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クリスマスの本当の意味

2013年11月23日 23時54分15秒 | Weblog

 もう11月が終わってしまう。そして、12月(師走)がやってくる。この中でも、世界的なお祭りが「クリスマス」なのである。イエス・キリストの誕生日と言うことで、全世界が祝福ムードになる日である・・・。
 しかし、この日がキリストの誕生日では無かったとしたら・・・?こんな説があるのです。

まず、私たちは、クリスマスに付いて、まったくと言っていいほど理解していなかったことに気が付きます。
まずは内容に進む前に、以下の記事を予備知識としてお読みください。

【クリスマスとサンタクロース】様より抜粋


サンタクロース・・・

その始まりは、4世紀に実在した「聖ニクラウス」でした。

貧しい人たちに気前よく贈り物をしたところから、人気のある聖人の一人だそうです。

この聖ニクラウスの姿は、土着の神話・伝説と交じり合って、いろいろな姿をとるようになります。ただしクリスマスと聖ニクラウスの話がヨーロッパでどうまとまったかは、よくわからないらしいです。

 

その後新大陸に渡ったオランダの新教徒たちが、この「聖ニクラウスの祝日」の習慣とクリスマスと習合してしまったようですが、すぐ新大陸にこの習慣が広まったわけではありません。

というのも、厳格な清教徒たち(イギリス系の移民ですね)が移民の大多数で、クリスマス自体自粛の傾向にあったからです。

「聖なる神様の生まれた日に、どんちゃん騒ぎするとは何事ぞ!」てな感じで・・・。ごもっとも。

 

ちなみに本国イギリスでも、クリスマスのお祝いはたびたび法律で禁止されかかったこともあるそうです。産業革命のころは、貧しさが理由で一般家庭ではクリスマスのお祝いは消滅していたそうですし

(これは私も知らなかった!)

 

閑話休題。

現在のようなかたちで、ツリーを出してご馳走を食べるという習慣ができるようになったのは、どうも19世紀に入ってからのようです。

 

> 19世紀、作家のアービングが「ニューヨーク史」の中で馬に乗ってやってくるドイツ風のサンタクロースを紹介しました。

続いて神学者のクレメント・ムーアが自分の子供の為に「聖ニコラスの訪問」という詩を書き、サンタとその周囲の設定を創作して生き生きとしたキャラクターに仕立て上げました。

 

で、日本人がイメージするサンタクロースは、アメリカが由来になります。

コカコーラ社のCMで、初めて「ひげを生やした赤い服のじいさん」という形をとったのが始まり。

上 の抜粋にもあるとおり、もともと「小人」の姿をとっていた(フィンランドの精霊「トントゥー」のなごりという説あり)のですが、スウェーデン人イラスト レーター、ハドン・サンドブロムサンという人が「白いひげで赤い服を着た、恰幅のいい大人」を人間のサイズで書いたのが始まりだそうです。

 

で、クリスマスとキリストの生誕のいわれですが。

 

聖書の中には、キリスト生誕の記述はありません。

後から「じゃ、12月25日にしましょうか」という感じで偉い人が決めたものです。

今のところ、325年のニケーア公会議で「そうしましょう。賛成~」と決まったことになってます。

実際は、聖書の中の記述から推察して、3月ごろに生まれたらしいですが。

 

じゃどうして12月25日なの?・・・と疑問。

 

この時期ヨーロッパではもともと冬至にあたり、様々なお祝いがされておりました。

天の神・・・太陽の力が最大に衰える時であり、またこれから復活するときでもあるからです。

人々は衰えていく太陽を元気付け、また甦る太陽に喜び、かつ新しい年の更なる豊穣を願いました。

(エジプトがもとなのかな・・・こういうの)

 

その後ローマ帝国では12月25日をミトラ教の祝日「不滅の太陽の誕生日」としてお祝いしてきました。237年にはアウレリウス帝がローマの正式なお祭りと定めています。

 

で、この冬至にまつわる祭りと、時には「太陽」にも見立てられるイエスの誕生日を習合し、12月25日をキリストの生誕の日としたようです。

 

つまり、日本人の知っているクリスマス、サンタなどは、ほんの数十年前にアメリカの作家たちによって脚色されたものである、ということです。アメリカの商業主義によって、別物になってしまったというわけですね。
発祥はヨーロッパですが、本当のクリスマス、サンタの姿はアメリカにも日本にも、ないのです。
ニムロドを知らずのうちに崇拝させられている、という以外は。




ここからが本題です。
以下で採用するソースは、The Truth About Christmas

実は、このサイトに書かれているサンタクロースとクランパスに関する記事は、おそらく100以上に上るでしょう。クリスマス全体について書かれていることは、たぶん300~500とか、そんな膨大な資料の数になるはずです。
ほとんどが、ヨーロッパ各地の民間伝承を集めたものです。
すべてに出典が明記されていますので(ここでは、すべて割愛しました)、客観的な情報として捉えて差し支えないのでしょう。

この記事は、たぶん上のサイトの50程度の記事の抜粋から構成したものです。偏りのない内容になっていると思います。


クリスマスの悪魔
The Devil in Christmas

アングロ・サクソンは、もともと悪魔崇拝者たちでした。
悪魔崇拝の儀式は、アングロ・サクソンの冬の12月の祭の一部として執り行われていたのです。
ローマがキリスト教に改宗したとき、これらアングロ・サクソンの悪魔崇拝者たちは、この12月の悪魔の休日を続けることを許され、そのとき、その悪魔の休日の名前を「クリスマス」と改名したのです。

