自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

7月21日

2015-07-21 | バイク
簡易裁判所に行ってきました。

さかのぼること3週間前、都内某所で白バイと口論の末に出頭することとなったわけですが、『半日くらいかかるよ。時間が遅くなると待ち時間が長くなるよ』と白バイに言われたので、8時半に簡易裁判所に到着。ビルの管理人室みたいな受け付けで、出頭理由を説明。

ア「先日信号無視で捕まって、今日来いって言われたんですけど」
管「はい、そのときに警察官から何か受け取っていませんか」
ア「いいえ、何ももらっていません」
管「わかりました。確認しますので、免許証をお預かりします」

腰の低い人だ。もっと横柄なもんだと思ってましたよ。1分ほどで戻ってきました。

管「では11番の番号札でお待ちください。免許証は必要になりますので、すぐ出せるようにしておいてください」

うむ、親切丁寧だ。待合室には、3人。この人たちみんな道交法違反者なのか。何故か先に12番が呼ばれましたが、10分ほどで順番に。パーティションで区切られたブースの一つに入ります。中には、警察官だか検察官だかのおじさんが一人。

察「はいではアレックスさん、免許証を確認します。あ、書き換え期間ですので済ませておいてくださいね」
ア「はい、わかりました」

普通のおじさんなんだけど、比較的フランク。

察「言いたくないことは言わなくて大丈夫ですから。免許の記載内容に間違いないですか」
ア「あ、住所違います」
察「ちゃんと変更しないとダメですよ」
ア「すみません…」
察「このまま青切符を認めて支払うということもできますが、否認して裁判にすることもできます」
ア「裁判でお願いします」
察「私も警察官ですけど、別にここでアレックスさんに説教とか、白バイの肩を持つとか、そんなことはないんで」
ア「はぁ」
察「では…6月某日、都内某所で信号無視違反で間違いないですか」
ア「はい。でも黄色信号でした」
察「黄色でもダメなんですよ」
ア「あそこは幹線道路でスピードが出ていて、停まる方が危険でした」
察「なるほど。急制動になるため通過したと。黄色のうちに渡れると判断したわけですね」
ア「はい、そうです」

数分間、おじさんが調書をパソコンで書き上げまして、印刷したものが私の手元に。

察「内容を確認して、間違いなかったら署名と判子を押してください。判子持ってます?」

特に問題がないため、署名と判子。もう少し反省の意を書いていただいて良かったんですけど。

察「ではこれを検察に送りまして、起訴するかを検察が判断します」
察「起訴の場合は手紙が行くので、その内容に従ってください」
ア「はい」
察「不起訴となった場合は、『起訴猶予処分』になります」
察「その場合、申し訳ないけど特に連絡はありません」
ア「判断はどれくらいかかるんですか?」
察「こればっかりはなんとも…時効というか、期限が3年なんで、2018年6月になっても連絡がなければ不起訴です」
ア「はぁ」
察「さすがにそこまでは引っ張らないけど、はっきりしたことは言えないけど、だいたい数か月じゃないかなぁ」
ア「なるほど」
察「連絡がなかったら、あくまで起訴猶予なので、3年間は起訴できます。3年以内に重大な事故とかを起こすと…」
ア「合わせて起訴されると」
察「はい、そうです」

察「それから、今のは刑事処分の話です。行政処分は別になります」
ア「らしいですね」
察「アレックスさんは既に処分されてしまっていますが、不利益を被る場合は申し立てができます」
ア「不利益ですか?」
察「そう、このせいでゴールドじゃなくなるとか、免停とか免取りになるとか」
ア「あー」
察「免許更新時に窓口で聞いてくださいね」
ア「ありがとうございます」
察「はい、ではこれで終了です」
ア「ありがとうございました」

こんな感じで終了。時は既に9時過ぎ。うん、30分しか経ってない。午前半休取ったのに…。家帰ってテレビでも見るか。

どんなもんかと思ったけど、人の好さそうな方が多かったよ。私を担当したおじさんもフランクだったし。行政処分を取り消せることも知れたので、ちょっと抗議してみようっと。まぁ、どのみちゴールドはく奪は免れないんですけどね。

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