北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

ご来場感謝!「マドゥライ!リアル・ポンガル報告会!!」@カフェ「アンナプールナ」(荻窪)

2013年02月24日 11時56分07秒 | まちかど倶楽部
あきらです。

荻窪のカフェ「アンナプールナ」で昨日開催のイベント「マドゥライ!リアル・ポンガル報告会!!」、無事終了しました!
ご来場頂いた皆様&カフェアンナプールナの皆様、どうもありがとうございました!!
いやはや自分でやっといと言うのもなんですが、おもしろかったですね(笑)
マドゥライのドラヴィダ感あふれるあの雰囲気、陽気で憎めないタミル人のあの言動!?(笑)、しかと伝えられたと思います。
ミーナークシ寺院の内部なんて本当ダンジョンみたいだからねぇ。
これからはRPGファンにも南インドをアピールしてみようかな!?

次回のイベントは同じくカフェ「アンナプールナ」で3月9日開催の「The カルナーティック・トーク vol.5」 ラーガ編!!です。
今回はカルトーク初のゲストを迎えて実演込みで、深すぎてなかなかわかりづらい「ラーガ」の世界に一歩踏み込んでみます。
もちろん初心者対象なので、ご心配なく!!
皆様のお越しをお待ちしてますよー!


で、せっかくなので昨日お見せした写真をいくつか載せますね。
動画メインだから写真は少ししか見せないと言いつつ百枚近く見せてしまったし、来られなかった人もこの写真を見て楽しんで頂ければ!

昨日は前振りのマドゥライ写真紹介(これだけで30分以上、笑)に始まり、「ポンガル」、「タミルの芸能」、「ミーナークシ寺院」、「ジャリカットゥ」というメニューでしたので、その流れに沿って載せます!



マドゥライの目玉ミーナークシ寺院の西ゴープラム


マドゥライのオート運転手、ラジニカントファンです


美術館?と見間違いそうになりますが、仕立て屋街ともいえる「プドゥマンダパン」
かっこいい!


アイヤナール寺院
チェンナイでは見られない、タミル・ナードゥ南部ならではの神様!


ポンガルがちかづくと街の随所でこのような風景が!
葉つきのウコンとサトウキビ


オートリクシャーもサトウキビをくくりつけてポンガル仕様!


ミーナークシ寺院脇でのコーラム(吉祥文様)大会!
シヴァを描いてます


女たちはポンガルという甘いお粥をつくるのです
白く塗られた壷が祝祭感を出してます


ポイッカル・クディライ!
これを見るとやはり志村けんを思い出すよね?(笑)


カヴァディアッタム


これまたバランス系カラガム
頭にのせた壷を落とさずに軽業を披露するのです


灯明受けがたくさんついた扉がかっこいい!
ミーナークシ寺院


ナンディ像の横で携帯をかける男なのです


ミーナークシ寺院内灯明を捧げる女たち


これがジャリカットゥ!


「裸足のロデオ」とでも命名したいですな


おお!


以上!


タミルに行きたくなった?



「The カルナーティック・トーク vol.5」 ラーガ編!!@カフェ・アンナプールナ(荻窪)3月9日(土)!

2013年02月12日 23時19分14秒 | カルナータカ音楽(南インドの古典音楽)
じゃん!
あきらです。

来月3月9日(土)、わたくし井生明がおおくりする、南インドの古典音楽「カルナータカ音楽」を動画や写真で紹介するイベント「The カルナーティックトーク!vol.5」を開催します!
いやぁ、もう五回目になるのかぁ。ありがたやありがたや。

節目の第五回目となる「The カルナーティックトーク!」のテーマはずばり「ラーガ」です!

