブを2-3個飼い桶に入れて帰ってきました。

今度は水曜日にマッサージ機の先生がこられるとのことで、相談しに行きます。
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出好き

2024年11月03日 13時53分14秒 | 高齢馬のケア
昨日は一日中雨でした。
クー太郎は私の気配を感じて大絶叫。
(あ、これは毎回のことです…)

食欲もあり、切り乾草から粉になって食べるのも早くなり、退屈になると外に出る出ると啼きます。

でも、昨日はさすがに厩舎の外には行きたがらず、引き運動と蹄洗場で過ごしました。

昨日の発見は、朝引いているときに、やはり後肢の捻りはあるのですが、頚を右に少し傾けて左肩を前へ、的な感じで歩かせてみたら、捻りが激減しました。
姿勢も関係しているような気がします。


私の腕の中

そして今日は晴れました!
ただ…、ハエも元気です。

後肢の捻りは一番ひどい時よりも落ち着いていて、姿勢によっては捻りが殆どなくなったりします。
馬房での立ち姿はほとんど変わらず。
裏堀りで右後肢を上げるときは、左側に押すようにすると安定します。

昨日の朝は痛み止めを飲ませましたが、今日は飲ませずに様子をみます。

気分転換中



メンバーさんに黒糖いただきました
よかったね!
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寂しくなります

2024年10月31日 06時42分30秒 | 高齢馬のケア
昨日はクー太郎の担当Hさんの最後の勤務でした。
Hさんのことは、第2のママと勘違い?していたクー太郎。
Hさんがいると啼いて呼んだり、コーフンしながら歩いたり。

お散歩してもらったり、元気なころは放牧してもらったり。
そして、するどい観察眼で、微細な変化にもすぐに気づいて対処してくれました。

私が安心して働けたのもHさんのお陰です。
クー太郎もストレスなく過ごしていたと思います。

私は今後もHさんと会うことができますが、クー太郎はもう会えないでしょう。
後任はM2さんになり、ベテランでお仕事をキッチリされるかたなので安心してお任せできますが、クー太郎の喪失感を想うと、胸が痛みます。
これからは私もなるべく多く会いに行くようにしたいと思います。

昨日も朝から元気なクー太郎でした。
土曜日、日曜日、月曜日にプレビコックス1錠を飲ませ、火曜日は馬休日でお休みしたあと。
昨日の朝は右後肢の捻りが軽減していました。
薬の効果というか、どこかに効いているのかな、と思います。

そのあと、薬を飲ませて、お手入れとマッサージをして、お散歩をして帰ってきました。
そして午後に再度Hさんに引いてもらったところ、朝より右後肢の捻りが強くなっていたそうです。
薬は今日のお昼にも混ぜてきました。

これらを踏まえて獣医さんに相談していこうと思います。



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右後肢の捻り

2024年10月28日 06時51分26秒 | 高齢馬のケア
装蹄後、元気に歩けるようになってから、少しずつ気になりだした後肢の捻り。
Hさんいわく、21日の月曜日あたりから酷くなってきたようです。

観察していると、右後肢にずっと負重しています。
そのために、疲れてしまっているのだと思いました。
右後肢に負重している原因は、考えられるのは左後肢に何かがあって庇っているのでしょうか。
もしくは、バランスが悪くてそうなってしまうのか。

いずれにしても、少しでも苦痛が和らぐのであればと思い、試しに痛み止めを飲ませてみることにしました。
翌日はあまり変わりなし。
とりあえず、暫く続けて水曜日にまた判断することにしました。

元気はあります。
外にも出たがりますが、虫が多くてすぐに退散
食欲もあり、下にこぼれた餌を探すしぐさもあります。
やっぱり、涼しくなってくるとエネルギーを使うんですね。



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速歩に苦戦

2024年10月28日 06時50分22秒 | 高齢馬のケア
土曜日のチャンさんレッスン。
いつものように長めの手綱から、折り合いをつけつつ詰めていきました。
以前よりも時間はかかりますが、何とか頭頸の位置を安定させてから、駈歩。

ところどころ小さめ(と言っても直径10mくらい)の巻き乗りをしながら、外方ハミと馬体の正しい姿勢を確認しました。
そして反対駈歩をしたさいに、後肢の踏み込みが良くなってきたので、苦手な左手前から右手前の踏歩変換。
後肢は遅れながらも変えようとしてくれました。
この日は少し欲張って、もう1回トライ。
今度はなかなか後肢が変わりませんでした(最終的には変えましたが)
そしてもう1回。
最後は詰まりつつもちゃんと変換してくれました!

