世の中の動きをあきらかに

人の動きは、海のように・・暖流と寒流、強いものと弱いもの。
ことば、行動、実体・実績。

おなら、の語源も考えてみた 。 調子出てきたかあ

2019-06-19 01:39:53 | コラム

うんこ、おしっこに続いて。

おならとか、へとか言うが。

おならの先頭の、お、は尊敬語とかの接頭語だから、取る。

なら。

これは簡単だ。鳴らすの、鳴ら(なら)だろう。

だから、おならが出た、とは、『今、鳴らしたよ」という意味かあ。

みんな、ブーとかすーとか鳴らしたよってことかあ。

 

へはなんだろ。

漢字で書くと、屁。

垂れの尸は、おしりの意味だ。

比は漢字の音を表すから、「ピー」になる。

お尻から、ピーだから、これもおならと同じく、出したときの音で表現しているなあ。昔の中国人はブーとかブリブリとかの下品な音じゃなくて、ピーと上品に鳴らしたんだろう。

ピーの音は、ぴ。

日本語のひらかなの成り立ちから言うと、はじめは「ひ」。これは漢字の比の草書から変体かなになって、「ひ」になった。次に濁点が付いて「び」が現れ、

時代の最後に半濁点「ぴ」ができた。

当初はこの3音は同じ一つの文字「ひ」で書かれていたが、時代の要請で

濁点、半濁点が付けられた、と。

だから昔の「ひ」の音は3音の中間の口で、上唇と下唇が少し合わさって、震わせる様な音だったんじゃないか、と高校の古文の先生が言ってたなあ。

hi, bi ,pi 。

ハングルだと  히  비 피。びとぴは共に唇音の表記になっている。

ということで、ひと、びと、ぴは日本語では区別なかったということになって、

屁を、ぴと読まずに、ひと読んで、それからへと読んだんだろう。

えeといiは同じ陰母音で近いからかなあ。

에と이。

結局薬局、おならと同じく、鳴らしたよ、ということかあ。

中国人も日本人も、名前を付ける発想は同じだったかあ。


  1. 目に見えるものなら、色とか形で、クロとかマルとか名付けたんだろうが、

目に見えないガス状のものの音で名付けた、と言うことか。

Godfarther 。speak softly。