北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

「天上のリズム」プレイベント第3弾 2/20「The カルナーティック・トークvol.11」@東中野キングス・カフェ

2016年01月27日 19時14分31秒 | カルナータカ音楽(南インドの古典音楽)
じゃん!
あきらです。

日本ではまだまだ知られていない南インドの古典音楽「カルナータカ音楽」を熱く紹介するトークイベント「The カルナーティック・トーク!」が来月2月20日(土)に開催です!
いつものように南インドに15年に亘り通い続ける「あきらじー」ことワタクシ井生明が現地撮影の動画と写真を見せながら熱くお届けします!
今回は「~その男、ヴィックゥにつき。世界を巡った壷のリズム~」というテーマ。
4月に開催の「天上のリズム~南インドの打楽器と声のアンサンブル「Laya Samarpanam(ラヤ・サマルパナム 神に捧げしリズム)~」のプレイベント第3弾となりますので、公演が気になっている人には格好の予習イベントとなりますよ。

南インドの古典音楽家として幼少の頃より厳しい訓練を受けてきたヴィックゥ・ヴィナーヤクラームは、マドラス(現チェンナイ)を中心とする古典音楽シーンで頭角を表すと1966年には南インド最高の歌姫M.S.スッブラクシュミと共に国連コンサートの舞台に立ちます(インドの古典音楽だから実際は座っていたのだけど、笑)。その後1970年代半ばにはジャズギタリスト・ジョン・マクラフリンとのユニット「シャクティ」にも参加しジャズ・フュージョン、ワールドミュージックファンに南インドの複雑なリズムと彼自身が演奏する壷の打楽器「ガタム」で衝撃を与えました。
その後はアメリカのジャムバンド「グレイトフルデッド」のドラマーミッキ・ハートのアルバムに参加し、南インドのアーティストとしては初のグラミー賞を受賞という快挙を達成します。
今回はそういったヴィックゥ氏の生い立ちを辿りながらその時々の彼のプレイを紹介します。また氏の愛弟子で南インドのパーカッション、ムリダンガムとモールシンの演奏家である竹原幸一氏をスペシャル・ゲストに迎えて「天上のリズム」公演の見所や南インドのリズムの面白さを解説して頂きます!


「リメンバー・シャクティ」チェンナイ公演に出演のヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム氏(右から二番目)。一番右はジョン・マクラフリン、一番左はザキール・フセイン。左から二番目はマンドリン奏者U.シュリニヴァス(撮影:井生明)

「天上のリズム」公演の予習としてはもちろんのこと、ワールド・ミュージックファン、ジャズ・フュージョンファン、そして南インド古典音楽が気になる人などなど、皆さん是非ともお越し下さい!もちろん公演のチケットもお買い求め頂けます!


奇しくも今週末1月30日放送の「世界ふしぎ発見」では南インドが取り上げられます!→「南インド スパイス紀行 香辛料と健康の秘密」!!
この放送を見て南インドが気になったという人は、是非とも拙著「南インドカルチャー見聞録」をお買い上げの上、さらにこの「The カルナーティック・トーク vol.11」に来れば、かなり南インドの事が身近になって面白いと思いますよ!!
ご来場お待ちしています!!


「The カルナーティック・トーク!vol.11 ~その男、ヴィックゥにつき。世界を巡った壷のリズム~」@東中野「キングス・カフェ」
日時:2月20日(土)開場 17:30  開始 18:00
会場:東中野「キングス・カフェ」(東中野キングス・ガーデン内
トーク:井生 明 a.k.a.「あきらじー」
スペシャル・ゲスト竹原幸一
チャージ:¥2,000(マサラワーラーによる「南インドカレー1プレート」と「ねぎし珈琲による南インド式ミルクコーヒー」付き!

ご予約は⇒ メール:machikadoclub.info@gmail.com  


ヴィックゥ・ヴィナーヤクラム@チェンナイ(撮影:井生明)


1966年国連コンサート参加時の様子。左から2番目がヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム。その右隣が南インド最高の歌姫で後に人間国宝となったM.S.スッブラクシュミ。

「天上のリズム」月見ル君想フ&なかのZERO公演 1/16(土)よりチケット発売開始!フライヤーも完成!

