童謡【森のくまさん】が話題になっていますね。
そのせいでコレが頭から離れず、仕事になりません。
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。6日目。
5時半起床。今日こそ朝日を見るぞ!さっきまで雷雨だったけど!着替えて、今日もビーチに向かって歩き出す。昨日より雲が多いな…でも東側は雲が無いかもしれん。一縷の望みをかけて、路地裏みたいな道をトボトボと歩きます。相変わらずビーチ遠いな…無料の自転車借りてくれば良かった。塀の切れ間に東の空が見えましたが。雲でした。どん曇り。その場で回れ右です。もう寝る。戻る途中で日本人と思しきカップルとすれ違いました。
ア「今日は朝日は見れなかろう…」
嫁「サンライズブレックファーストに申し込んだんじゃない?」
ア「なるほど。朝日が見れればいいけど、ダメだとつらいな」
部屋に戻ってふて寝。そして8時半に起床。さて、朝食を頼みましょう。
ア「あー、オーダー ブレックファースト」
スタッフ「Yes」
ア「ジャパニーズ、オーケー?」
ス「だいじょぶです」
ア「ミックスジュースとオレンジジュース、フルーツプレッターにトリュフエッグにハムチーズサンドイッチにエッグベネディクトにブルーベリーパンケーキにミーゴレン、あとカフェラテ」
ス「わかりました、ミーゴレンはエビとチキンどちらですか」
ア「エビで」
今日はちょっと控えめに。ナシゴレンもミーゴレンも、基本チキンなのでここではエビにしました。食事の回数は減ったけど、食べる量が多いし間食も多いから全然お腹空かないのよ。これでも多くてミーゴレンに苦労しました。
食後はまたプールでのんびり。今日のプール清掃のおっちゃんはベッドを直してくれなかったのでちょっとガッカリ。朝方の雨のせいで水は冷たいし、雲が多くて涼しいので、結構寒い。でも満喫しておかないと…。ときどき日が差すと温かいよ。プールサイドの樹木には、ときどきリスが来ます。クッキーとか置いておくと、人が近くにいても食べるよ。手のひらでも食べるらしいけど、噛まれるらしいよ。平和だね。
ア「どうする?海も行っておく?」
嫁「昨日の感じだから、いいや」
ということで、海は無し。プライベートビーチなのに。昼過ぎくらいに切り上げて、荷造り開始。ボロい服を何着か持ってきていたので、ここでポイしてスペースを作る。あとは嫁が強引に詰め詰めして、追加のお土産用のスペースを確保。やるな、嫁。オレのインスタントラーメン、ボロボロになってるだろうけど。万一の時用に折り畳めるボストンバッグを持ってきていたのですが、嫁に『これが邪魔』と言われて凹みました。気を使ったのに。あと、百均で買った水中ゴーグルを捨てろと言われたので、こっそりカバンに入れておきました。
ここでチェックアウト。荷物を預かってもらい、一昨日とは別のスーパーまで送迎してもらいました。前回は思ったより時間がかかったので、お迎えの時間を遅めにしてもらいました。なのに、今まで行ったスーパーと比べてしょぼい、というかボロイ、というか暗い。そして空調も効いてない。暑いよ…。
商品の陳列もスゲー雑。地元の人御用達なのかな。品ぞろえはいいんだか悪いんだか…。コーヒーとか砂糖なんかは種類豊富だけど、塩が見当たらない。全体的に値段は安いよ。でも店員がエアコンの前にたむろしてるし、全体的にやる気なさげ。あ、でも4日目に買った小さいジャムがバラで売ってたよ。自宅用とか、嫁の配る用で買うよ。でも味の種類はスゲー偏ってた。さすがにホテルとはお値段が違うなぁ。
ア「そう言えばさぁ、この後ほかのお店も見るんだよね」
嫁「見たいね」
ア「先に買い物しちゃうとさ、重いよね」
嫁「……スーパー来るといつも時間がかかるから、先に済ませたんでしょ」
