北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

Chitraveena Ravikiran

2009年02月08日 02時55分20秒 | カルナータカ音楽(南インドの古典音楽)
今宵は、一昨年来日したチトラヴィーナー奏者ラヴィキランを観てきました。

来日時は、自身でデザインし改良したナヴァ・チトラヴィーナーを使ってましたが、
今回はオーソドックスなタイプのチトラヴィーナー(ゴットゥヴァドゥヤム)でした。
そうそう、ラヴィキラン来日、ナヴァ・チトラヴィーナーについては、「インドのモーツァルト上陸」もご覧ください。

来日時と違って今回はバイオリンのアカンパニーもありで、
リズム伴奏はムリダンガムとカンジーラ(トカゲ皮のタンバリン)。
ムリダンガム奏者のマンナーグディ・イーシュワランと
カンジーラ奏者のアニルド・アトゥリヤは、二人ともワシ好きなのよ。
特にアニルドは、まだ20歳ぐらいと若くこれからが楽しみなプレーヤーです。
今日は1時間半と短めのカッチェーリ(コンサート)でしたが、
ラヴィキランのお弟子さんのボーカルサポートもあって楽しめました。
実は、器楽にボーカルサポートが入るのは珍しく、ワシも初めて観ました。
メインの曲のラーガは先日のSuguna Purushotamanのカッチェーリの時と同じ「Kambhoji」。
カルナータカ音楽の三楽聖の一人ディークシタール作曲の「Sree Subramania Namaste」で、
ターラはルーパカ(3拍子)でした。


今回は気分転換で、写真はモノクロにしてみました。



Chitraveena: N.Ravikiran
Violin: Sanjeev
Mridangam: Mannargudi Easwaran
Kanjeera: Anirudh Athreya

Sabha: Isai
Venue: Raga Sudha Hall


Photo by Akira Io

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2 Comments

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オーソドックス (nasso)
2009-02-08 10:47:10
このタイプだと雰囲気がまた違って素敵だね
聴いてみたい!
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テフロン (あきら)
2009-02-10 04:12:41
nassoさん

とはいえスライドバーはテフロン製のやつを使っていたので、以前とあまり変わらない中音が豊かな甘い感じのトーンでした。
個人的には、アタックのきく鉄のスライドバーでの音の方がチトラヴィーナーらしく好きなのですが。
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