北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

山口智子さんプロデュース「Listen.」2016年秋は9/24と9/25にBS朝日にて放映!サルデーニャ編!

2016年09月22日 22時30分15秒 | お知らせ
じゃん!
あきらです!!

未来に伝えたい美しい文化を追う映像シリーズ「Listen.」、2016年は今週末9/24(土)と9/25(日)の二回放送です!
一昨年放送された二回(Episode16 Festival 祝祭Episode17 Konnakol コナッコル)はワシがコーディネーターとしてお手伝いさせて頂いた南インド編でしたが、まさかその時はこの番組にも出演してもらったヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム氏が来日することになるとは夢にも思っていませんでした。いやはや、人生って不思議なものですね(「愛燦燦」風に!笑)。

さて、そもそもこの「Listen.」とはプロデューサーを務める山口智子さんが自らリサーチやディレクションを手がける番組。
未来に誇りたい「今」を封じ込めた音の”タイムカプセル”です。
日本人の感覚とは一味違う静謐なる映像の美しさ、その場にいるかのような臨場感あふれる音響、そして山口さん自身の音楽文化に対する熱意とリスペクトをどうぞお見逃しなく!

今回はイタリアのサルデーニャ編で前後編二回での放映です!







Episode 22 “Sardinian 前編”
Episode 23 “Sardinian 後編”
↑放映予定回の詳細リンク。動画も少しありますよ!


文化が交錯する西地中海の島、イタリア・サルデーニャ島は「伝統の島」だ。
音楽や舞踏、祭りや民族衣装、他に類を見ない独特の文化が、人々の暮らし中に活き活きと息づいている。
「ヌラゲ」と呼ばれる石造りの古代の砦が島のいたるところに残り、特に牧羊や騎馬文化が盛んな北東部の山岳地帯は、古代の名残漂う芸能の宝庫だ。

<登場する芸能>
前編
*古代エジプトに由来する「ラウネッダス」は、口にいくつもの葦笛を加え、循環呼吸でバグパイプのように通奏低音を奏でながら多重演奏する楽器。
*カント・ア・テノーレは、四千年前に起源を持つと言われる古代の多重合唱。ユネスコの「人類の口承・無形文化遺産」に指定されている。4人の歌い手が、古代の砦ヌラゲの形を模した円陣を組み、アカペラで低音の喉音を交えて歌う。Tenores di Bitti(テノーレス・デ・ビッティ)は、Bitti村が世界に誇る高名なグループ。
*厳冬の1月バルバジア地方では、火祭が催される。まるで日本の東北地方のナマハゲを思わせる、怪奇な野獣の仮面を被り、巨大な鈴を担いで魔を祓いながら太陽の復活を願う。

後編
*カント・ア・キターラは、ギターを伴う伝統歌。創作詩を歌い上げて競う。
*島の芸能に欠かせないアコーディオンとともに、男たちが一列に並び腕を組み、民族衣装をまとってステップを刻む舞踏。
*アクロバティックな技術を誇る騎馬文化
*各町村独特の個性を持つ男性多重合唱。


以下、番組に出演しているグループ「Tenores di Bitti(テノーレス・デ・ビッティ)」のライブ動画!
これはホーメイなどの喉歌が好きな人も要チェックですよ!!


皆さん、お見逃しなく!!

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