嫁、不機嫌になる。時間かかるかもしれないけどさ、持つのは私なんですけど。そこについてはどうお考えなのでしょうか。
お会計を済ませて、2階へ。エスカレーターが設置されているのですが、動いていない。そしてエスカレーター以外に移動手段がない。止まっているエスカレーターってさ、乗るとすごい違和感だよね。ボロボロ過ぎて怖いし。ホント衝撃だわ。
2階は衣料品売り場。完全に地元の人向けなラインアップ。明らかに許可取ってねーだろという、キャラクター商品のオンパレード。ドラえもん、きかんしゃトーマス、クレヨンしんちゃん、ディズニー全般、面白いけどね。
他には、ゲームコーナーとスナックコーナー。ゲームしようにも、硬貨は1枚しか持ってないし、そもそも値段が全然わからん。そして、地元の子どもたちに混ざる勇気はない。スナックコーナーは、怪しい軽食売り場と、パン屋さん。パンは美味しそうだったけど、そんなにお腹空いてないからなぁ。軽食はたたずまいからしてして近寄りがたいのでパス。
ヤバい、見るものが無い。時間があったら、近隣の京都ラーメンのお店にロブスターラーメンを食べに行こうと思ったけど、ちょっと時間が中途半端。そして嫁が不機嫌かつグロッキー。うわー…とても居づらい。
嫁「蒸し暑くて気分悪い。動きたくない」
ア「なんか飲み物買ってこようか?」
嫁「要らない。迎えが来るまで椅子で待ってる」
45分ほど、ベンチでスマホいじって時間を潰しました。えー…オレが悪いの?
お迎えの車で再びホテルへ。戻ったところでやることがない。仮設ロビーのソファーでスマホポチポチして時間つぶし。最終日に何やっているんだか…。1時間ほどでマッサージのはずが、全然お声がかからない。湧き立つ不安…忘れられているということはないけど、空港への送迎まで30分しか余裕みてないんだよ。30分以上遅れると、送迎がピンチ。予定より30分遅れで、マッサージ開始となりました。これはまずい。
最初の問診票で『避けたいところにはレを、重点的にやってほしいところには○を付けてください』とあったので、背中と肩にレ点を付けておきました。昨日地獄を味わいましたからね。記入した問診票をスタッフに渡す。今日はお姉さんじゃなくておばさんで、ちょっとガッカリ。
ス「□○☆△?」
ア「え?」
とりあえずシャワーを浴びて紙パンツを装備して、今日も足から。痛気持ちいのは相変わらずですが、昨晩不覚にも蚊に刺されを掻きむしってしまい、傷になっているんですよ。そこに粗塩が容赦なくこんにちわ。ジャリジャリ感の痛み+塩分が沁みて、超悶絶。昨日とは違う意味で苦行である。
そしてベッドにうつぶせになり、全身のマッサージ。昨日と同じように背中と肩をゴリゴリ攻められる。痛くすぐったい!思い返せばシャワーを浴びる前にスタッフに話しかけられたけど、『モア』って言ってた気がする。あれって『チェックしたところは重点的でいいのか』という質問だったのではないか。絶望である。幸い重点的というほどではなかったけど、今日もマッサージで疲れたぜ…。
一通り終えてシャワーを浴びに行くと、時刻は既に送迎時間。オイルを落とすのもそこそこに、ダッシュで着替えてダッシュでクッキー食べてダッシュでお茶飲んでダッシュでアンケートに記入してダッシュでエントランスへ。お迎えのガイドさんが既に待機中でした。ごめんね、アルサさん。
まだ明るかったら海上道路でも使ってもらおうと思いましたが、どっぷり日が暮れてました。空港近辺の渋滞を解消すべく、その名の通り海上に高速道路が走っているんだよ。イメージ的にはアクアラインですね。晴れていれば景色がいいらしいよ。
