北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

インド古典音楽「サロードの夜」アヌパム・ジョシ公演@インド大使館(東京) 8月16日

2013年08月15日 21時27分44秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
あきらです!

直前の告知ですが、明日8月16日東京九段下のインド大使館内のICC講堂にて、
サロード&タブラによる北インド古典音楽の演奏があります。

時間は午後6時半から7時半までの一時間。

入場は無料ですので、ご都合つく方は是非!

ワシは小倉に帰省中で行かれないのが残念!!

出演:
サロード:Anupam Joshi
タブラ:Anup Joshi

以下、同じ演奏者による参考動画!
ラーガはチャルケシ!!

今年もよろしくお願いします from マドゥライ!

2013年01月11日 16時23分51秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)


毎年いまさらなタイミングでご挨拶していますが(笑)、今年もよろしくお願いします!
あきらです。

ティルヴァルールという街から、タミルナードゥ州第二の都市マドゥライにやってきました!
ティルヴァルールには、南インドの古典音楽(カルナータカ音楽)の三楽聖の生家があり、
前回はそのうちで最もメジャーなティヤーガラージャの家しかお参り出来なかったので、今回は三楽聖の生家をまとめてお参りし、インドで作成したカルナータカ音楽を紹介する本を献本してきました!
さらにはちょうど良いタイミングで、ティルヴァルールの誇るでっかい沐浴池の真ん中の小島にあるヒンドゥー寺院での儀礼にも参加できて2泊のみの強行軍でしたが、充実!
で、ティルヴァルールからマドゥライは直接来れる列車がないので、一度各駅停車のローカル列車でティルチラパッリまで出て、そこでチェンナイ発マドゥライ行きのエクスプレスに乗り込みましたぁ。
直前に移動を決めたので、乗車券しか手に入らず予約なしの人用の客車に乗り込み、人でごった返し席は当然無いので、座席の上段の荷物置き場に座り、タミルのちびっ子や女学生やらとおしゃべりしながら小旅行。

楽しかったです。

マドゥライは今回の旅の最終地点。
16日にここからチェンナイに飛び、そのままKLへ発ち、17日帰国します。
それまでの間は、ここマドゥライでフルにタミります!

そうそう、年末年始のチェンナイではもちろんカルナータカ音楽三昧!
相変わらず、余裕をもった大人な楽しみ方をしようと思うのですが、現地に行ってしまうとやはりそうはなりませんでした・・・。
あぁ、カルナーティック・バカが止まらない・・・・(笑)

写真は宿の屋上からの景色。
ミーナークシ寺院のゴープラムがドドーンです!
マドゥライ自体は一昨年の12月にNHKのコーディネートの仕事で来て以来ですが、その時は忙しくて街をうろつけなかったので、今回はしかと歩き倒します!今朝も散歩してて、むかし象に水をぶっかけられたり、PCがウィルスに感染して、仕事に支障が出そうになり泣きそうになりながら対処に奔走したことを思い出しました(笑)
そういや、フィッシュビリヤーニが美味い店があったな。
それも探してみよう。

何はともあれ、ここに来てやっと落ち着いた状態になったし、ヴォーダフォンのネット回線も調子が良いので、少しはブログも更新したいと思います。
ツイッターも再開します!

んだば、今年もよろしくです!!


明日チェンナイへ飛びます。

2010年07月06日 22時24分37秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
や。
今ペナンに来ています。
ここ数日はバイクを借りて島内のヒンドゥー寺院を巡ったりしていました。
ま、明日からチェンナイなのに何もフライングしてまでヒンドゥー寺院に行かなくても、
という気もしますが(笑)

何はともあれマレーシアを満喫し、再びコテコテのタミルワールドに突入です。

はい、張り切って行きます。


口琴職人 モーハン・ラル・ロハール そしてラージャスターンの思ひで

2010年01月26日 23時39分39秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)

