あきらです!
遅くなりましたが、4/27(土)開催の「The カルナーティック・トーク vol.6」 ラーガ編 part 2!!、無事に終了いたしました!
ご来場頂いた皆様、ゲストの小尾さん、カフェ・アンナプールナの乾史さん、サンバルとボンダを作ってくれたタケダワーラー、ありがとうございました!
今回はテーマがテーマだけに、カルトーク始まって以来の難しい内容だったと思いますので、使用資料をここでアップいたしますので、
復習等にお役立てください!
まずは象頭神ガネーシャに捧げる歌で幕開け。
ラーガ「シャンムカプリヤー」でした。
ラーガ「キーラヴァニ」は、前半の最後に女性ボーカリスト、アルーナ・サイーラムとエレクトリック・マンドリン奏者シュリニヴァスのデュオで、
ラーガ「チャルケシ」は後半の最後に若手男性ボーカリスト、バーラト・スンダルの動画でご覧いただきました!
前回の復習を兼ねて、メーラカルタの72のラーガを可能にした1オクターブを16音に分けるという考え方(ズル?笑)を説明し、
一般的なラーガの成り立ち等をカルナータカ音楽で一番最初に習うラーガ「マーヤーマーラヴァゴウラ」を例にとりながら、
そのラーガ「マーヤーマーラヴァゴウラ」から派生したラーガ「サーヴェリー」と「マラハリー」も紹介しました。
この4つのラーガを実演の予定でしたが、時間が足りずラーガ「トーディ」は省略。
このラーガはコンサートのメインになることも多いので、気になる方は「カルナーティック宣言!!」をチェック!!
で、これが72のメーラカルタ・ラーガの全貌。
1番から36番までが「マ1」、37番から72番までが「マ2」を使っています。
で、チャクラで「リ」と「ガ」のコンビネーション、ウッタランガで「ダ」と「ニ」のコンビネーションが分かるようになっています。
一つのチャクラには6つのラーガがあり、
同じチャクラ内のラーガは全て「リ」と「ガ」のコンビネーションが同じです。
ということは、「サ」と「パ」は全てのメーラカルタ・ラーガに含まれるし、「マ」の音のバリエーションも1~36(マ1)と37~72(マ2)で同じなので、同じチャクラ内ではサ・リ・ガ・マ・パまでが同じで「ダ」と「ニ」のコンビネーションだけが違うということになります!
ちなみにそれぞれのチャクラには名前がつけられています。
いかにもインドなカンジですね(笑)
で、実は72のメーラカルタ・ラーガそれぞれの名前から「メーラカルタの何番!」というのが判別できるようになっていて、
それの元になったのが、このカタパヤーディの表!
ラーガ「マーヤーマーラヴァゴウラ」は実は元々マーラヴァゴウラという名前だったのが、上記の理由により最初に「マーヤー」が付けられたのです。
表に対応させて見ると「マ(ー)」はパ行の5、「ヤ(ー)」はヤ行の1で「51」となるがそれをひっくり返すと、ラーガ「マーヤーマーラヴァゴウラ」のメーラカルタでの番号「15」が得られるというワケです!
10個ぐらいの例外はあるそうですが、残りのメーラカルタ・ラーガは全てこのように名前から72のメーラカルタにおける番号が判別できるのです!
様々な知識を文字を介した記述による伝承ではなく、口頭での伝承にこだわってきた南インドのバラモンの恐るべき記憶術とでもいえるのでしょうか?!
すごいですねー。
いやはや、皆様お疲れ様でした!
で、「The カルナーティック・トーク」はあと二回で終了いたします。
第七回は6/15(土)ゲストにモールシン奏者の竹原幸一さんをお迎えして南インドのリズムにもういっぽ踏み込んで、「リズムの解析」の糸口を実演を交えて紹介いたします。
第八回は8/24(土)はカルナータカ音楽の曲の構成や、一番エキサイティングな曲形式「ラーガム・ターナム・パッラヴィ」についてもお話いたします!
会場はいつものように「カフェ・アンナプールナ」です。
詳細はまたこのブログでお知らせします!!
