自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

11月25日

2011-11-25 | Weblog
BS日テレがすごい。【フライデースペシャル 火曜サスペンス劇場】どっちやねん。



普段から思いついたことを整理せずにつらつらと書きこんでいますが、今日はいつも以上に整理されていないと思います。もう腹が立って腹が立って…。イラッ☆って感じ。先月のブチギレほどじゃないけど。

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは改札を出て会社に向かったと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか蹴られていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゛  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゛T´ '"´ /::::/-‐  \    酔っ払いだとか足が当たっただとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

いつも通り朝起きて、いつも通り家を出て、会社そばの駅に着いたのです。一部の自動改札って、入る方と出る方が両方あるでしょ?そこから私が出ようとしたときに、入ろうとした人と鉢合わせになりました。ほぼ同時にタッチしたのですが、あちらが突入してきたので道を譲ったところ、改札が閉まりました。どうやら私の方が早かったらしいので、先に出るよ。しかし、あちらは道を譲らず。わけわかめ。『すいません』と一声かけて押し出しまして、さあ出勤しようと思ったら、背中に衝撃。うん、蹴られた。

勢い的には大したことなく、友達を冗談で蹴った程度。駄菓子菓子、だがしかし、蹴られて黙っているわけにもいかない。頭に血が上ってしまい記憶が曖昧ですが、『何をするだー!』みたいなことを言って相手の胸倉をつかみました。そしてちょっと冷静に。胸倉を掴む行為は、暴行罪とされる可能性があった気がする。落ち着け、オレ。あの時と違って元同居人の援護は無い、自分でなんとかするんだ!相手の服を掴んで『あんた今蹴りましたよね!?ちょっと駅員さんと話しましょうか』と、通路脇に強制連行。『お前がぶつかってきたからだろ!』と反論はされましたが、抵抗はされませんでした。ちょっと意外。

通路脇で『蹴ってんじゃねーよ』『お前こそぶつかってきてんじゃねーよ』と口論を始めると、警備員さんと駅員さんが到着。よし、冷静な話し合いになれば、こっちには非は無いから勝てる!そう思っていた時期が俺にもありました。

駅員「どうしました、何がありました」
ア「そこの両方から入れる改札で鉢合わせになりまして、私が出たところ蹴られました」
相手「はぁ!?勝手なこと言ってんじゃねーよ!」
ア「じゃあ貴方は貴方の意見を言ってくださいよ。私は言いましたよ」
相「オレが入ろうとしたらぶつかってきたんだよ」
駅「あー…よくあるんですよねぇ、そういうトラブル。ここはお互いに謝って終わりにしませんか?」

このとき、私の足はガクガク。gkbrですよ。明らかに武者震いではなかったね。しかし駅員さん、めんどくさいからってその対応は無いよ、オレ怒ってるよ。

ア「イヤです。こっちは蹴られているんですよ」
相「だからおめーがぶつかってきたんだろうが」
駅「わかりました、蹴ったのは事実ですか?」
相「蹴ったよ、こいつがぶつかってきたから」

あれ、意外とあっさり自白した。ちなみに相手は30前半くらいの、スーツ姿の会社員。

駅「どうすれば納得できますか?」
ア「蹴ったことを謝ってくれればいいです」
相「やだよ、おめーむかつくんだよ」
ア「なんなんですか、どこがですか」
相「その喋り方がむかつくんだよ!」
ア「じゃあ筆談でもしますか?それともメール?」
相「そういうのがむかつくんだよ!」
ア「ええ、今馬鹿にしましたから」

おー、意外と毒舌吐けている自分にビックリ。

駅「えーと、状況としてはどちらがどっちから…?」
相「オレがこっから入ろうとして」
ア「私がそこから出ました」
駅「じゃあまだ入っていないんですね?入場記録を確認しますのでお待ちください」
相「入ってたらどうしよう」
ア「たぶん入ってませんよ、貴方が入ろうとして閉まったでしょ」
相「ん?」
ア「いや、いいです」
駅「入場記録はありませんでした」

なんだろうこの人、そんなに悪い人じゃない気がしてきた。蹴った後も素直だったし、むかつくを連発するけどある程度会話できるし。むしろ意外と話しやすいし。

駅「困りましたねぇ…このままだと警察に行くくらいしか…」
ア「警察で構いませんよ、私はこの人に蹴られているわけですから。立派な暴行罪ですよ」
駅「でも時間がかかりますよ」
ア「いいですよ」
駅「あなたは…?」
相「やだよ、時間かかるとか」
ア「じゃあ謝ってくださいよ。それで終わりにしましょう」
相「なんでお前に謝らなきゃいけないんだよ、むかつくんだよ」
駅「ここはお互い謝って、終わりにしませんか?」
相「……。やだ。こいつむかつくんだもん」
ア「わかりました、警察行きましょう。お巡りさんの前で決着付けましょう」
駅「いや、でも、警察行っても同じことですよ」
相「なんでお前のために時間作らなきゃならねーんだよ」
ア「じゃあ謝ってくださいよ」
相「おめーがぶつかってきたんだろうが、なんで謝らなきゃいけねーんだよ」
ア「私がぶつかったことは認めますよ。でも私は『すみません』って言いましたよね?」
相「しらねーよ、お前がぶつかってきたんだろっつーの」
ア「私がぶつかりました、そして謝りました。貴方は蹴りました、謝っていません。フェアじゃない」
相「だいたい、オレが来るところ見えただろうが」
ア「見えましたよ、それは貴方も同じことですよね?」
相「お前が隣に避けりゃよかっただろうが」
ア「だから、それは貴方も一緒でしょう!」

