北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

マナマドゥライ

2007年02月28日 00時56分17秒 | 日記:インド(チェンナイ以外)
あろは。
あきらです。


いやはや行ってきました。
マナマドゥライ。
ガタム製作の現場を撮影しようと意気込んで。


けれど、伝手なし、アポなし。
知ってるのは職人の名前だけ。
ですが、チェンナイで撮影した女性ガタム奏者の写真を片手に、
太陽に吠えろよろしく聞き込みを続け、職人さんのところにたどり着きました!
(女性ガタム奏者というところがミソ)
やはり、さすがインドだー!
念ずれば花開く。


だが、その職人さん。
ガタム製作は年に数回しか行わず、大体一度に100個ほど作るとのこと。
その最近の製作がわしらの行く数週間前に終わったばかり。
(もしや音速土壷奏者のご注文にあわせて作ったばかりなのかしらん)
なので、職人さんは普通に素焼きのかまどを作ってました(笑)。
職人さんは普段、水がめや花瓶も作っているようです。
けれども、特別にわしらのためにロクロでガタムを成型する過程を一個分だけ
見せてくれました。


うーん!
それはロクロマジック!!
素敵でした。
ただの土くれがだんだんと縦に伸び筒状になったかと思うと、
その直後にはすぐ腹部を膨らませあの色っぽいガタムの形になっていく様にもううっとり。
そして、ちょっぴりしっとり。


ということで、一週間滞在の予定を3泊に切り上げ、
その後別の地方へ移動し笛、口琴、ターラム
(ま、ちっこいシンバルみたいなもん)の製作をちょっぴり撮影し、
15日にチェンナイに戻ってきました。


で、明日チェンナイを離れJackwoodの産地と呼ばれている街に4,5日行ってきます。
この木からヴィーナーもタンブーラもムリダンガムも、
そしてカンジーラもできているのです。
そりゃ要チェックでしょ。


3月5日にはまたチェンナイに戻ります。
そして、その後13日はチェンナイでのビッグイベントを撮影し、
月末にはチェンナイを離れマイソール、そしていよいよ北インドへと移る予定だ。
よ~ん。





キーポンロクロー!!



(苦笑)




今年もよろしくお願いします。

2007年02月05日 18時38分05秒 | 日記:チェンナイ
あろはです。
あきらです。


ちょっぴり遅くなりましたが(笑)、
皆様今年もよろしくお願いいたします。


昨年後半以降はやたらとあわただしく、
このブログもほったらかしになっていましたが、ついに再開です!
で、再開を記念してタイトルも変えてみました。
もちろん本人は帰ってきちゃいませんが。


さっき書いた文章が全部消えてしまい、とても憤慨しているので、
以下、近況を箇条書きにて失礼いたします。


●ヨメ、バンコクに着いた翌日に入院!
 (原因はダンナの何?)

●バリでガムラン、ジェゴグ、ワヤンクリ等満喫!!
 口琴演奏者・製作者も訪ねる。
 (とはいえ、バリの口琴の歴史については謎しかない)

●チェンナイのミュージックシーズン撮影!!
 今年で4回目のシーズンですが、ついに撮影を始動!
 勝手が違い、慣れない事も多かったが、
 インドの友人やカメラマン達のアドバイスでどうにかこなす
 (みなさん、ありがとう!)。インド人が写真好きでよかった!!

●タンジャーブールのティヤガラージャフェスティバルも5年ぶりに観る。
 これまた撮影するも、実際は音楽家達へのプロモーションに追われる日々。

●マドゥライでおいしいフィッシュビリヤーニーを発見!
 とても満足。


というわけで、
今日これからマドゥライを離れ近郊にあるマナマドゥライに向かいます。
そこには1週間ほど滞在し、とある楽器の製作の様子を撮影し、眺めてくる予定。
で、その楽器とは!!!




The ガタム!!!!



つ、壷だぁ~!!!!!




つづく

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