最後の観光として連れてこられたのは免税店。2日目に来たところ。仕方ないね、そういうツアーだからね。2日目に見なかったお店を冷かして、嫁もブランド品を買っていました。カードが使えるって便利だね。そして再びスーパーへ。ここでお金を使い切る!バッグに余裕があったので、お菓子類を買い漁る。確か寿導がハイチュウ好きだって言っていたので探したのですが、森永のお菓子が見つからず。明治はいっぱいあるのに…。失敗したなぁ、お昼に行ったスーパーにはハイチュウがあった気がするんだけどなぁ。ほぼほぼお金を使い切りましたが、新たに500IDRと200IDRの硬貨を入手しました。今までいろんなお店でお釣りをちょろまかされてたな…。
買い物後は免税店に戻って夕食。このスーパーもモールに入っているので色んな飲食店があるのですが、免税店でお食事無料券をもらったので。食べられるのはミーゴレンとナシゴレンだけだけど。で、無料券が使えるお店はどう見ても中華料理屋。まぁ中華料理屋でも現地の料理を出したりするんだろうな。ミーゴレンとナシゴレンをそれぞれオーダー。出てきたのは、どう見ても焼きそばとチャーハン。食べてみても、上海焼きそばとチャーハン。麺炒めと米炒めだから合っているけどさ、なんか違うよね。まさか最終日に中華を食べるとは…チープだけどこれはこれで美味しいし。
ガイドさんと合流し、遂に空港へ。ここでガイドさんとお別れです。アルサさんとは計4日お世話になりました。今見ても、やっぱり加藤茶だ。最初はどうなるかと思ったけど、ホントにいいガイドさんに当たって良かったなぁ。手荷物検査機が壊れているらしく、空港の中に入るのに行列。どの国の人も比較的ちゃんと並んでいるけど、韓国人グループがうちの3つ前に割り込んだのには腹が立ちました。ウチの後ろにしろよ。
次は金属検査ですが、前の外国人グループが遅くてイライラ。腕時計が引っかかり、通りなおしたらサイフが引っかかり、それでもダメで警備員が対応したり、『ここで待て』的に足跡が印刷してあり、おじいちゃんがその上に立たないといけないと思ったらしく足踏みしていたり、なかなかにカオス。まぁ、かくいう私も『荷物を入れる篭は1人1つ』というルールを知らずに2つ使おうとして注意されましたけどね。
さ、次はチケットをもらいに行かないと。ガルーダのカウンターのビジネスクラス用レーンに入ろうとしたら、警備員に『ここじゃない、あっちだ』と指を差されたのでトボトボと歩いて行ったら、ちょっとしたラウンジ的なカウンターでした。さすがホーム。この後たしか再度の金属検査と出国審査だった気がする。出国審査は審査員が隣の人とおしゃべりをしたままで、特に何もなく通過できました。逆に怖い。成田で止められたりしないだろうか。
一通り空港内のお店を散策して、免税店で買った商品を受け取ってから、ビジネスラウンジへ。改装したばかりでキレイなんだけど、成田のほうが高級感はあったな。ただ、軽食はこちらのほうが豊富。しかーし、さっき夕飯食べたばかりで食欲が…。飲み物は断然成田のほうが良かった。オレンジジュースが不味いってどういうこっちゃ。ビールは見つけられず、結局スプライトだよ。トイレはそんなにキレイじゃないし、中国人だか韓国人が席を占拠して寝てるし、特別感が全然ない。ただ、そこまで混雑してないのはさすがビジネス。飛行機飛ぶまでまだ2時間以上ありますからね。のんびりしとこう。
ア「あー、遂に終わってしまった…どうだった?」
嫁「思ったより良かったよ」
はい、大変カチンときましたね。なんだ、思ったよりって。レベルで言うと、良くなかった<思ったより良くなかった<ふつう<思ったより良かった<良かった<とても良かった、じゃないのか。喧嘩売ってんのか。
