北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

照明付き収納箱が本来の機能を取り戻しました。

2009年07月29日 23時06分54秒 | 日記:チェンナイ
そう、CBCに戻ってきて「機嫌直しとるかな?」と思って冷蔵庫の電源を入れてみるが、
相変わらず光るだけで冷える気配なし。
仕方ないので、この冷蔵庫を買った近所の電気屋に行き、修理を頼んだ。


昨日サービスマンが来て言うには、冷媒が詰まって循環していないとのこと。
で、今日は別のサービスマンが鞄を抱えてやって来て、冷蔵庫の裏の冷媒タンクからのパイプを簡易バーナーで溶かし落とし、
いったんタンクの冷媒を抜いて、再び充填。
で、またもやバーナーでパイプの口を溶接し、無事修理完了!


ということで、やっと本来の機能を発揮してくれている我らが冷蔵庫。
今は、リンゴによく似た形の「アップルマンゴー」が二個入っとるだけやけどね。
ラージャスターンに行っている間に、すっかりマンゴーの季節も終わり、
代わりに、カスタードアップル(タミル語ではシータプーラムという)や、
チクーが久しぶりに登場してきてるので、そこらへんも冷やしてがぶっと食べよっと。


そうそう、写真はCBC内部写真(初登場やね)。
冷蔵庫とその上に炊飯器。
右側は作り付けの食器・食品棚。
その間に見えるのはヨメのお気に入りの七色傘。


At Train from Varanasi to Chennai

2009年07月27日 01時06分57秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
乾季のデカン高原しか知らない人には、このグリーンさ加減は驚きでしょ。
ワシも唖然としました。
視覚中枢も潤うさ、こりゃ。





牛ものんびり草を食んでいて、底抜けに牧歌的でございました。
思わずヨメと二人して「グリーンだよ!」と叫んじまった。
もちろんあの人のように。





こちらの車中は二泊三日でしたが読書三昧だったため、写真はこれだけ。
あっという間にチェンナイ・セントラル駅へ。
CBCに戻ると、昼食はもちろんバナナの葉にのったミールスを頂きました!!
ああ、これぞ南インドかな。


Photo by Akira Io

At Train from Jodhpur to Varanasi

2009年07月26日 23時32分08秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
↑こんなカンジの艶やかなラージャスターンの女性にお別れを告げてヴァラナシに向かったのは、7月19日。
本当はジョードプールからグジャラートのアフメダバードに行きそれからチェンナイに戻る予定だったのですが、
運悪く(結果的に運良くなんやけど)チケットが取れず、それならばヴァラナシ経由で日食でも観て帰るかとなったのです。





さすが音楽の宝庫ラージャスターンだけあって列車内でも、ダフリというタンバリンを叩きながら唄を歌うおっちゃんも登場。
左手の人差し指・中指には鉄のリングを付け、フレームを叩き「カチカチ」という金属音を出しながらプレイしていました。





午前9時過ぎに出発した列車は、昼過ぎにはだだっ広い塩湖のほとりを走っていました。





塩田が線路沿いにいくつも並び、しばらく行くと「Sambhar Lake Station」という駅に停車。
おそらくこの塩田から取れる塩を輸送するためだけに出来たのであろう小さな駅。
ホントにサンバルの湖があれば、米持って飛び込むのになぁ、と考えてみたり。
でも、サンバルの味の決め手は塩ではなくタマリンドだよなぁ、とも思ってみたり。




そうこうしているうちに太鼓叩きの少女が登場。
ものすごーくシンプルな軽業を披露する、妹らしいおさげの少女とのコンビ。
残念ながら唄はなかったけれども、軽やかな太鼓の音を車内に響かせ、次の駅で降りていきました。





そして、気がつくと同じ車両内では、ラージャスターンのおばさん達が陽気に唄を歌い踊っていました。
巡礼でヴァラナシに向かうようで、宗教心からの気分の高揚か、遠足気分が盛り上がったのかは、謎。
車両の廊下は、完全に通行止め。
若いチャーイ売りは、シッシと軽く手で追い払われていました。





夕暮れ時には列車は、ラージャスターン州北東部のシェカワティ地方を通り過ぎました。
同じラージャスターンでも、西部の砂漠地帯と違って緑が多い!