音楽の三大要素は「メロディー」、「リズム」、「ハーモニー」なんてことがよく言われますが、インドの古典音楽ではこの「ハーモニー」という概念はありません。
その分残りの二つの要素「メロディー」と「リズム」に存分にこだわっていると言えるかもしれませんね。
大雑把にいうと「メロディー」に関する部分が、南北インドの古典音楽では「ラーガ」と呼ばれています。

わかりやすくするために敢えて乱暴に言うならば、「ラーガ」は西洋の音楽でいう「スケール」みたいなものなのですが、音の動きや装飾音のつけ方などがもっと複雑なのです!
基準の音からオクターブ上の音に行くまでの音の動きがジグザグになってたり、そもそも下から上に行く時と上から下に行く時で音の動きや音階数が違うこともあるのです!
で、それぞれの「ラーガ」に固有のムードというか雰囲気があって、さらにインドらしいなぁと思うのはそういった「ラーガ」一つ一つにちゃんと名前があるんです。
例えば「シヴァの装身具」だとか「白鳥の音(声)」だとか。
実際に現在でも歌われている「ラーガ」の数もなんと数百あるとも言われています!

と、まぁそんなオモシロそうな「ラーガ」についての回ですが、今回はなんと「The カルナーティックトーク!」初のゲストをお迎えして、いろいろと実演を交えてすすめて行きたいと思っています。
ゲストに来てくださるのは、かつて南インドのタンジャーヴールという地方都市に住み現地の音楽学校に通い、見事に修了した小尾淳さん!
小尾さんが超多忙なためまだ詳細は決定していませんが、内容はたとえば南インドでよく歌われるラーガで音階的には西洋の長調と同じ「シャンカラーバラナム」を取り上げて、その両者を実演を交えて比較する!なんてこともやってみたいと思います。
さぁ、あなたも小尾さんと一緒に「ラーガ」の世界に一歩もしくは二歩(?笑)踏み込んでいきまひょ!

といっても、難しいことは少な目で、感覚的に「ラーガってこういうものだったんだ!」とわかるようなものにしていきたいと思っていますので、お楽しみに!
これに参加すればインドでCDジャケットの裏側の曲目を見るのが楽しみになるかも?!(笑)
モチロン初めて参加する方でも楽しめるようにしますので、皆様お気軽にお越し下さいませ!
お待ちしていまぁす!!

あ、アカデミー賞に「パイの子守唄」でノミネトートされているカルナータカ音楽の声楽家ボンベイ・ジャヤシュリーの現地でのライブ映像もお見せしますのでお楽しみに!(アカデミー賞受賞記念になればいいな!)



「The カルナーティック・トーク vol.5」 ラーガ編!!@カフェ・アンナプールナ(荻窪)

会場:「カフェ・アンナプールナ」@荻窪(荻窪駅北口より徒歩5分)
日時:2013年3月9日(土) 午後5時半開場、午後6時開始、午後8時過ぎ終了予定。
チャージ:1500円(ワンドリンク付!南インドスタイルのミルクコーヒーかチャイを選んで頂けます!)

会場ではスナックとサンバル・カレー(10食限定)も用意して頂きますので、是非お食事も!
ご予約は、カフェ・アンナプールナ(電話03-3392-8181)か、「まちかど倶楽部」までメールで→machikadoclub☆yahoo.co.jp(☆を@に変換してください)
サンバル・カレーをご希望の方は、ご予約の時にお伝え下さい。


いつものようにカルナータカ音楽のCDの販売もいたしますので、お楽しみに!

インド古典音楽!新井孝弘(サントゥール) &U-zhaan(タブラ)@国分寺「カフェスロー」4月13日(土)

2013年02月05日 22時07分37秒 | まちかど倶楽部
あきらです!

今年もまたやります!!
ムンバイ在住で日々サントゥールの修行に明け暮れる「オトコ」新井孝弘とタブラでさらなる高みを目指す「オトコ」U-zhaanのインド古典音楽ガチンコLIVE!

新井氏は一年ぶりの帰国、U-zhaanも3ヶ月のインド修行を終えての帰国直後のライブとなります!
ともにインドで培ったソウルとテクニックを濃厚にまき散らしながらの演奏になること間違いなし!
「サントゥール」と「タブラ」、それぞれの楽器で世界基準の二人が繰り広げる至高のライブをお見逃しなく!