2時間くらいのんびりして、いざ搭乗口へ。ついでにちょっとウロウロしてコンビニ的なところを発見。ここで本当にお金を使い果たす。『プラスチックバッグ』って言われて混乱したけど、ビニール袋のことだった。残っているのは日本円にして100円未満。なんか勝った気がする。カードを使ったとはいえ、5万円でちょうど良かったのか。搭乗口へ到着すると、何故か人だらけ。ゲート前は長蛇の列だし、その周りは座り込む人たちがいっぱい。なんでだろうと思ったら、遅延しているのね。理由は書いてないけど、10分の遅延か。ラウンジに戻るのも面倒だし、ベンチも空いてないので我々も並ぶか。
当初の出発時刻になっても搭乗が始まらず、表記は10分遅延のまま。時刻は既に25時、おじさん疲れたよ…。突然、多くの人がゾロゾロと移動を開始。何事かと思ったら、待っている人たちの中に搭乗口を間違えていた人が大量にいたご様子。搭乗口の番号は一緒だけど、階が違うらしい。中国人と思わしき人たちが一気にいなくなり、人が半分くらいになったよ。おかしいと思ったんだよ、なんでこんなに中国人がいるんだろうって。
25時半くらいに搭乗開始。1時間近く待ったな、おい。早々に荷物をしまって、ウエルカムドリンクのシャンパンでヤケ酒。飛び立ったところでフルフラットにして早々に就寝。いやー、フルフラットすごいわ。身長173cmの私が、足を伸ばして寝られるからね。難点は空気の乾燥だね。喉がカラッカラに乾いちゃうよ。慣れない環境のせいか2回トイレに起きたけど、基本的には爆睡ですね。明け方、6時くらいだったかな、ふと目が覚めました。そろそろ朝食だし、そのまま起床。
嫁「いやー、良かった」
ア「え?何が?」
嫁「エンジン音で、あなたのイビキがそんなに気にならなくて。私はともかく、他のお客さんがね」
ほっとけ。朝食はメインが3種類と付け合わせが2種類あったけど、寝ぼけててよく覚えてません。メインがクレープ、付け合わせはヨーグルトをオーダーしました。しかし、全然食欲がない。20時過ぎに夕飯を食べ、22時過ぎにダラダラと軽食を食べ、ほとんど動かずに今に至りますからね。なんとか完食したけど、パンを残してしまいました。お味も、往路と比べて美味しくないし。往路は日本で作って、復路はバリで作っているのかな。
帰りは軽食を食べられなかったのが残念。確か復路の軽食には肉うどんがあったんだよ。もし次にビジネスに乗る機会があれば、ラウンジではしゃぎ過ぎないように気を付けないとダメだな…。何十年後になるかはわからないけど。
30分以上遅れて遂に成田に到着。日本語が通じるってステキ!スマホの時計を日本時間に戻さないとと思ったら、勝手に戻っていました。そう言えば、バリでも勝手に時間が変わっていたぞ。すごいぞ、Android。iPhoneはモバイルデータ通信をオフにしていたから知らね。
入国審査も無事に終え、トイレから戻ったら早々にカバンが出てきて焦る。さすがビジネス、早いぜ。JRのカウンターでNEXの指定席を発券してもらう。電車を待っていると、現実に戻ってきた感が激しく襲ってきて鬱。すべて終わってしまったなぁ…。
重くなったカバンをズリズリ引きずって、無事帰宅。あの交通事情で事故に遭うことも無く、スリやら押し売りやらに絡まれることも無く、体調を崩すことも無く、無事帰宅。何事もなく帰れたのが一番かもしれませんね。初っ端でNEXが遅れ、最後に飛行機が遅れましたけど。
5泊7日って、終わってみればあっという間。海外旅行がほぼ初めてで不安でしたけど、本当に楽しめた。ご飯が心配だったけど、基本的に問題なかったのが良かったよ。すごくおいしいっていうのもほとんどなかったけど。イヤな気分になることも少なく、ほとんどの時間は楽しく過ごせたしね。
次の長期旅行はいつかなぁ。定年祝いかなぁ…。
