全く知りませんでした。
さすがコナン君というカンジですが、 小学館の学習まんがシリーズに「名探偵コナン」推理ファイル~音楽の謎~というタイトルがあるのですね。
これには音楽をテーマにしたコナン君の漫画が二話収められていて、
巻頭ではカラーで、さまざまな「音楽のカタチ」と題してオーケストラやオペラ・バレエ、雅楽や能・狂言に歌舞伎、ロックにジャズ、
さらには「各地の伝統芸能」としてガムランやカタカリ、沖縄の組踊や韓国の農楽が写真付きで紹介されています。
漫画をさしおいてこの本の中心になっているのが「音楽の謎」推理メモ1・2で、
1では西洋古典音楽、2では日本の音楽と「さまざまな国の音楽」、録音・再生の歴史などがイラストや写真を多用して解説されています。
全体的には広く浅くといったものですが、子供向けのモノとしては一応十分な内容かな。
日本の音楽よりは、西洋の古典音楽に割かれているページの方が多いというのが、日本の音楽状況を良くも悪くも表していますが、それよりもカタカリやガムランの写真も収められているし、
「さまざまな国の音楽」の節ではインドの音楽に触れきちんと南北両方の古典音楽を紹介している点をワシは評価したいです!(笑)
大概のモノだと、シタールとタブラの記述のみに終わることが圧倒的に多い中で、
「カルナータカ音楽」、「ヴィーナー」、「ムリダンガム」という文字を多くのちびっ子が目にして少しでも興味を持ってくれる人が増えるのは喜ばしいことです。
とはいえ「カルナータカ音楽」に関する記述は、「南部で盛んなのはカルナータカ音楽だ。ビーナという楽器がメロディを演奏して、ムリダンガムという太鼓がリズムを刻むんだ」と
ごく短く、肝心の声楽にも触れてはいないのですが、まぁ、ヴィーナーもムリダンガムもイラスト付きだしね。
ヨシとしようじゃないですか!(笑)
ちなみにこの本で使われているカタカリの写真はワシが撮影したものです。
フォトライブラリー経由なので、クレジットはないのですが・・(笑)
ま、興味がある方は是非ともチェックしてみてください!
あ、あとコナン君!
もしこの先、「名探偵コナン」の学習まんがシリーズに「カルナータカ音楽の謎」というタイトルを作るときは、
是非ワシの写真をいっぱい使ってね!(笑)
んだば、また!