や。
もう半年も前のことですね。
ワシらのラージャスターンの旅も。
ということで、思い出したかのように写真のUPです。
で、この人が口琴職人モーハン・ラル・ロハール。
けれども本当の名前はモーハン・ラーム。
なぜか皆が彼のことをモーハン・ラルと呼ぶので、彼の名刺にもそう記している。
でも実際にパスポートを見せてもらうと確かにモーハン・ラーム・ロハール(笑)
何と呼ばれようがあまり気にしないのですね・・。



ロハールとは鍛冶屋を意味し、基本的に鉄や真鍮などの鍛冶仕事しかしないのですが、モーハンは木工もやっちゃいます。
この写真では、ダブルフルートのアルゴザを製作中。
彼自身もアルゴザを吹いたり、口琴演奏者としても活躍しているのです。



ラージャスターン州の西の外れ、ジャイサルメールを訪れた人で口琴などの楽器に興味のある人は、是非モーハンの所を訪ねてみてください。
素敵な口琴を注文できますよ。

モーハンの携帯は91+9414760053です。

あと、ワシが書いた、このモーハンも登場するラージャスターンに口琴職人を訪ねた旅行記も雑誌「旅行人」に掲載されてます。是非読んでみて下さい!



こちらはラージャスターンのバス車内。
ベールを被った娘さんにドキッとします。



こちらバールメールという街の路上で商いをする人。
道端で口琴が売られていてドキッとします。



こちらシヴァ神の絵。
ヒゲがついててドキッとします。
さすが、ラージャスターン。
神様もすべからくヒゲ付きなのでしょうか?



こちらは「ムサフィール」というグループでもお馴染み、口琴を始めとする楽器をマルチに操る音楽家シュゲ・カーン。
彼の銀製フレームの口琴にドキッとします。
左利きの口琴奏者は何故か南インドでは見ないですねぇ。

ムンバイの日々 10th Jan 2010

2010年01月15日 23時20分58秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)

この日はタブラのスーパースター、ザキール・フセインのソロ!
実は有料だったらしいのだが、前日になって急遽無料に変更。
やったー。
で、会場は何と道路を封鎖してステージと客席を設えたもの。
その道路の脇には図書館か何かがあり、そこへと上る幅の広い階段も客席として利用。
ワシらはその階段で観てました。
ステージまでの距離はこんなカンジ。



で、ワシらの周りのお客さんの様子。
おばちゃんも、「ザキール、素敵っ」てな目付きで観てます。
その左にいる、ボディコンのお姉さま!
退屈そうに携帯をいじってばかりでしたが・・・。
パーマの男子には興味がないのでしょうか?
こんな格好の女子はカルナータカ音楽のコンサートではとんと見かけません。
さすがムンバイ。
都会だねー・



左がザキール・フセイン。右はサーランギー奏者のサビル・カーン。
ザキールはタブラ3つにナッカラの片方の様な太鼓も使ってます。
ソロ後半部分では、これらにエフェクターを絡めブレイクビーツばりに叩いてました。
これだけでもかなり踊れる。
だが、実はリハの方がもっと凄かったらしい・・・・。
これで本気じゃないの?と思いつつも、リハから来ときゃよかったともちょっぴり後悔(笑)



ワシらが座った階段側の席では、皆携帯で動画撮りまくりでしたね。
逆にステージに近い席のほうでは、演奏者・主催者に近いため遠慮して誰も撮っていなかった模様。
インドでの携帯電話の普及はこんなところにも影響を及ぼしています。
残念ながらワシらはビデオ持って行くの忘れたのだ。
しかも携帯にはビデオどころかカメラすら付いていない・・・。

でも、実に楽しめましたよ。
ザキールソロは、実は初めて観たしね。
で、1月23日にはチェンナイでサントゥール奏者のシヴクマール・シャルマとザキールでの古典のコンサートがあるので、チェンナイにいる人は要チェックざんす!!