そのせいでコレが頭から離れず、仕事になりません。
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。6日目。
5時半起床。今日こそ朝日を見るぞ!さっきまで雷雨だったけど!着替えて、今日もビーチに向かって歩き出す。昨日より雲が多いな…でも東側は雲が無いかもしれん。一縷の望みをかけて、路地裏みたいな道をトボトボと歩きます。相変わらずビーチ遠いな…無料の自転車借りてくれば良かった。塀の切れ間に東の空が見えましたが。雲でした。どん曇り。その場で回れ右です。もう寝る。戻る途中で日本人と思しきカップルとすれ違いました。
ア「今日は朝日は見れなかろう…」
嫁「サンライズブレックファーストに申し込んだんじゃない?」
ア「なるほど。朝日が見れればいいけど、ダメだとつらいな」
部屋に戻ってふて寝。そして8時半に起床。さて、朝食を頼みましょう。
ア「あー、オーダー ブレックファースト」
スタッフ「Yes」
ア「ジャパニーズ、オーケー?」
ス「だいじょぶです」
ア「ミックスジュースとオレンジジュース、フルーツプレッターにトリュフエッグにハムチーズサンドイッチにエッグベネディクトにブルーベリーパンケーキにミーゴレン、あとカフェラテ」
ス「わかりました、ミーゴレンはエビとチキンどちらですか」
ア「エビで」
今日はちょっと控えめに。ナシゴレンもミーゴレンも、基本チキンなのでここではエビにしました。食事の回数は減ったけど、食べる量が多いし間食も多いから全然お腹空かないのよ。これでも多くてミーゴレンに苦労しました。
食後はまたプールでのんびり。今日のプール清掃のおっちゃんはベッドを直してくれなかったのでちょっとガッカリ。朝方の雨のせいで水は冷たいし、雲が多くて涼しいので、結構寒い。でも満喫しておかないと…。ときどき日が差すと温かいよ。プールサイドの樹木には、ときどきリスが来ます。クッキーとか置いておくと、人が近くにいても食べるよ。手のひらでも食べるらしいけど、噛まれるらしいよ。平和だね。
ア「どうする?海も行っておく?」
嫁「昨日の感じだから、いいや」
ということで、海は無し。プライベートビーチなのに。昼過ぎくらいに切り上げて、荷造り開始。ボロい服を何着か持ってきていたので、ここでポイしてスペースを作る。あとは嫁が強引に詰め詰めして、追加のお土産用のスペースを確保。やるな、嫁。オレのインスタントラーメン、ボロボロになってるだろうけど。万一の時用に折り畳めるボストンバッグを持ってきていたのですが、嫁に『これが邪魔』と言われて凹みました。気を使ったのに。あと、百均で買った水中ゴーグルを捨てろと言われたので、こっそりカバンに入れておきました。
ここでチェックアウト。荷物を預かってもらい、一昨日とは別のスーパーまで送迎してもらいました。前回は思ったより時間がかかったので、お迎えの時間を遅めにしてもらいました。なのに、今まで行ったスーパーと比べてしょぼい、というかボロイ、というか暗い。そして空調も効いてない。暑いよ…。
商品の陳列もスゲー雑。地元の人御用達なのかな。品ぞろえはいいんだか悪いんだか…。コーヒーとか砂糖なんかは種類豊富だけど、塩が見当たらない。全体的に値段は安いよ。でも店員がエアコンの前にたむろしてるし、全体的にやる気なさげ。あ、でも4日目に買った小さいジャムがバラで売ってたよ。自宅用とか、嫁の配る用で買うよ。でも味の種類はスゲー偏ってた。さすがにホテルとはお値段が違うなぁ。
ア「そう言えばさぁ、この後ほかのお店も見るんだよね」
嫁「見たいね」
ア「先に買い物しちゃうとさ、重いよね」
嫁「……スーパー来るといつも時間がかかるから、先に済ませたんでしょ」