こうやって一日が過ぎ、翌朝にはヴァラナシに到着したのでした。


Photo by Akira Io

CBC帰還 from Rajasthan and Varanasi !!!

2009年07月25日 02時01分34秒 | 日記:チェンナイ
あろはです!
あきらです。


いやはや、6月半ばにチェンナイを離れて以降、一ヶ月振りにCBCに戻ってきましたが、
ヴァラナシからチェンナイに戻るまでの車窓からの景色には驚かされました。
チェンナイとデリー・ヴァラナシ・ムンバイ方面の北インドを結ぶ列車はデカン高原を通って行くのですが、
中学の地理の時間に習ったそのままの「なだらかな丘陵地帯」が延々と続いていくのです。
その景色の中にはぽつぽつと潅木が立ち、その向こうにははげかかった山が見えるという、
砂漠地帯ではないけれども、乾燥気味のなんとなくなぐさめの無い景色としていつも見ていました。
視覚的には、土の薄茶色が8割に、鮮やかさに欠ける緑が2割。

だが、雨季を迎えたデカン高原は、かつて薄茶色をしていた土の部分が全て鮮やかな緑色になっていた!
牛二頭引きで農夫が地面を耕す姿がなければ、ヨーロッパのどこかの国と勘違いしそうなぐらい(ヨーロッパには行ったことがないのだが・・・、笑)。
いやはや、「ビバ・モンスーン!」なんやね。


ワシの今までのインド滞在は、11月末から5月半ばぐらいの間のみ。
だから今は、未体験ゾーン。
おかげ様で、この後も、まだまだ未知の風景や、
音楽やら踊りやらに出会えそうな予感もたっぷり。
ありがたいことです。


ということで、明日からのチェンナイ・デイズも張り切って行きまぁす!


にひ。


出ラージャスターン!

2009年07月22日 20時57分00秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
じゃーん!

暑かった、いや暑すぎたラージャスターン一ヶ月の旅を終え、
ジョードプールからヴァラナシに来ました。
途中、列車からは壮大な塩湖&塩田や、
カラカラだった一ヶ月前とは全く違って、モンスーンで潤い始めた大地が、とても美しく見えたのでした。


このヴァラナシのあるウッタルプラデーシュ州に入ると、風景もより緑を増し、
ちょうど晴れていたこともあってまばゆいばかり。
ワシのイメージの中にある正しい日本の初夏というようなカンジ。
夏休み直前の、うわぁーとした、これからだぜ!と意味もなく気合が入ってしまうような、そんな風景でした。


畑仕事や田植えをするサリーの女性の鮮やかな赤や黄色。
インドの国鳥にもなっている孔雀の美しい佇まい。
あぜ道を、腰布を巻いたオヤジがトロリトロリと自転車で走る様子など、
やたらになごみます。



で、これから二泊三日の列車旅で、チェンナイの我らがCBC(Chennai Base Camp)に戻りまぁす。


さて、寝かせておいた冷蔵庫は機嫌を直したのだろうか?


あ、そうそう。
ヴァラナシでの皆既日食、オーロラ並みに素敵でした。
二ヒヒのヒですね。


ということで、んだば、また。



写真は、ジョードプールからヴァラナシへ向かう列車内にて撮影。


Photo by Akira Io

ジャイサルメール

2009年07月12日 17時01分40秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
あろはです。
あきらです。

ご無沙汰ですね。
チェンナイ出発後、ジャイプール、バールメールと来て、
現在タール砂漠にある城砦都市、パキスタン国境にも程近いジャイサルメールに来ています。
何故かモンスーン到来は遅れていて、やたら暑いです(笑)。
ここにはあと3日ほどいて、それからジョードプルへ行く予定です。
ここラージャスターンは音楽の宝庫だけあって、
いろいろと素敵な音楽に触れています。
こちらも熱いのです!


何はともあれ、元気に過ごしています!
ラージャスターンの写真は、また後日まとめて出します!

んだば、また。



Photo: Vyas Chatri @ Jaisalmer

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