一昨日から、東京に通っています。
ホメオパシーの2年次、後期授業のためです。
子どもがいるので、泊まり込むことも気がねがあるし、それより何より、家に戻ってホッと出来るというのは、いくら往復に時間がかかっても良いものですね。
さて、羊飼い、かねてより自分のことをかなりの変わり者と思ってきました。
若いころは、普通だと思っていた時期もありましたが、結婚して子供を持つと、自分のスタンスがいかに他の人と違うか、浮き彫りになり、はっきりしてきたのです。また、家庭があり子どもがいる主婦では、自分ががんじがらめのような落ち着かない気分がいつもありました。
それでかなりの日々を苦悩して過ごしてきました。
今回のホメオパシースクールは、ある意味私の集大成でもありました。
それこそ、山のようなお金がかかります。旦那の少ない給料で切り詰めて生活している身で通うことなど到底無理。学費稼ぎのために、フルタイムの仕事にまでつきました。
そして、理解が得られない夫婦の問題もありました。勉強をすることで犠牲にするもののあまりの多さ。
現在もそうですが、3日間、金土日と通うためには、実家の母にも協力してもらわねばならず、妹も弟も総動員。しまいには、恩師である先生にまでバス停までの送迎をしていただく羽目にもなっています。
そうまでして、私は続けたかったんですね。
今年、スクールである騒動が持ち上がり、それでなくとも八方塞がりの状態がさらに右も左もわからない状態になっていました。しかも、私の職場でのいざこざと、退職騒動もありました。
今年もいつもの年に劣らずハプニングの連続で・・。
最終的に私の出した結論は、続けること。それはR先生を信じるということです。
なんであれ、R先生に教えていただくことがとても楽しかった。他の方では考えられないからです。
結局、スクールも30人以上いた方が、19名と減ってしまいました。よそに移る方もいたり休学される方もいたのです。
そして、臨んだ授業。意外なほどに穏やかに時間が流れていきました。ある意味、みな同じ思いで残った方たちなので、トラブルはありません。
嬉しい思いで、迎えた昨日2日目・・・・
R先生がひとことおっしゃいました
「あなたたちは、この騒動を生き抜いてここに通う決心をした、ある意味サバイバーなのです。・・・・」
・・・・。そうか。
私はサバイバーだったんだ。
それがいいかどうか、良いか悪いかではなく、そうなんです。
自分のスタンスがようやく見えてきました。なぜ苦難があればあるほどそれに立ち向かっていくのか。
ラクだと思う方向に進んだことなど、思えば一度たりともありませんでした。
いいも悪いもなく、それが私のサバイバーとして運命づけられた方向性なんですね。
先生のおっしゃることに耳を傾けながら、身の引き締まる思いでした。
これからの日々。私はそうやって自分の道をサバイバルしていく。
子羊たちよ、しっかりとママについておいで。
これからも、しっかりと学びたいと思っています。