北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

入院はじめました。

2009年09月26日 17時49分54秒 | 日記:海外(インド以外)
あろはです。
あきらです。

久しぶりの投稿ですがタイトル通り入院をしているのです。
原稿を仕上げた直後20日から高熱が出たので、町医者や近所の病院で処方してもらった解熱剤を飲み寝ていました。
ティルチー行きを、二日遅らせ回復を待てども変化なし。
それでも24日にマレーシアへのフライトなので、前日23日に高熱のままティルチーへ行き一泊。
翌朝インドを発ち、どうにかクアラルンプールにたどり着き、空港から病院へ直行。
検査をするとデング熱でした。


蚊が媒介するこの病気。
潜伏期間は通常3~7日。
ということは、見事にCBCで刺されているわけです。
あああ、そうですかぁ。
8月の半ばぐらいからチェンナイはこの時期には珍しく気温が上がっていたのです。
で、雨はちょこちょこ降ってたから、確かに蚊がひどく発生していました。
CBCの蚊除け対策も、手が届かず放ったらかしになっていた一番高い換気窓に、
つい先日蚊除けネットを取り付けたのですが、どうやら手遅れだったようです(苦笑)。

発症してもう一週間なのでほぼ熱は治まっていますが、あと数日ぐらいはのんびり療養します。
病院もキレイで、ゆっくりできます。
旅行保険に入っててよかったです。


でわでわ、またね。


あ、もう体は大丈夫なので、ご心配なく!!

原稿執筆中

2009年09月10日 23時20分27秒 | 日記:チェンナイ
今月20日締め切りの原稿をただいま鋭意執筆中。
だのに、毎日カッチェーリが多くて悩ましいのです。

で、無事に原稿が上がれば21日にチェンナイを離れティルチーに向かいます。
24日にはティルチーからクアラ・ルンプールへ!
庶民の味方エア・アジアで参ります。
今回は一ヶ月半ぐらいの予定ですが、マレーシアとジャワに行く予定。
ワシらかなり前にチケットは予約したのですが、ティルチー⇔クアラ・ルンプール⇔ジャワ(行きはソロ、帰りはジョグジャカルタ)で一人300ドル。
ありがとう、エア・アジア(日本便も是非出してください)!

マレーシアでは、インドビザの更新と現地でのカルナータカ音楽シーンの調査、ジャワではガムランとクロンチョンの二つの音楽に迫ってみたいと思っています。
当初はタイの島にでも行ってのんびりしようと考えていたのですが、やはり音楽に染まってしまいそうです(笑)

にひひ。

A.Kanyakumari ‐ Violin Trio Concert

2009年09月08日 23時30分47秒 | カルナータカ音楽(南インドの古典音楽)

カルナータカ音楽のバイオリン奏者で一番の豪腕と言えば?
と訊かれればワシは間違いなくこの人と答えます。
そう、A.Kanyakumari!!
かつてはカルナータカ音楽の3女王の一人M.L.Vasanthakumariに頻繁にアカンパニーし、現在はカルナータカ音楽にサックスを持ち込んだKadri Gopalnathの専属バイオリン奏者として活躍しています。
爆音で有名なKadri Gopalnathよりも時に音がデカイ(伴奏者なのに!)というパンクな人。
ソロでもイケイケです。
今日は二人のお弟子さんを引き連れてのトリオ。


from L to R: Mridangam: Patri Satishkumar, Ghatam: Vaikom Gopalakrishnan, Violin: A.Kanyakumari, Embar Kannan, Bombay Anand




オレンジ色のサリーと白ペイントのバイオリンはもはやトレードマーク。
ゲインの高いステッキーな音でゲイリー・ムーア張りのゴリゴリの早弾きを見せてくれたり、ムーディなラーガでは柔らかい音をしっかりと出したりと、弓さばきも素晴らしいのです。
リズムの良さも定評があるので、12月のミュージックシーズンに参戦予定の人は要チェックですよ!




ちなみに今日のカッチェーリ(コンサート)は、昨年亡くなられたバイオリン奏者Kunnakudi Vaidyanathan(ステージ右手の写真の人)の追悼イベント。
生前は妖怪的なものすごいオーラを放ってご活躍されていた唯一無二の人でした。
もっと観たかったのに残念です。
カッチェーリの途中では主催者の主導で演奏者・観客みなで黙祷もいたしました。
改めてご冥福をお祈りいたします。



ところでカッチェーリ後ヨメと食事をしながら話をしていて気づいたのですが、こんだけカルナータカ音楽のカッチェーリを観ていながら、この半年以上は全然チケットを買っていないのですよ!
つまりほとんどがスポンサー付きのイベントで無料となっているのです。
しかもワシら移動は電動スクーターなのでオートリクシャー代もかかっていない!
12月のミュージック・シーズンも無料のものも多々あるのですが、それでもやはりチケットを買わなければならないものの方が多いです。
今まで8年近くはほぼ毎年ミュージック・シーズンの時期に通っていたのですが、通年で住んでみるとそういうこともわかってくるのですねー。
まさかこの時期にこんなにカッチェーリが多いなんて思わなかったしね。
いやー、楽しいなー。

とそんなカンジで日々は過ぎていっております。

でわでわ。
にひ。

この一週間ほど

2009年09月07日 23時40分07秒 | 日記:チェンナイ
あろはです。
あきらです。

皆様、いかがお過ごしですか?


この一週間は再び助っ人通訳でバンガロール近郊の街に行ってました。
今回の仕事は多少ラクと言われていたのですが、結局は通訳した4日間とも残業。
一番遅い日は夜の11時までと予想に反してヘビーでした。
でも、やはり自分の知らない世界を知ることが出来るというのは、通訳としての役得。
今回も改めて自分の全く知らない世界でいろいろな人々が日印問わず働いていることや日本人とインド人の考え方・仕事の仕方の違いを知り、とても勉強になりましたー。

通訳最終日が終わると、翌日はバスでバンガロールへ。
そのままカンジーラ奏者のN.Amritと合流し、以前から依頼されていた撮影を敢行。
彼の車でバンガロール郊外にあるアーシュラムに向かいその敷地で野外撮影をし、翌日は室内での撮影。
スタジオが予約できなかったので、照明等をレンタルしてアムリットの家のダイニングで撮影しました。
で、撮影が終わるとそのままバスでチェンナイに戻るという意外とタイトなスケジュール。

チェンナイには一昨日に戻ったのですが、相変わらずカッチェーリ(コンサート)がいっぱい!
少しはゆっくりしようかと思ったがそうも出来ないという嬉しい悲鳴です。
ひー!

アムリットの写真は、近日中にアップしまーす。

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