ムンバイの日々 8th Jan 2010

2010年01月14日 23時26分21秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
や、ムンバイでの写真ちょこっとUPします。

ワシらのムンバイ行きのメインは現在南インドを代表するムリダンガム奏者の一人であるカライクディ・マニ、キレキレでかっちょいいガタム奏者V.スレーシュ、カンジーラ奏者バンガロール・アムリットがタブラのスーパースター、ザキールと演奏するので、そのコンサートの撮影のためだったのです。
だが、当日オーガナイザーに撮影許可をもらいに行くと、ガーン「不可」。
当日の会場は国立の劇場でそこ専属のフォトグラファーがいて、ワシのみならずメディアも一切撮れないという有様。
わざわざチェンナイから飛んだということもあり、さらにはこちらの芸能雑誌に写真を頼まれていたということもあり、どうにか食い下がりサウンドチェックの時のみ撮影OKという許可をもらいました。
だが南インドの演奏者が会場入りするのに合流すると、ザキールはいつもサウンドチェックではピリピリしているようで(ま、当然か)、結局ザキール個人のチェックが終って南インドの奏者がチェックに入ったときからの撮影とあいなったわけです。


左手前がカンジーラ奏者アムリット、真ん中に座ってるのがカライクディ・マニ、一番右端がガタム奏者V.スレーシュ(切れてます)。



こちら左がマニサー、右がザキール。



さて、何の音のフィンガリングでしょう?


サウンドチェック終って会場入り口。内部も実に立派でしたよ。
さすがムンバイ、大都会だ。


ライブ自体は三部構成。
最初にザキールのソロ。
次が南インド組3人でのソロまわし。
そして、マニサーとザキールのリズムバトル&全員での演奏。
南インドらしいタイトなリズムでキメテくれました。

ただ、PAのバランスがあまり良くなかったのが残念。
特にムリダンガム・ガタム・タブラ。
ザキールのタブラの音もちょっと輪郭がはっきりせず、聴きにくかったかな。
ま、それでもかっこいいのがザキールなんだけどね。

南の打楽器に関しては、PAの人も普段あまり聴いたことがないだろうから楽器のベストの音を引き出すのが難しかったのでしょうかね?
とはいえ、ムンバイのお客さんは盛り上げ上手。
しっかり楽しんでいたようです。
特にガタムは楽器としてのルックスもあってか、ムンバイ・マダム達が大喜びでした。

いやそれにしても、会場に来ているお客さんのハイソなこと。
南インドの演奏者が来ているから、南インド出身ムンバイ在住のお客もいたようですが、誰一人ドーティ(腰布)の人がいない(笑)。
マダム達も何だか高そうなサリーを着ていたり、若い娘さんも胸の谷間があらわになったドレスっぽい服装の人もいたり。
いやー、驚きました。
コンサートに行くことが一種のステータスなんですね。
都会です、ムンバイ!

At Train from Varanasi to Chennai

2009年07月27日 01時06分57秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
乾季のデカン高原しか知らない人には、このグリーンさ加減は驚きでしょ。
ワシも唖然としました。
視覚中枢も潤うさ、こりゃ。





牛ものんびり草を食んでいて、底抜けに牧歌的でございました。
思わずヨメと二人して「グリーンだよ!」と叫んじまった。
もちろんあの人のように。





こちらの車中は二泊三日でしたが読書三昧だったため、写真はこれだけ。
あっという間にチェンナイ・セントラル駅へ。
CBCに戻ると、昼食はもちろんバナナの葉にのったミールスを頂きました!!
ああ、これぞ南インドかな。


Photo by Akira Io

At Train from Jodhpur to Varanasi

2009年07月26日 23時32分08秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
↑こんなカンジの艶やかなラージャスターンの女性にお別れを告げてヴァラナシに向かったのは、7月19日。
本当はジョードプールからグジャラートのアフメダバードに行きそれからチェンナイに戻る予定だったのですが、
運悪く(結果的に運良くなんやけど)チケットが取れず、それならばヴァラナシ経由で日食でも観て帰るかとなったのです。





さすが音楽の宝庫ラージャスターンだけあって列車内でも、ダフリというタンバリンを叩きながら唄を歌うおっちゃんも登場。
左手の人差し指・中指には鉄のリングを付け、フレームを叩き「カチカチ」という金属音を出しながらプレイしていました。