その後は常歩ピルエットで2回ずつ、いずれもOK。
そして速歩。

速歩が最近ハミの収まりが今一つで苦戦しています。
この日は特に右手前で頭をあげられることが多く、輪乗りで暫く調整しました。
良いかなー?と思っていると、頭をあげられる、の繰り返しで、終わり時がわからず、思わずM2さんに、「いつ終わればいいですか?」と聞いてしまいました。

自分が思ったところで、最初より良くなっていたらOKとのことで、暫く安定したところで終わりました。

昨日はここで顔だけ日向ぼっこ


昨日見つけた石
層になっているのがわかりました。
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馬の整体

2024年10月14日 19時54分11秒 | 高齢馬のケア
クー太郎、土曜日、日曜日とも快調でした。
が、スタスタあるけるようになって、右後肢の捻りが強くなっているようにみえました。
マッサージをしても変わらず…

そして今日、整体をしてもらいました。
凄いのは、クー太郎の馬体を見て、痛いところがすぐに分かったこと。
施術は、右大腰筋、頚椎の3-5から伸びる神経をつなげる、横隔膜の位置を治す、下顎骨折でずれた骨を治す、という感じでした。
馬の整体でもハンマーで叩くことはない、本当にソフトな整体です。


終わってから、歩かせたほうが良いのか聞いてみたら、リラックスして副交感神経を働かせることで、自然治癒力を引き出させるほうが良いとのことで、そのまま馬房でゆっくりしてもらいました。
今度は水曜日に行きます。

終わった後

穏やかな顔です

施術中の優しい声掛けが、私がいつも受けている人間ドックの腹部エコーの技師さんの声掛けに似ていて、私まで眠くなってしまいました(笑)

素人の私にできることは、神経を整えるために皮膚を撫でること。
10秒くらいのものを頻繁にすると良いのだそうです。


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覚醒

2024年10月07日 06時34分30秒 | 高齢馬のケア
クー太郎、蹄の痛み?違和感?が軽減したことと、涼しくなってきたことで、まるで別馬のように元気になってきました。
今まで我慢してきた時間を取り戻すぞ、という感じです。

馬房から出るときの第1歩目から跛行はなく、歩く速さも普通のお馬さんより速いくらい。
そして、これまでは馬房に入るときにも跛行していましたが、それがなくなりました。
外に出たいと興奮して馬房内を回るスピードも速くなりました。
洗い場での回転も以前よりスムースです。

外に出るとハエが多くて、虫よけ馬着を着ていてもイライラして落ち着かず、動きが早くなった分、引き手を外すことができません。
なのでお散歩中の写真を撮る余裕もなく…。

こちらはMさん撮影の写真
ハエの少ない場所で

寝てます

こういう時間は今まで通り。
やっぱりお爺ちゃんです(笑)

昨日も朝から霧雨だったので、馬房掃除をしてからお散歩に出ましたが、ハエが嫌でそそくさと戻ってきて、そのまま引き運動。
朝飼いを食べている間にグルーミングとマッサージ。
それが終わるとまた「出る出る」と啼いて、お散歩、ハエ、戻って引き運動。

以前よりも活動量が増えています。
そして、すでに始まっている換毛。
獣医さん曰く、換毛もエネルギーを消費するのだそうです。

自分でもわかっているのでしょう、飼いは完食しています。
アルファ切り乾草からアルファとチモシーミックスの粉に変わりましたが、そちらも完食しています。

こちらはお昼ご飯
お昼はリンゴ酢とサプリ2種があるので豪華です(笑)

