北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

10月14日(日)南インド古典音楽ボーカルコンサート@国立民族博物館!!

2012年09月18日 19時35分04秒 | カルナータカ音楽(南インドの古典音楽)
な、な、なんと10月にインドよりカルナータカ音楽(南インド古典音楽)の音楽家が来日し、国立民族博物館(大阪)で研究公演(無料!)を行います!!
ワシとしたことが情報遅れてました!!(笑)

くしくもシタール奏者シュジャーット・カーン二つの東京公演の間。
スケジュール的にはキツイのですが、どうにかして行かねば・・・・(笑)







「遠い記憶、呼びさます声―ダナンマル家の南インド古典声楽」
今日確認したところ、ボーカルデュオにバイオリン、ムリダンガムという編成。
2007年にチトラヴィーナーのラヴィキランが来日しましたが、ボーカルコンサートはかなり久しぶりなのではないでしょうか?
「みんぱく」の研究公演ということなので、関東での公演はないようです。
ということで、お、大阪まで行かねば・・・。

ボーカルのお二人、B.BalasubramaniamとT.Girishは南インドの肝っ玉母さんアルーナ・サイーラムの師でもあるT.Brindaの弟子(Girish氏の方は実の孫にして、弟子です!)でもあるので、ツインボーカルでも息はぴったりとなるでしょう。
バイオリン奏者はベテラン、ナガイ・ムラリーダラン!!
暦年の大御所に軒並み伴奏し、現在でも人気歌手K.J.JesudasやSanjay Subrahmaniamなどとのコンビでもよく知られるバイオリン奏者。
秀逸なメロディーセンス、しっかりと培われた伴奏者としての感覚も素晴らしいですよ。
ムリダンガム奏者は、音楽一家出身のA.S.ランガナータン。
ワシも8月・9月のインド滞在で、ちょうど彼のライブを観てきたばかりです。
骨太でありながらも、柔軟な伴奏姿勢はさすが。
ムリダンガム・ソロでもしっかり聞かせてくれると思います。
今年6月にワシが開催した「カルナーティック・トークvol.2」でも彼のムリダンガムソロの動画は見せたので、覚えている人もいるかも!?
T.M.クリシュナとのコンビで、ムリダンガムソロから曲のシメという流れでしたヨ!!
ちなみに、彼の一家の長兄はモールシン(南インドの鉄口琴)奏者のA.S.クリシュナン、弟のA.S.ムラリはボーカリスト、末弟のA.S.シャンカールはガタム奏者、ついでに甥っ子のシュリースンダルクマールはカンジーラ奏者です!


いやはや、何はともあれ日本でカルナータカ音楽のボーカルが観られるなんて、なかなか無いことなので、皆さんお見逃し無く!!
しかも、無料だし!!
申し込み(往復はがきで9月27日までに必着)が必要なので、詳細をコチラ(「みんぱく」のページ)でご確認ください!!
研究者の寺田吉孝さんによる解説もあるので、初めて聴くという人にもきっとわかりやすくなっているハズ!!


最新の画像もっと見る

post a comment