自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

ドナドナ

2019-02-12 | バイク
ある晴れた昼さがり 市場へ続く道
トラックがゴトゴト バイクを乗せて行く


ステキなバイク 売られてゆくよ
悲しそうなライトで 見ているよ


ドナドナドーナードーナー バイクを乗せて
ドナドナドーナードーナー トラック揺れる



というわけで、10年以上乗ったバイクを手放しました。スクーターだったので走る楽しさはネイキッドに劣りましたが、利便性は本当に高かった。青森、岐阜、和歌山と、長距離ツーリングに行けたのはコイツのおかげ。前に乗ってたネイキッドでも四国や新潟まで長距離ツーリング行ったけど、ケツが辛すぎた。宮城に行く予定があったのと、北陸にも行きたかったんだけど、長期休暇が取れないまま結婚してしまって行けず終い。せっかくETCも付けたのにね。

やり残したことはたくさんあるけど、乗らなくなってしまったのも事実。結婚して子供が出来れば一人で遊びにいく時間は減り、移動はもっぱら車。バイクに乗るのはゴルフの練習に行くときと、一人で実家に帰るときくらい。月に1回あるかないかです。そのために駐車場代や保険料払うのもねぇ…と思っているうちに、バッテリーが御臨終。バッテリーがダメになったら、スクーターはどうしようもない。バッテリー交換で何万も払うのももったいないし、これを機に活動休止を決意。

しかし、業者に電話すんのメンドクセー。複数の業者に電話して、査定に立ち会って、金額比較して…考えるだけでメンドクセー。複数日に分けるのも面倒だから、査定は一日で終わらせたい。空いている日を考えるのもメンドクセー。決意してから3ヶ月ほどダラダラしてました。予備キーが実家にあったのも、腰の重さに拍車をかけた。その間、払い続ける駐車場代の無駄さよ。

バイク保険の更新が近づいたこともあり、さすがに活動開始。保険業者に更新しない旨を伝えると、『せっかく上がった等級がゼロに戻ってしまうので、10年以内に復帰する可能性があるなら更新無しではなく休止のほうが良い』と教えてもらいました。しかし休止のためには廃車の証明書が必要で、あと一週間で廃車処理はどう考えても無理。泣く泣く保険も更新ですよ。なんという無駄さ。

で、重い腰を上げたのはいいけど、バッテリーが上がっているから走行距離がわからない。査定に応じてくれたのは、バイクOとバイク土地。時間はバイクOが午前中、バイク土地が午後。査定なんて10分くらいで終わるかと思ったけど、30分以上じっくり見るのな。バイクOの査定中にバイク土地から『予定が早まって今から行けます』と連絡があったので、まさかの同時見積に。ちょっと気まずいやんけ。

バイク土地から『5万って言ったら即決します?』と持ち掛けられるものの、そこは社会人として両社からちゃんと査定を頂かないと。両社で『どうします?一発でいきます?』とよくわからない会話をしたあと、金額が書かれた名刺を頂戴する。一発って、競り合いせずにせーので出すってことね。結果、バイクOが1.5万円、バイク土地が6.2万円。バイク土地の圧勝ですね。比較サイトには【バイクOが一番高値】って書いてあったけど、全然違うやんけ。

私は良くても2~3万だと思っていたので、この結果にニッコリ。しかし焦り始めるバイク土地。そりゃそうだ、4倍も違うんだもん。『念のためエンジンかけさせてください』ということで、回収用のトラックまで押していき、電源引いてスイッチオン。走行距離は想定通りで問題なし。が、エンジンがかからない。うーん、5ヶ月乗ってないからなぁ、ガソリンパイプ周りやエンジンに不調が出ても仕方ないか…。

これ幸いと、バイク土地が減額交渉。『動かないんで、4万でいいですか?』ヤダよ。ヤダけど、お昼もとっくに過ぎてお腹減ったし疲れたし、動かないし、それでも予想より高かったので妥協しました。10年以上前の車種だしね。

長いことお世話になったし手放すとなると寂しいけど、今となっては肩の荷が下りて少しスッキリ。無理して乗っている部分もあったからね。子育てが一段落したら、また復帰を考えよう。その時には電動モデルも増えて、バッテリー上がりとは無縁になっているかもしれないよね。

心残りがあるとすれば、この日記を書くためにいろいろ調べたら、バッテリーがめちゃくちゃ安くなっていたことと、エンジンがかからなかった原因の修理に絶対2万もかからないことに気づいてしまったことかな。

バッテリー交換して修理しても良かったかもしれん…。

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