2016年01月15日 22時46分44秒 | カルナータカ音楽(南インドの古典音楽)
インドの超絶リズムを体感せよ!
お待たせしました!
「天上のリズム」~南インドの打楽器と声のアンサンブル「Laya Samarpanam(ラヤ・サマルパナム 神に捧げしリズム)」~、
4/8(金)南青山「月見ル君想フ」、4/16(土)中野区「なかのZERO」公演、いよいよ明日からチケット発売です!
そしてチラシも完成しました!!

1992年グラミー賞受賞、インドの人間国宝級打楽器奏者ヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム(ex.「シャクティ」)率いるアンサンブルが4月に来日!
4月16日の東京・中野「なかのZERO」公演では、ヴィックゥ・ヴィナーヤクラームの長男で「リメンバー・シャクティ」でも活躍するカンジーラ奏者セルヴァガネーシュ(U-zhaanのカンジーラの師匠)も参加。
さらには能楽一噌流笛方の一噌幸弘氏が共演という見逃せない公演になります!
4月8日の東京・南青山「月見ル君想フ」公演では、2010年にチェンナイにてヴィックゥ・ヴィナーヤクラームと共演のベースニンジャこと今沢カゲロウ氏が5年の時を経て再共演します!!
4月12日には静岡県浜松の浜松市楽器博物館公演がありますので、お近くの方は是非とも超絶のリズムを体感しに来てください!



「天上のリズム」公式HP
(公演情報などさまざまな情報がこれから随時更新されます!)


4/8(金)南青山「月見ル君想フ」(表)↑


4/8(金)南青山「月見ル君想フ」(裏)↑

「天上のリズム」
~南インドの打楽器と声のアンサンブル「Laya Samarpanam(ラヤ・サマルパナム 神に捧げしリズム)」~
@南青山「月見ル君想フ」


日時:4月8日 金曜日 19:00開場 19:30開演
場所:南青山「月見ル君想フ」
〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1 B1F
料金:予約4500円(全席自由) 当日5000円 
  ※別途ドリンク代(500円)必要
*主催者、出演者の意向により、アルコール類の提供はございませんのでご了承ください。
*お席を使用しない乳幼児のお子様は無料です。
*車椅子でご来場の方は、事前にお知らせください。

出演
・ヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム(ガタム/Ghatam)
・N.ラーマクリシュナン(ムリダンガム/Mridangam)
・S.スワーミナータン(カンジーラ/Kanjira)
・S.ヴェンカタスブラマニアン(バイオリン・ボーカル/Violin・Vocal)
共演:今沢カゲロウ a.k.a「BASSNINJA」(Bass)

チケット情報は→「天上のリズム」-「月見ル君想フ」公演チケット






4/16(土)中野区「なかのZERO」公演(表)↑


4/16(土)中野区「なかのZERO」公演(裏)↑

「天上のリズム」

~南インドの打楽器と声のアンサンブル「Laya Samarpanam(ラヤ・サマルパナム 神に捧げしリズム)」~
@「なかのZERO」


日時:4月16日 土曜日 17:30開場 18:30開演
場所:なかのZERO 小ホール
〒164-0001東京都中野区中野2-9-7西館
料金:予約6000円(全席自由) 当日6500円
*ひざの上に抱えることができる乳幼児のお子様の入場は無料です。
(周りのお客様にご迷惑にならないようご配慮をお願いいたすます。)
席を必要とされる場合は一般料金になります。
*車椅子席のご用意ができます。事前にお知らせください。(公式HPのご予約フォームのお問い合わせ欄にご記入ください。)

出演
・ヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム(ガタム/Ghatam)
・V.セルヴァガネーシュ(カンジーラ/Kanjira)
・N.ラーマクリシュナン(ムリダンガム/Mridangam)
・S.スワーミナータン(カンジーラ/Kanjira)
・S.ヴェンカタスブラマニアン(バイオリン・ボーカル/Violin・Vocal)
スペシャルゲスト:一噌幸弘(能楽一噌流笛方)

チケット情報は→「天上のリズム」-「なかのZERO」公演チケット


そして4/16「なかのZERO」公演のチケットを公式HPのチケット申し込みフォームよりお申し込み頂いた方には、↑こちらの特別記念チケットを送らせて頂きます!
昔のコンサートや映画のチケットみたいでいいでしょ!?

皆さん、どうぞお見逃しなく!

