北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

もうできたの!?

2009年01月28日 02時33分45秒 | 日記:チェンナイ
ウチから歩いて二分ほどの交差点の脇は、「eZONE」という家電製品屋が出来ました!

チェンナイに来てからずっと工事していて、その様子はちょくちょく見ていたので、
正直もうできたの?(大丈夫?というニュアンスが多分に含まれる)というかんカンジです。

入り口に上がる階段は雨が降ったら摩擦係数が限りなくゼロに近くなりそうなツルツルのタイル。
店の品揃えは、ものすごい勢いで増えているアッパーミドルを狙った家電製品。
大画面薄型テレビ、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、パソコン、掃除機、はてはホームシアターに至るまで。

そうか、当たり前やけどインドも変わってきてるのね、としみじみ思います。


で、その「eZONE」、全面ガラス張りなのよね。

先日の夜、カッチェーリ(コンサート)帰りに通りかかると、
暗闇の中大画面テレビの光がまぶしいこと!

店の外では、ルンギー(腰布)のオヤジや少年がガラス越しにそのテレビの画面を見上げていました。


これもまたチェンナイの新しい風景の一つになっていくのかな。

ロシア語翻訳も無事終わり・・・

2009年01月25日 19時22分30秒 | カルナータカ音楽(南インドの古典音楽)
あろは!
あきらです。

いやはや、先日やっとこさロシア語の翻訳も無事に終わり、ミュージックシーズンは終わったとはいえ、
まだまだカッチェーリたっぷりのチェンナイを満喫モードに入っています。
ここんところは、ナーダスワーラムと呼ばれる南インドの古典音楽や儀礼で使われるダブルリードの楽器
(大きなチャルメラみたいなモノです)のコンサートやら、
はてはインドのキャンパスロックコンテストなどに行ってみたりしています。
このコンテストの上位入賞者は全国大会に行くことができ、
その全国大会で優勝すると何と2月にバンガロールで行われるIron Maidenの前座で演奏ができるというものなのです。
ちゃんと長髪でフライングVのツインギター+キーボードの様式美プログレメタルスタイルのバンドもあり、
きっちりとヘッドバンギングしてたので、嬉しくなり一人「よしよし」とうなづいていました。
とはいえ、バリバリのメタルばかりではなく、ファンク系のロックやらもありで、
インドの学生の趣向も含めいろいろな意味で楽しめました!



今朝は、ミュージック・アカデミーでティヤガラージャという南インド古典音楽を代表する作曲家の慰霊祭があったので行ってきました。
この慰霊祭、彼が暮らしたティルヴァイヤールというところで毎年開催されているのが一番有名なのですが、
チェンナイのみならず他のインドの都市やはては海外でも(ちなみに今日東京でもあったのです!)開催されているものです。
パンチャラトナクリティといって、彼の曲の中でも珠玉とされる5曲をマスで唄うのです。
会場のステージでは、50人を超えるミュージシャンがずらりと胡坐をかいてすわり、祭り上げました!
竹笛奏者は笛を吹き、ヴィーナー奏者はヴィーナーを演奏し、
ボーカルの人は歌い上げる!
なかなかに荘厳な雰囲気でした!!


写真はその様子。
ステージの左端の方です。
ちなみにこの写真に「Sangeeta Kalanidhi」は4人!

Thyagaraja Aradhana @ Music Academy

Photo by Akira Io

相棒ができました。

2009年01月08日 03時56分11秒 | 日記:チェンナイ
にひひ。

買いました。
なんと電動スクーターです!

これでカッチェ-リ(こちらの言葉でコンサート)に行くときも随分とラクになります。

日本にして6万円で、こちらで生活していく上では安くはない買い物ですが、
オートリクシャー代・オートの運ちゃんと値段交渉をする時間・エネルギーを節約できます。
一年以上住むことを考えたら金銭的にも全然モトが取れるし、
これがあることによって移動の制約がかなりなくなり、撮影もはかどることと思われます。

さらには夢の「カーベリーデルタ・バイクぶらぶら紀行」もできちゃいますね。
いやはや、楽しみです。

昨日・一昨日と早速カッチェ-リに乗って行きました。
いやはや、ラクです。素敵です。

とはいえ油断せず、つねに安全運転でいきます。



あ、ちなみに最高速度は25キロしか出ません(笑)。
でも、だからこそナンバープレートも要らないし、
免許も要らないのでワシにはうってつけ!


やったー!

今年もよろしくお願いいたしまぁす。

2009年01月05日 16時05分05秒 | カルナータカ音楽(南インドの古典音楽)
いやいや、どもども。
ご無沙汰しております。
あきらです。

今年もよろしくお願いいたします。


あっという間に年が明けておりますが、12月9日に無事チェンナイに到着。
その日のうちに借りているフラットにも入ることができて、今に至るまでの約一ヶ月順調に日々が過ぎています。


台湾滞在は5日間ほどでしたが、現地で音楽活動をしているタブラ奏者のわかさん&シタール奏者のようくんの所に数日お世話になりつつ、
モスクワ留学時代の台湾人の友達とも久しぶりの再会を果たし、楽しい時間を過ごせました。
思えば、一年を超える海外滞在はその時のモスクワ留学以来12年ぶり。
その時の友人たちとインド長期滞在前に会うことが出来たのも、ナンとも感慨深かったですね。
彼らと一緒にモスクワの中華料理屋に行き、その帰りがけに警察につかまって、留置所にちょっぴりぶち込まれた笑い話などで盛り上がりました。
ナイトマーケットにも連れて行ってもらい、うまいもんもたらふく食べました。
いやはや、ありがとね!!
台湾でワーキングビザを取って頑張っているわかさん&ようくんの姿も励みになりました。
ワシもがんばります(笑)。


チェンナイ到着後、ロシア語翻訳の仕事の締め切りが早くなったため、
いつものようにチェンナイのミュージックシーズンに集中!というわけにはいかなかったのですが、
それでも部屋ではロシア語と格闘しながら、カッチェーリ(Kutcheri:こちらの言葉でコンサートという意味)に通うという、
かつてないチェンナイ生活のスタートとなっています。
ちなみにこのチェンナイのミュージックシーズンでは南インドの古典音楽
(カルナータカ音楽、ワシらの間での通称は、「カルナーティック!!」)のコンサートが、
連日連夜朝から晩まで市内のホール・お寺・結婚式用ホール、学校の体育館・講堂などを会場として開催され人々に愛され楽しまれているのです。
ワシも仕事のため、基本的には「1Day -1 Kutcheri」というルールを決めていたのですが、
シーズンが深まるにつれ面白いコンサート、それだけでなくレクチャー・デモンストレーションなども目白押しとなり、
年末は案の定3、4つとハシゴ状態になっていましたが(笑)。


ま、何はともあれ音楽にあふれた日々を楽しく元気に過ごしています。

ということで、皆様今年もはりきって行きましょー!!




写真は、南インド古典音楽のカッチェーリ(コンサート)の様子

ボーカリスト:Trichur Ramachandran
バイオリン:M.A.Krishnaswamy
ムリダンガム:Guruvayur Dorai
ガタム:Vaikom Gopalakrishnan

会場:Sri Krishna Gana Sabha, Dr.Nalli Gana Bihar



撮影:井生 明(Photo by Akira Io)

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