嫁、不機嫌になる。時間かかるかもしれないけどさ、持つのは私なんですけど。そこについてはどうお考えなのでしょうか。
お会計を済ませて、2階へ。エスカレーターが設置されているのですが、動いていない。そしてエスカレーター以外に移動手段がない。止まっているエスカレーターってさ、乗るとすごい違和感だよね。ボロボロ過ぎて怖いし。ホント衝撃だわ。
2階は衣料品売り場。完全に地元の人向けなラインアップ。明らかに許可取ってねーだろという、キャラクター商品のオンパレード。ドラえもん、きかんしゃトーマス、クレヨンしんちゃん、ディズニー全般、面白いけどね。
他には、ゲームコーナーとスナックコーナー。ゲームしようにも、硬貨は1枚しか持ってないし、そもそも値段が全然わからん。そして、地元の子どもたちに混ざる勇気はない。スナックコーナーは、怪しい軽食売り場と、パン屋さん。パンは美味しそうだったけど、そんなにお腹空いてないからなぁ。軽食はたたずまいからしてして近寄りがたいのでパス。
ヤバい、見るものが無い。時間があったら、近隣の京都ラーメンのお店にロブスターラーメンを食べに行こうと思ったけど、ちょっと時間が中途半端。そして嫁が不機嫌かつグロッキー。うわー…とても居づらい。
嫁「蒸し暑くて気分悪い。動きたくない」
ア「なんか飲み物買ってこようか?」
嫁「要らない。迎えが来るまで椅子で待ってる」
45分ほど、ベンチでスマホいじって時間を潰しました。えー…オレが悪いの?
お迎えの車で再びホテルへ。戻ったところでやることがない。仮設ロビーのソファーでスマホポチポチして時間つぶし。最終日に何やっているんだか…。1時間ほどでマッサージのはずが、全然お声がかからない。湧き立つ不安…忘れられているということはないけど、空港への送迎まで30分しか余裕みてないんだよ。30分以上遅れると、送迎がピンチ。予定より30分遅れで、マッサージ開始となりました。これはまずい。
最初の問診票で『避けたいところにはレを、重点的にやってほしいところには○を付けてください』とあったので、背中と肩にレ点を付けておきました。昨日地獄を味わいましたからね。記入した問診票をスタッフに渡す。今日はお姉さんじゃなくておばさんで、ちょっとガッカリ。
ス「□○☆△?」
ア「え?」
とりあえずシャワーを浴びて紙パンツを装備して、今日も足から。痛気持ちいのは相変わらずですが、昨晩不覚にも蚊に刺されを掻きむしってしまい、傷になっているんですよ。そこに粗塩が容赦なくこんにちわ。ジャリジャリ感の痛み+塩分が沁みて、超悶絶。昨日とは違う意味で苦行である。
そしてベッドにうつぶせになり、全身のマッサージ。昨日と同じように背中と肩をゴリゴリ攻められる。痛くすぐったい!思い返せばシャワーを浴びる前にスタッフに話しかけられたけど、『モア』って言ってた気がする。あれって『チェックしたところは重点的でいいのか』という質問だったのではないか。絶望である。幸い重点的というほどではなかったけど、今日もマッサージで疲れたぜ…。
一通り終えてシャワーを浴びに行くと、時刻は既に送迎時間。オイルを落とすのもそこそこに、ダッシュで着替えてダッシュでクッキー食べてダッシュでお茶飲んでダッシュでアンケートに記入してダッシュでエントランスへ。お迎えのガイドさんが既に待機中でした。ごめんね、アルサさん。
まだ明るかったら海上道路でも使ってもらおうと思いましたが、どっぷり日が暮れてました。空港近辺の渋滞を解消すべく、その名の通り海上に高速道路が走っているんだよ。イメージ的にはアクアラインですね。晴れていれば景色がいいらしいよ。