午前9時過ぎに出発した列車は、昼過ぎにはだだっ広い塩湖のほとりを走っていました。





塩田が線路沿いにいくつも並び、しばらく行くと「Sambhar Lake Station」という駅に停車。
おそらくこの塩田から取れる塩を輸送するためだけに出来たのであろう小さな駅。
ホントにサンバルの湖があれば、米持って飛び込むのになぁ、と考えてみたり。
でも、サンバルの味の決め手は塩ではなくタマリンドだよなぁ、とも思ってみたり。




そうこうしているうちに太鼓叩きの少女が登場。
ものすごーくシンプルな軽業を披露する、妹らしいおさげの少女とのコンビ。
残念ながら唄はなかったけれども、軽やかな太鼓の音を車内に響かせ、次の駅で降りていきました。





そして、気がつくと同じ車両内では、ラージャスターンのおばさん達が陽気に唄を歌い踊っていました。
巡礼でヴァラナシに向かうようで、宗教心からの気分の高揚か、遠足気分が盛り上がったのかは、謎。
車両の廊下は、完全に通行止め。
若いチャーイ売りは、シッシと軽く手で追い払われていました。





夕暮れ時には列車は、ラージャスターン州北東部のシェカワティ地方を通り過ぎました。
同じラージャスターンでも、西部の砂漠地帯と違って緑が多い!


こうやって一日が過ぎ、翌朝にはヴァラナシに到着したのでした。


Photo by Akira Io

出ラージャスターン!

2009年07月22日 20時57分00秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
じゃーん!

暑かった、いや暑すぎたラージャスターン一ヶ月の旅を終え、
ジョードプールからヴァラナシに来ました。
途中、列車からは壮大な塩湖&塩田や、
カラカラだった一ヶ月前とは全く違って、モンスーンで潤い始めた大地が、とても美しく見えたのでした。


このヴァラナシのあるウッタルプラデーシュ州に入ると、風景もより緑を増し、
ちょうど晴れていたこともあってまばゆいばかり。
ワシのイメージの中にある正しい日本の初夏というようなカンジ。
夏休み直前の、うわぁーとした、これからだぜ!と意味もなく気合が入ってしまうような、そんな風景でした。


畑仕事や田植えをするサリーの女性の鮮やかな赤や黄色。
インドの国鳥にもなっている孔雀の美しい佇まい。
あぜ道を、腰布を巻いたオヤジがトロリトロリと自転車で走る様子など、
やたらになごみます。



で、これから二泊三日の列車旅で、チェンナイの我らがCBC(Chennai Base Camp)に戻りまぁす。


さて、寝かせておいた冷蔵庫は機嫌を直したのだろうか?


あ、そうそう。
ヴァラナシでの皆既日食、オーロラ並みに素敵でした。
二ヒヒのヒですね。


ということで、んだば、また。



写真は、ジョードプールからヴァラナシへ向かう列車内にて撮影。


Photo by Akira Io

ジャイサルメール

2009年07月12日 17時01分40秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
あろはです。
あきらです。

ご無沙汰ですね。
チェンナイ出発後、ジャイプール、バールメールと来て、
現在タール砂漠にある城砦都市、パキスタン国境にも程近いジャイサルメールに来ています。
何故かモンスーン到来は遅れていて、やたら暑いです(笑)。
ここにはあと3日ほどいて、それからジョードプルへ行く予定です。
ここラージャスターンは音楽の宝庫だけあって、
いろいろと素敵な音楽に触れています。
こちらも熱いのです!


何はともあれ、元気に過ごしています!
ラージャスターンの写真は、また後日まとめて出します!