会場は昨年のライブ同様、国分寺「カフェスロー」。
食材には定評のあるカフェスローの身体が喜ぶ美味しいフードとあわせて、インド古典音楽をゆったりとお楽しみいただけます!
この日のためのスペシャル・メニューもあるので、ラインナップはまたライブ前に発表しますね。

去年のライブの様子は当ブログの「ご来場感謝!「端午の節句のインド音楽、新井孝弘(サントゥール)&U-zhaan(タブラ)」@カフェスロー」のエントリーをご覧ください!
サントゥールとタブラってこんな楽器だよ。


でわでわ、皆さんのお越しをお待ちしています!!
前回同様またすごいライブになるよ~!


「二人の漢(オトコ)の凱旋ライブ! 新井孝弘(サントゥール)&U-zhaan(タブラ)インド古典音楽! 」

日時:2013年4月13日(土)
午後6時開場、7時開始、9時終了予定。

会場:国分寺「カフェスロー」(国分寺駅南口から徒歩五分)
〒185-0022
東京都国分寺市東元町2-20-10

料金:前売り 3,000円 当日 3,500円(1ドリンク付き )

出演:
新井孝弘(サントゥール)
U-zhaan(タブラ)

企画・主催:まちかど倶楽部

☆☆ ご予約方法 ☆☆
ご予約はカフェスロー(店頭、メール、電話)まで!
電話: 042-401-8505
メール: indiaevent.yoyaku@gmail.com  

南インド古典音楽声楽家、ボンベイ・ジャヤシュリーの曲がアカデミー賞ノミネート!「ライフ・オブ・パイ」

2013年02月04日 23時57分13秒 | カルナータカ音楽(南インドの古典音楽)
あきらです!

やったー、わっしょい!!
皆さん、既にご存知かと思いますが、カルナータカ音楽(南インド古典音楽)の女性ボーカリスト、ボンベイ・ジャヤシュリーが第85回アカデミー賞ノミネートですよ!

どういうことかと言うと、アン・リー監督初の3D作「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」が「作品賞」、「監督賞」、「脚色賞」、「作曲賞」、「主題歌賞」、「撮影賞」、「編集賞」、「録音賞」、「音響効果賞」、「視覚効果賞」、「美術賞」の計11部門でアカデミー賞にノミネート。
で、この主題歌賞(歌曲賞との表記もあり、英語では「Original Song」)でノミネートされている「Pi's Lullaby(パイの子守唄)」を歌っているのが我らがボンベイ・ジャヤシュリー姉さんなのです!
彼女が住むチェンナイでも、2009年のA.R.ラフマーンに次ぐアカデミー賞受賞者となるか?と盛り上がっているようです!
しかも、アカデミー賞にノミネートされた初めてのタミル語の曲!
こりゃ、2月24日のアカデミー賞授賞式が楽しみだねー!


こちらがボンベイ・ジャヤシュリー!
2013年1月7日チェンナイで撮影。


で、ワシも今日、吉祥寺で「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」を観てきました!
ネタバレするとよろしくないので、南インド視点でのコメントのみにしますが、ポンディシェリーやムンナールなどの南インドの様子、そしてバラタナティヤム教室のレッスンシーンで主人公のパイがムリダンガムを叩くシーンもあります!!
これはカルナータカ音楽ファンには嬉しいですね!(笑)
もちろん南インドのシーンではタミル語も聞けます!
ナーダスワラムやタヴィルも少し映ります!

この映画の音楽監督は、「カーマ・スートラ」や「モンスーン・ウェディング」でも御馴染みのマイケル・ダナですが、「リメンバー・シャクティ」のカンジーラ奏者で現在は音楽監督としても活躍するセルヴァガネーシュも、カンジーラとコナッコルなどで参加してます。
エンディング・ロールではちゃんとクレジットあります。
そういう意味でも、南インド好きにはおすすめですよ!


チェンナイのスタジオで、衛星回線をつないでハリウッドにいるマイケル・ダナと直接やりとりしながら録音するセルヴァガネーシュ!
正にこの時、映画で使われているコナッコルを録音してた!
2012年8月撮影。


で、これが「Pi's Lullaby(パイの子守唄)」。
ジャヤシュリー姉さんの声にうっとりですね!