グレゴリ教皇は…聖アウグスティヌスにキリスト教に改宗したサクソン人たちに、ある祭りを許可するように進言した人物ですが…以前は、サクソン人が悪魔の栄誉を称えるという目的で、この祭を執り行っていたので、聖アウグスティヌスは、新しい名前(クリスマス)に替えるなら、サクソン人たちの12月の祝賀行事を許可すしたのです。
それで、これらの初期の異教の儀式が、今日まで、私たちの知っている通常の行事となって生き残ったのです。

そうしたことから、ヨーロッパの人々は、ブラック・ピーター(オランダでの悪魔の呼び名)、あるいはクランパスKrampus)といった悪魔とクリスマスをともに過ごすことになってしまったのです。
それでも、クランバスは、今日も今日、クリスマスの祝い事の一部になっているのです。

セント・ニコラウス(Saint Nicholas)は、クリスマスにクランパスを伴ってやってきます。人々は、クランパスを見るだけで、この休日がどこから由来しているのか理解するのです。(悪魔に由来している)

クランパスは、割れた蹄(ひづめ)、長い舌、頭には角、暗い色をした煤けたような皮膚、その皮膚にうっすら生えた毛、そして熊手を持っています。子供たちにとって、クランバスは、悪さをする子供を鞭で叩く悪魔のヤギのように見えるのです。
クランパスは、聞き分けの悪い子供を連れ去って、地獄の深みに落とすために、子供を入れる大きな袋を持っています。

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子供たちを死ぬほど怖がらせるクネヒトルプレヒト(Knecht Ruprecht)のような古い悪魔は、やがてセント・ニコウス(ニコラウス=Saint Nicholas)と混ぜこぜにされていったのです。
ルプレヒト、あるいはクネヒトレプレヒト、またはクランパス、これらすべてはセント・ニコラス(ニコラウス)とともにクリスマスになると子供のいる家を訪ね歩く悪魔のことです。

後に、セント・ニコラス(ニコラウスルプレヒト、あるいはクネヒトレプレヒト、またはクランパスといった悪魔たちとの役割は、きちんと分けられるようになったようです。

この陽気で楽しい小柄な妖精(サンタ)は、子供たちにプレゼントを運び、小柄な妖精といつもいっしょにいるクランパスと呼ばれている角を持った悪魔は、オーストラリアや南ドイツ、スイスの少年や処女たちに、鞭の一打ちと悪夢を持ってくるのです。

アメリカでは、セント・ニコラス(ニコラウスは、陽気なサンタクロースとして、徹底的に人々に親しませるようにアレンジされてしまいました。
しかし、ヨーロッパでは、 いまだ、セント・ニコラスは、クランパスという獰猛な生き物とヨーロッパ中を旅することになっているようです。古き悪しき時代には、子供たちは、クランパスの黒いバッグに入れられて連れ去られていたのです。

オーストリアのいくつか地域では、聖ニコラス・イヴは、「クランパスの日」としてよく知られています。

サンタを考える場合、古代から黒い影のようにサンタにつきまとっている分身のようなものを見落とすことはできません。
それは、ヨーロピアン・アルプス地方で、サンタクロースに常に付き添っている悪魔たち-Percht、Bartl、 クランパスクネヒトレプレヒト、あるいはRotsohlerなど、いろいろな名前で呼ばれています。

馬の蹄鉄、大きな袋、鎖を持ってやってくる悪魔「trabant」は、紀元前の祭りの習慣に見ることができます。
紀元前では、Ruebezahlという別の人物像があります。これは、クランパスとサンタをミックスしたようなドイツ神話上の巨人です。

「Nick」、または「Old Nick」は、悪魔の別称として周知されています。
この名前は、アングロ・サクソンの悪魔「the Dutch Nikken」から派生したものです。
「Old Nick」「NOUN」悪魔、サタンです。

チェロスロバキアでは、「頭の角、尻尾、長く赤い舌を持った毛むくじゃらの悪魔が、セント・ニコラスとともやって来る」と言い伝えられています。

ヨーロッパの民間伝承には、さまざまな悪魔のキャラクターが出てきます。
クランパスというのは、オーストリア、バイエルン地方、ハンガリー、およびバルカン諸国で見られるクリスマスには「なくてはならないキャラクター」なのです。
オランダでは、クランパスのことをブラック・ピーターと呼んでいます。

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"Santa" と"Satan"は、nとtを入れ替えただけです。

クランパスとは、いったい誰のことだろう?」 あなたは、こう尋ねます。
もちろん、それはセント・ニコラスといっしょ方々を旅して回る毛むくじゃらの悪魔のことです。
ルプレヒト(Ruprecht=クランパス)は、共食いすることになっているそうです。

クランパス。彼の役割と性格は、紛れもなく「悪魔的」です。子供たちに災いを齎す悪魔。それは生き地獄同然です。

“聖者”であるはずのニコラスは、このくすんだ黒い毛むくじゃらの悪魔の手を借りているのです。

クリスマスという祝日が悪魔に根付いたものである、ということは明白です。
キリスト教界が、このように汚らわしいものと接触を持っているとは、どうしたことでしょう。
しかし、キリスト教界は、この悪魔の休日に「キリスト」という名前を上塗りすることによって、これを祝うことが、まるで無害であるかのように偽装しているのです。
これは驚くべきことです。