んだば、また。



Photo: Vyas Chatri @ Jaisalmer

仕上げ

2007年05月09日 14時57分34秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
あろはです。
あきらです。


早いもんです。
明日、ケーララ州のトリバンドラムからバンコクに飛びます。
インドとは年末12月のミュージックシーズンまではしばしお別れ。
で、5ヶ月のインド滞在及び新婚旅行(笑)の仕上として今晩このコーチン近郊の小さな街のお祭りでコンサートがあるようなので、それを観に行くぞ!
夜の9時始まりなので、今から移動し体勢を整えます。
多分終わるのは日付が変わってから。
明日の昼過ぎには、トリバンドラム行きの列車に乗りそのまま空港やねー。


面子は
ボーカル:T.M.Krishna
バイオリン:?
ムリダンガム:B.Harikumar


と仕上にはちょうど良い。
これに地元ケーララのGovindaprasadあたりがモルシン(口琴)で入ればさらに楽しそう!、と淡い期待も抱いてみたりする。

ぐふふ。

コーチンのんびり

2007年04月28日 16時14分03秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
あろはです。
あきらです。
ここ数日はコーチンでのんびりしています。


ここに来てすぐはとあるムリダンガム奏者のお宅に3日連続で通い、
いろいろなお話・情報の収集。
5月5日から数日間、ムリダンガムの革の取り付け作業があるということなので、
それにあわせて再訪するまではしばしカルナーティックを離れ数日間まったりしている最中。
それにしても、職人をわざわざタンジャーブール(お隣のタミルナードゥ州にある古い街。
かつてはカルナータカ音楽の一大中心地でした。)から呼んで作業させるなんてすごいな。


で、ここにいる間に出インドの日取りも決定。
5月10日にトリヴァンドラムから出ます。
12月8日にチェンナイ入りしたので、ほぼ5月か。


で、久しぶりに音楽以外の事で、ぷらぷらと歩き写真を撮ったりしたのでそれを一枚。


一昨日のコーチンの日の入りは、暖かな色にあふれておりました。

BGMは、「砂の岬」。
ミルトン・ナシメントの原曲ではなく The Boomのカバーバージョン。
途中のサックスソロが美しい、あの曲。

BGR(バックグラウンドラーガ)は、Kalyani。
Bombay Jayasreeのやわらかな絹糸のような声でのKalyani。

なんとも極楽やん。

マナマドゥライ

2007年02月28日 00時56分17秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
あろは。
あきらです。


いやはや行ってきました。
マナマドゥライ。
ガタム製作の現場を撮影しようと意気込んで。


けれど、伝手なし、アポなし。
知ってるのは職人の名前だけ。
ですが、チェンナイで撮影した女性ガタム奏者の写真を片手に、
太陽に吠えろよろしく聞き込みを続け、職人さんのところにたどり着きました!
(女性ガタム奏者というところがミソ)
やはり、さすがインドだー!
念ずれば花開く。


だが、その職人さん。
ガタム製作は年に数回しか行わず、大体一度に100個ほど作るとのこと。
その最近の製作がわしらの行く数週間前に終わったばかり。
(もしや音速土壷奏者のご注文にあわせて作ったばかりなのかしらん)
なので、職人さんは普通に素焼きのかまどを作ってました(笑)。
職人さんは普段、水がめや花瓶も作っているようです。
けれども、特別にわしらのためにロクロでガタムを成型する過程を一個分だけ
見せてくれました。


うーん!
それはロクロマジック!!
素敵でした。
ただの土くれがだんだんと縦に伸び筒状になったかと思うと、
その直後にはすぐ腹部を膨らませあの色っぽいガタムの形になっていく様にもううっとり。
そして、ちょっぴりしっとり。


ということで、一週間滞在の予定を3泊に切り上げ、
その後別の地方へ移動し笛、口琴、ターラム
(ま、ちっこいシンバルみたいなもん)の製作をちょっぴり撮影し、
15日にチェンナイに戻ってきました。


で、明日チェンナイを離れJackwoodの産地と呼ばれている街に4,5日行ってきます。
この木からヴィーナーもタンブーラもムリダンガムも、
そしてカンジーラもできているのです。
そりゃ要チェックでしょ。


3月5日にはまたチェンナイに戻ります。
そして、その後13日はチェンナイでのビッグイベントを撮影し、
月末にはチェンナイを離れマイソール、そしていよいよ北インドへと移る予定だ。
よ~ん。





キーポンロクロー!!



(苦笑)




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