これからの季節はエネルギーを消費するのでまた馬体を見ながら調整します。
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元気に歩けるようになりました -診察と装蹄-

2024年10月05日 17時17分44秒 | 高齢馬のケア

火曜日は獣医さんの診察でした。
結局、鍼治療はなし。
右肩の震えも治まっていて、凝りも少し良くなっているし、立ち方も良くなっているとのことでした。
頚の付け根から肩の筋肉は繋がっているとのことで、その辺りからもみほぐすと、クー太郎は気持ちよさそうにムニャムニャしていました。

そして、あらためて14日にマッサージの手配をしてくれました。
一度みてもらって、日常生活のアドバイスも頂けるとのことです。

この状態であれば後肢の鉄もつけられそう、ということで意見が一致しました。
いずれは鉄を外すときがくるけれど、その場合は、裸足にしたあとで蹄が削れて小さくなることを見越して、少し伸ばしてから外すと良いそうです。

そして、水曜日に装蹄。
あさイチで後肢の鉄を着けてもらいました。
Oさんには「リズムが狂うから最後」と言われたのですが、「一番で!」と譲らず(笑)
その代わり、前肢は一番最後になりました。

(後肢)ちゃんと立っています

削蹄はOさんが、鉄はHさんが打ってくれました。
Hさんに「不安定でしたか?」と聞くと、「いいえ」と。
普通だったようです。

そして2時前から前肢です。
右前

内側の赤い部分は血斑と言われました。
どうして血が出ているのか聞いたら、血ではないのだそうです。
何かで圧迫されていたようです。

右前の写真を撮ろうとしたら
こういうことするお茶目なOさん(笑)

今回は、右前もキャストを巻いてからロッカーを打ちました。
キャストを巻く前に、ACSを外側の蹄壁の欠損部に補填しています。

そして左前。
なんと、左前の写真を撮り忘れましたー(泣)
見た目は前回と変わらず、両サイドはあまり伸びていませんでした。
内側の鉄を打つときは、痛そうにしていました。

終わってから、痛み止めを1錠飲ませて帰りました。
そして翌日、とても歩様が良いと担当HさんからLINEがあり安心しました。
昨日も調子よく、そして今日もとても元気でした。


嬉しくて、Oさん、獣医さん、担当Hさんに動画を送って報告しました。
「素晴らしい」、「グレイト」という返信やスタンプが返ってきて、さらに嬉しくなりました。

そして、最近メンバーになられたOさんは、クー太郎を見て「感動した」と言ってくださいました。
歩いていても、「痛っ」というようなこともなく、これまで慎重に歩いていたのが、自信に満ちた歩きかたになりました。
本当にクー太郎のためにあれこれ考え施してくださる皆さまに感謝です。
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震えが治まった⁈

2024年09月30日 06時03分22秒 | 高齢馬のケア
クー太郎は、先週水曜日に薬を飲ませて、木曜日はものすごく元気でHさんを引っ張るほどだったそう。
金曜日も歩様は問題なかったようです。

土曜日、少し左前の蹄底が痛そうに見えましたが、歩いていると普通になってきました。
そして、右肩の震えが殆どありませんでした。

獣医さんに相談をして、明日、鍼治療をしてもらうことになっているのですが、
どうして急に治まったのでしょう?
変わったこととしては、気温が下がったこと、下痢が治まったこと、くらいです。

以前の右前の震えも、飼いが食べられなかった時期と重なっているので、何か関係があるのかな?と思ってしまいます。

よくわからなくなってきましたが、震えが治まったのは良いことです。

久しぶりに小さな石が出てきました。





昨日はデリケートゾーンをお手入れしました。
最近、おしっこをする時にお〇ん〇んを伸ばさずにすることが増えてきました。
面倒なのか?間に合わないのか?
デリケートゾーンがアンモニアで汚れていたり、におったりするので清潔にたもつよう心掛けています。
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