んだば、また!
遅くなりましたが、4/27(土)開催の「The カルナーティック・トーク vol.6」 ラーガ編 part 2!!、無事に終了いたしました!
ご来場頂いた皆様、ゲストの小尾さん、カフェ・アンナプールナの乾史さん、サンバルとボンダを作ってくれたタケダワーラー、ありがとうございました!
今回はテーマがテーマだけに、カルトーク始まって以来の難しい内容だったと思いますので、使用資料をここでアップいたしますので、
復習等にお役立てください!
まずは象頭神ガネーシャに捧げる歌で幕開け。
ラーガ「シャンムカプリヤー」でした。
ラーガ「キーラヴァニ」は、前半の最後に女性ボーカリスト、アルーナ・サイーラムとエレクトリック・マンドリン奏者シュリニヴァスのデュオで、
ラーガ「チャルケシ」は後半の最後に若手男性ボーカリスト、バーラト・スンダルの動画でご覧いただきました!
前回の復習を兼ねて、メーラカルタの72のラーガを可能にした1オクターブを16音に分けるという考え方(ズル?笑)を説明し、
一般的なラーガの成り立ち等をカルナータカ音楽で一番最初に習うラーガ「マーヤーマーラヴァゴウラ」を例にとりながら、
そのラーガ「マーヤーマーラヴァゴウラ」から派生したラーガ「サーヴェリー」と「マラハリー」も紹介しました。
この4つのラーガを実演の予定でしたが、時間が足りずラーガ「トーディ」は省略。
このラーガはコンサートのメインになることも多いので、気になる方は「カルナーティック宣言!!」をチェック!!
で、これが72のメーラカルタ・ラーガの全貌。
1番から36番までが「マ1」、37番から72番までが「マ2」を使っています。
で、チャクラで「リ」と「ガ」のコンビネーション、ウッタランガで「ダ」と「ニ」のコンビネーションが分かるようになっています。
一つのチャクラには6つのラーガがあり、
同じチャクラ内のラーガは全て「リ」と「ガ」のコンビネーションが同じです。
ということは、「サ」と「パ」は全てのメーラカルタ・ラーガに含まれるし、「マ」の音のバリエーションも1~36(マ1)と37~72(マ2)で同じなので、同じチャクラ内ではサ・リ・ガ・マ・パまでが同じで「ダ」と「ニ」のコンビネーションだけが違うということになります!
ちなみにそれぞれのチャクラには名前がつけられています。
いかにもインドなカンジですね(笑)
で、実は72のメーラカルタ・ラーガそれぞれの名前から「メーラカルタの何番!」というのが判別できるようになっていて、
それの元になったのが、このカタパヤーディの表!
ラーガ「マーヤーマーラヴァゴウラ」は実は元々マーラヴァゴウラという名前だったのが、上記の理由により最初に「マーヤー」が付けられたのです。
表に対応させて見ると「マ(ー)」はパ行の5、「ヤ(ー)」はヤ行の1で「51」となるがそれをひっくり返すと、ラーガ「マーヤーマーラヴァゴウラ」のメーラカルタでの番号「15」が得られるというワケです!
10個ぐらいの例外はあるそうですが、残りのメーラカルタ・ラーガは全てこのように名前から72のメーラカルタにおける番号が判別できるのです!
様々な知識を文字を介した記述による伝承ではなく、口頭での伝承にこだわってきた南インドのバラモンの恐るべき記憶術とでもいえるのでしょうか?!
すごいですねー。
いやはや、皆様お疲れ様でした!
で、「The カルナーティック・トーク」はあと二回で終了いたします。
第七回は6/15(土)ゲストにモールシン奏者の竹原幸一さんをお迎えして南インドのリズムにもういっぽ踏み込んで、「リズムの解析」の糸口を実演を交えて紹介いたします。
第八回は8/24(土)はカルナータカ音楽の曲の構成や、一番エキサイティングな曲形式「ラーガム・ターナム・パッラヴィ」についてもお話いたします!
会場はいつものように「カフェ・アンナプールナ」です。
詳細はまたこのブログでお知らせします!!
んだば、また!