話が超平行線。相手の主張は『こいつがぶつかってきた。むかつくから謝らない』。私の主張は『ぶつかったのはお互いさまだから譲る。だが蹴ったことは謝れ』。お互いに譲らないよ。あと、私は力説すると身振り手振りをする癖があるのですが。

相「その手がむかつく」
ア「(腕を組んで)じゃあこれでいいですか」
相「その言い方もむかつく」
ア「すみません、普段からコレなもんで。きっと職場でもむかつかれているんでしょうね」
相「それは…知らんわ」

このやり取りが面白くて思わず笑ったら『笑ってんじゃねーよ』と言われました。

駅「このままじゃ埒があかないので…」
ア「だから、警察行きましょう。交番でも愛宕警察でも」
駅「警察行っても、結局同じことですよ」
ア「そうしたら告訴します。私は蹴られているんですから」
相「だからお前からぶつかってきたんからだろうが」
ア「じゃあ貴方も告訴すればいいじゃないですか、裁判しましょうよ」
駅「いや…裁判は…時間もお金もかかりますよ…?」
相「あんたそれでいいのかよ?」
ア「いいですよ、正直裁判に興味ありますから」
駅「困りましたねぇ」
ア「私はあなたの謝罪でも口論の継続でも警察でも裁判でもかまいません」
相「だからやだっつーの!」
ア「あなたねぇ…社会人でしょう!?あれもイヤこれもイヤって、なんなんですか!貴方も解決策を出しなさいよ!」

こんなこと言える自分に驚き。10分近くの口論で、お互いだいぶ冷静になってきたおかげかな。さっきから同僚が何人か過ぎ去っていくなぁ。みんな見て見ぬふりしてるけど。助けろよ。

相「警察行ったら時間かかるんだろ、あんたいいのかよ」
ア「構いませんよ。打合せはキャンセルしてもらいますから」
相「打合せ?」
ア「あ、いや、こっちの話です」

なんか向こうは疲れてきたっぽい。まぁ、10分間『お前むかつく』『謝れ』『お前がぶつかってきた』『いや、あんただ』の繰り返しですからね。オレも飽きてきたよ。怒るって、体力要るなぁ。

駅「貴方は謝ってもらえればいいと」
ア「はい」
駅「ね、じゃあここはひとつお互いに謝って」
相「うーん、でもこいつむかつくんだよあなぁ」
駅「このままじゃ解決しませんし」
相「だいたいさぁ、お前はむかつかないのかよ?」
ア「超むかついてますよ。でもむかつくだけじゃ解決しないでしょう」
駅「ね、ここは謝って」
相「だってこいつが突っ込んできたから」
ア「それはお互いさまでしょう」
相「だからお前が避ければよかったんだよ」
ア「だからそれも…やめましょう、平行線ですから」
相「あんたホントに裁判でもいいの?」
ア「いいですよ、興味ありますから」
駅「謝って、終わりにしましょうよ」
相「…蹴ったのは悪かったと思っている…でも」
ア「私もぶつかったのは悪かったと思います」
駅「はい、じゃあこれで、ね」
ア「はい、これでいいですよね?」
相「…うん、まぁ」

反論の余地を与えず、大体15分くらいの口論を終了。全体的に見れば、ぶつかったことは譲ったし、蹴られたことの正式な謝罪はもらってないので敗北と言えるでしょう。でも、途中からどうでもいい感じになってしまって、『早く会社行きたいな』と思ったのでもういいや。

とにかく相手は『むかつく』を連呼したね。体に力が入ってなかったし、酔ってたのかね。意外と悪い人ではなさそうだったなぁ。ときどきフレンドリーに話しかけてくるんだもん。なんかもう、後半は口論っていうより、落とし所の探り合いに近かったし。ときどきニヤニヤしちゃってたし。

いつもどおり、口論が終わった後に『ああ言えば良かった』ってのがいくつもあって、思い返してまた腹が立ってきたけど、こうやって整理して吐露できたので、だいぶ落ち着きました。いつぞやとは違って、会話が通じたのが本当に良かった。結構言いたいことも言えたので、あのときよりははるかに落ち着いています。そういや、あのときのって日記にしたっけか?

会話は出来たけど、議論が出来なかったのだけは本当に心残り。今調べたら、示談で数万らしいです。警察行っときゃよかったかなぁ、チクショイ。

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