今年もよろしくお願いします!&1/23(土)井生明トーク「南インド―言葉と祈りと音楽と」@慶應大学

2016年01月10日 21時41分36秒 | カルナータカ音楽(南インドの古典音楽)
あきらです。
皆さん、明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
あまりのんびりともできないままに新年を迎えましたが、まぁこんなモンです。
今年は4月に一大イベント「天上のリズム」公演が4/8(金)東京南青山の「月見ル君想フ」、(4/12)静岡県浜松市の浜松楽器博物館、4/16(土)東京中野区の「なかのZERO」小ホールにて開催されます。
南インドから打楽器と声のアンサンブル「Laya Samarpanam(神に捧げしリズム)」がやってきて素晴らしい音楽を聴かせてくれますので、どうぞお楽しみに!

この「天上のリズム」プレイベント第二弾として、今週土曜日の1月16日に国分寺カフェスローにて「ポンガル2016!」〜「天上のリズム」なかのZERO公演チケット発売記念イベント」!があります!
おなじみマサラワーラーのミールスを食べながら、山田哲也さんによる南インド古典舞踊「バラタナティヤム」、そして、ムリダンガム・モールシン奏者の竹原幸一氏が南インドのリズムの魅力を語ってくれます!
このイベントにご参加の上「天上のリズム」なかのZERO公演のチケットを購入された方には、座席指定特典がつきますので、どうぞ奮ってお申し込みください!
4/16(土)の「天上のリズム」なかのZERO公演は全部自由席で、このイベント以外に座席指定をできるチャンスはありませんので!!


こちら「天上のリズム」公演の参考動画です!
ボーカルの人に代わってバイオリン&ボーカルの人が来ますが、それ以外の演奏者3人ともう1人ムリダンガムという両面太鼓の演奏者がやってきます!
グラミー賞受賞者でもあるヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム→セルヴァガネーシュ→スワーミナータンという祖父・息子・孫の南インドの超絶リズム三世代が4/16(土)東京中野区の「なかのZERO」小ホールのみで勢ぞろい!
ジョン・マクラフリンの「シャクティ」と「リメンバー・シャクティ」のメンバーでもある彼らのプレイは必見です。
さぁ皆さんも是非、インド超絶リズムをご体感あれ!!


そして、その翌週1/23(土)には井生明、今年初のトークイベントです。

NPO法人地球ことば村の定例イベント、1月の「ことばのサロン」にてお話させて頂きます。

タイトルは「南インド―言葉と祈りと音楽と」。
言葉をテーマに南インドのお話をさせて頂きます。
「大国インドを牽引しながらも、今なお濃厚なヒンドゥー文化の香りを残す南インドを「言葉」、 「祈り」、「音楽」をキーワードに現地撮影の写真や動画をふんだんに使って紹介いたします。古の知識の修正であるヴェーダの詠唱や「祈り」を根底に持つ古 典音楽「カルナータ音楽」や、また打楽器の習得の際に使われるリズム言葉(口唱歌)など。いまだ知られざる南インドの面白さをあなたにおすそ分け!」



ヴェーダの詠唱をするヒンドゥー教の司祭階級バラモンたち(タミル・ナードゥ州ティルヴァイヤールにて)


祈りを捧げる女性(アーンドラ・プラデーシュ州ティルマラにて)


祈りをベースに高度に発達した南インドの古典音楽(カルナータカ音楽)のステージ(タミル・ナードゥ州ティルヴァイヤールにて)

Photo by Akira Io(井生 明)


以下、イベント詳細をNPO法人地球ことば村のHPからそのまま転載します。

1月のことばのサロン

「南インド―言葉と祈りと音楽と」

日時:1月23日(土)14時~16時30分
話題提供:井生 明先生(写真家・インド古典音楽研究)
会場:慶應義塾大学三田キャンパス南校舎452教室
   (JR田町駅徒歩8分、地下鉄三田駅徒歩7分、地下鉄赤羽橋駅徒歩8分)
   アクセス・キャンパスマップ

参加費:無料
お申し込み:不要。直接会場へどうぞ。
共催:慶應言語教育研究フォーラム

写真家・井生明氏は南インドのチェンナイに3年ほど暮らし、その体験をもとに南インドの音楽家を招聘したり、その文化の紹介もしておいでです。デリーなど 北インドほど紹介されることの少ない南インド。そのにぎやかで濃い人間関係についてお話がきけると思います。会場では井生先生の著作やCDも展示販売され ます。

皆さんのご参加お待ちしています!

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