最後の観光として連れてこられたのは免税店。2日目に来たところ。仕方ないね、そういうツアーだからね。2日目に見なかったお店を冷かして、嫁もブランド品を買っていました。カードが使えるって便利だね。そして再びスーパーへ。ここでお金を使い切る!バッグに余裕があったので、お菓子類を買い漁る。確か寿導がハイチュウ好きだって言っていたので探したのですが、森永のお菓子が見つからず。明治はいっぱいあるのに…。失敗したなぁ、お昼に行ったスーパーにはハイチュウがあった気がするんだけどなぁ。ほぼほぼお金を使い切りましたが、新たに500IDRと200IDRの硬貨を入手しました。今までいろんなお店でお釣りをちょろまかされてたな…。
買い物後は免税店に戻って夕食。このスーパーもモールに入っているので色んな飲食店があるのですが、免税店でお食事無料券をもらったので。食べられるのはミーゴレンとナシゴレンだけだけど。で、無料券が使えるお店はどう見ても中華料理屋。まぁ中華料理屋でも現地の料理を出したりするんだろうな。ミーゴレンとナシゴレンをそれぞれオーダー。出てきたのは、どう見ても焼きそばとチャーハン。食べてみても、上海焼きそばとチャーハン。麺炒めと米炒めだから合っているけどさ、なんか違うよね。まさか最終日に中華を食べるとは…チープだけどこれはこれで美味しいし。
ガイドさんと合流し、遂に空港へ。ここでガイドさんとお別れです。アルサさんとは計4日お世話になりました。今見ても、やっぱり加藤茶だ。最初はどうなるかと思ったけど、ホントにいいガイドさんに当たって良かったなぁ。手荷物検査機が壊れているらしく、空港の中に入るのに行列。どの国の人も比較的ちゃんと並んでいるけど、韓国人グループがうちの3つ前に割り込んだのには腹が立ちました。ウチの後ろにしろよ。
次は金属検査ですが、前の外国人グループが遅くてイライラ。腕時計が引っかかり、通りなおしたらサイフが引っかかり、それでもダメで警備員が対応したり、『ここで待て』的に足跡が印刷してあり、おじいちゃんがその上に立たないといけないと思ったらしく足踏みしていたり、なかなかにカオス。まぁ、かくいう私も『荷物を入れる篭は1人1つ』というルールを知らずに2つ使おうとして注意されましたけどね。
さ、次はチケットをもらいに行かないと。ガルーダのカウンターのビジネスクラス用レーンに入ろうとしたら、警備員に『ここじゃない、あっちだ』と指を差されたのでトボトボと歩いて行ったら、ちょっとしたラウンジ的なカウンターでした。さすがホーム。この後たしか再度の金属検査と出国審査だった気がする。出国審査は審査員が隣の人とおしゃべりをしたままで、特に何もなく通過できました。逆に怖い。成田で止められたりしないだろうか。
一通り空港内のお店を散策して、免税店で買った商品を受け取ってから、ビジネスラウンジへ。改装したばかりでキレイなんだけど、成田のほうが高級感はあったな。ただ、軽食はこちらのほうが豊富。しかーし、さっき夕飯食べたばかりで食欲が…。飲み物は断然成田のほうが良かった。オレンジジュースが不味いってどういうこっちゃ。ビールは見つけられず、結局スプライトだよ。トイレはそんなにキレイじゃないし、中国人だか韓国人が席を占拠して寝てるし、特別感が全然ない。ただ、そこまで混雑してないのはさすがビジネス。飛行機飛ぶまでまだ2時間以上ありますからね。のんびりしとこう。
ア「あー、遂に終わってしまった…どうだった?」
嫁「思ったより良かったよ」
はい、大変カチンときましたね。なんだ、思ったよりって。レベルで言うと、良くなかった<思ったより良くなかった<ふつう<思ったより良かった<良かった<とても良かった、じゃないのか。喧嘩売ってんのか。