ということで、「カルナーティック宣言!!」でもジャヤシュリー姉さんを強力バックアップ!
彼女のアルバム「Naetruvaren Yendru」(二枚組)を3400円のところを送料込みの3000円にいたします!
パイの子守唄を聴いて、ジャヤシュリー姉さんが気になった人は是非、古典音楽を歌う彼女も聴いてみてね!
さらにはセルヴァガネーシュ参加のアルバムもディスカウントします!
セルヴァガネーシュや「シャクティ」でも御馴染みの実父T.H.ヴィナーヤクラムなどを中心にパーカス満載の二枚組アルバム「Master of Music」を3400円のところをこれまた送料込みの3000円に!
ムリダンガム・カンジーラ・ガタム・モールシン(南インドの鉄口琴)に南インドのバイオリンも楽しめます!
皆さん、是非これを機に南インド、そしてカルナータカ音楽をよろしくぅ~!

んだば、また。


「マドゥライ!リアル・ポンガル報告会!!」@カフェ・アンナプールナ(荻窪) 2月23日(土)

2013年02月01日 22時46分52秒 | まちかど倶楽部
あきらです。
あっという間に2月ですね。
年末年始のインド訪問から帰国後は、「今年もポンガル!ポンガります!!」と「トゥバの喉歌 ホーメイLIVE」と二週連続でイベントをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
ワシとしては、気温差やインドでの疲れから体調がよろしくない日々が続いていましたが、ここにきてどうやら身体も順応してきました。
ますます張り切っていきます!

ということで、告知です!
2月23日(土)、わたくし井生明がおおくりする、動画や写真で紹介するイベント「マドゥライ!リアル・ポンガル報告会!!」を開催します!

こういったトークでは、いつもカルナータカ音楽(南インド古典音楽)について喋ってきましたが、今回のテーマは、タミル・ナードゥ第二の都市マドゥライでのタミルの収穫祭「ポンガル」を中心にした文化事項を中心にお届けします!
内容は、マドゥライのミーナークシ寺院での儀礼、お寺の周りで開催されるコーラム(吉祥文様)コンテスト、ポンガルを控えた街の様子や以前、カフェスローでのイベント見てもらったタップアッタムやカラガム、さらにはタミル版の「カラテ」(笑)などなど。
そして、何といっても今回の目玉は「ジャリカットゥ」という牛追いです。
「ナニ、それ?」いう人もいると思うので、現地で撮影してきた来たばかりの写真を少しお見せしますね。


じゃん!これがそのジャリカットゥの会場!
ジャリカットゥの日には街の一角が突然こんな会場へと変貌します!


タミルの男たちの血が燃えたぎるのでしょうか?
昔は牛の角にお金を入れた袋をつけて、それを奪い合っていたともいわれます。


現在は、牛のこぶにしがみついて決まったポイントまで単独で行けば、その人の勝ち!です。

さてさて一体どういうものなのか?詳しくは当日!
現地で撮影したてのフレッシュな動画と写真でバッチリ紹介しますので、お楽しみに!!


あ、ジャリカットゥのような男の世界だけじゃなく、コーラム(吉祥文様)・コンテストの様子もお見せします!


マドゥライの象徴ミーナクシー寺院の内部。
この寺院での儀礼の様子も、動画で紹介します。
これがまたカッコイイんだよね!


ポンガルの時は、皆さんこんなカンジでサトウキビをかじるのです!


「マドゥライ!リアル・ポンガル報告会!!」

会場:「カフェ・アンナプールナ」@荻窪(荻窪駅北口より徒歩5分)
日時:2013年2月23日(土) 午後5時半開場、午後6時開始、午後8時過ぎ終了予定。
チャージ:1500円(ワンドリンク付!南インドスタイルのミルクコーヒーかチャイを選んで頂けます!)

会場ではスナックとサンバル・カレー(10食限定)も用意して頂きますので、是非お食事も!
ご予約は、カフェ・アンナプールナ(電話03-3392-8181)か、「まちかど倶楽部」までメールで→machikadoclub☆yahoo.co.jp(☆を@に変換してください)
サンバル・カレーをご希望の方は、ご予約の時にお伝え下さい。

もちろんカルナータカ音楽(南インド古典音楽)のCDの販売(新入荷あり!)もいたしますので、お楽しみに。
ということで、皆さんのお越しをお待ちしています!

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