2時間くらいのんびりして、いざ搭乗口へ。ついでにちょっとウロウロしてコンビニ的なところを発見。ここで本当にお金を使い果たす。『プラスチックバッグ』って言われて混乱したけど、ビニール袋のことだった。残っているのは日本円にして100円未満。なんか勝った気がする。カードを使ったとはいえ、5万円でちょうど良かったのか。搭乗口へ到着すると、何故か人だらけ。ゲート前は長蛇の列だし、その周りは座り込む人たちがいっぱい。なんでだろうと思ったら、遅延しているのね。理由は書いてないけど、10分の遅延か。ラウンジに戻るのも面倒だし、ベンチも空いてないので我々も並ぶか。
当初の出発時刻になっても搭乗が始まらず、表記は10分遅延のまま。時刻は既に25時、おじさん疲れたよ…。突然、多くの人がゾロゾロと移動を開始。何事かと思ったら、待っている人たちの中に搭乗口を間違えていた人が大量にいたご様子。搭乗口の番号は一緒だけど、階が違うらしい。中国人と思わしき人たちが一気にいなくなり、人が半分くらいになったよ。おかしいと思ったんだよ、なんでこんなに中国人がいるんだろうって。
25時半くらいに搭乗開始。1時間近く待ったな、おい。早々に荷物をしまって、ウエルカムドリンクのシャンパンでヤケ酒。飛び立ったところでフルフラットにして早々に就寝。いやー、フルフラットすごいわ。身長173cmの私が、足を伸ばして寝られるからね。難点は空気の乾燥だね。喉がカラッカラに乾いちゃうよ。慣れない環境のせいか2回トイレに起きたけど、基本的には爆睡ですね。明け方、6時くらいだったかな、ふと目が覚めました。そろそろ朝食だし、そのまま起床。
嫁「いやー、良かった」
ア「え?何が?」
嫁「エンジン音で、あなたのイビキがそんなに気にならなくて。私はともかく、他のお客さんがね」
ほっとけ。朝食はメインが3種類と付け合わせが2種類あったけど、寝ぼけててよく覚えてません。メインがクレープ、付け合わせはヨーグルトをオーダーしました。しかし、全然食欲がない。20時過ぎに夕飯を食べ、22時過ぎにダラダラと軽食を食べ、ほとんど動かずに今に至りますからね。なんとか完食したけど、パンを残してしまいました。お味も、往路と比べて美味しくないし。往路は日本で作って、復路はバリで作っているのかな。
帰りは軽食を食べられなかったのが残念。確か復路の軽食には肉うどんがあったんだよ。もし次にビジネスに乗る機会があれば、ラウンジではしゃぎ過ぎないように気を付けないとダメだな…。何十年後になるかはわからないけど。
30分以上遅れて遂に成田に到着。日本語が通じるってステキ!スマホの時計を日本時間に戻さないとと思ったら、勝手に戻っていました。そう言えば、バリでも勝手に時間が変わっていたぞ。すごいぞ、Android。iPhoneはモバイルデータ通信をオフにしていたから知らね。
入国審査も無事に終え、トイレから戻ったら早々にカバンが出てきて焦る。さすがビジネス、早いぜ。JRのカウンターでNEXの指定席を発券してもらう。電車を待っていると、現実に戻ってきた感が激しく襲ってきて鬱。すべて終わってしまったなぁ…。
重くなったカバンをズリズリ引きずって、無事帰宅。あの交通事情で事故に遭うことも無く、スリやら押し売りやらに絡まれることも無く、体調を崩すことも無く、無事帰宅。何事もなく帰れたのが一番かもしれませんね。初っ端でNEXが遅れ、最後に飛行機が遅れましたけど。
5泊7日って、終わってみればあっという間。海外旅行がほぼ初めてで不安でしたけど、本当に楽しめた。ご飯が心配だったけど、基本的に問題なかったのが良かったよ。すごくおいしいっていうのもほとんどなかったけど。イヤな気分になることも少なく、ほとんどの時間は楽しく過ごせたしね。
次の長期旅行はいつかなぁ。定年祝いかなぁ…。
吹き出して、寝てる寿導たちがビクン!なってました( ^ω^ )
次回作に期待大