あろはです。
あきらです!
さてさていよいよ明日、インドはタミル映画のスーパースター・ラジニカーント主演の「ロボット」が日本公開です!
4月19日に開催の試写会を観に行っていたのですが、なんやらかんやらで感想をブログに書いてませんでしたが、
公開前日に慌ててUPです!
さて、ワシこの映画がインド公開時(2010年10月)にチェンナイにいたのですが、出国直前のバタバタで観に行けなかったのです。
ま、ちょうどインド出国直後にマレーシアに行くのでそこで観ればいいやということで。
ご存知のようにシンガポールやマレーシアにはインド系の人(特にタミル人などの南インドの人)が多く、
マレーシアの首都クアラ・ルンプールやペナンなどにもタミル映画専用の映画館があったりするのです。
ワシらはクアラ・ルンプールの「コロシアム」というタミル専門の映画館で観ましたが、
案の定タミル人だらけの中慎ましいジャパニーズ二人がラジニ様を拝んだのです。
ちなみに主演のラジニカーント(「ムトゥ 踊るマハラジャ」の人ですよ!)、南インドではすごい人気です。
チェンナイで借りてた部屋の大家さんなんて「ラジニカーントがタミル・ナードゥ州の州知事に立候補したら、絶対当選するよ!」と言ってはばかりませんでした。
彼は熱烈なラジニファンではないので特に誇張しているわけではなく、それだけ彼の人気の強さを物語っていると思います。
現在のタミル・ナードゥ州知事のジャヤラリータ女史も銀幕出身ですしね。
で、映画のコトですが、ズバリ言うと上手に日本人向けにあくを抜いた絶好の「インド映画入門編!」です!!
舞台設定とテーマが現代的なのと、ハリウッドが参加してのCG関連がバリバリで、
どちらかというとコテコテのインドっぽさが薄目の映画なのですが、それがさらに観やすくスッキリとしています。
「何となくインド映画には興味あるけど、あのトゥーマッチなハチャメチャにはちょっと・・・」という人には、
この「ロボット」うってつけでしょ!
とはいえ、それでも最後のハチャメチャにお腹いっぱいになるかも?(爆笑)
「ロボット」公式HPでも見られますが、上にリンクしたトレイラーでの「ラスト40分でのアクションがスゴイ!!」って、
ありますが、正にそうです!
可笑しいやら、あきれるやらを行ったり来たりすること間違いなし・・・(笑)
でも、ここでは「ラスト40分って普通の映画なら後半やん!」という突っ込みも忘れちゃいけない!!(笑)
今回公開の映画は実はオリジナルのタミル語版からではなく、北インド向けのヒンディー語版に日本語字幕をつけたもの。
日本公開に向け40分近くのカットされているのです。
で、どのようにハサミが入るか気になっていたのですが、4月19日の試写会を観て配給側の意図をはっきりと感じました!
実は、この日本版が公開された後に需要があれば、ノーカットの完全版を公開する予定もあるようで、
そこまでをも見据えた編集とも言えると思います。
何と日本版では、オリジナル版から「タミルっぽい部分」を敢えてカットしているのです。
上に述べたように、タミルっぽいあくをまず抜いておいて、さらりと食べやすくしつつもしっかりと魅せて興味を持たせ、
完全版も観たいなぁ!て気にさせて、すっかり虜(とりこ)にする!
そういう作戦です!(笑)
配給のアンプラグドさん、やるなぁ!
で、以前にもこのブログで触れていましたが、この映画にカルナータカ音楽の歌手が出演しています。
日本版でカットされないかしらん?とハラハラしていたのですが、バッチシ出ています。
Madurai G.S.Maniというベテランの男性歌手。
人工知能開発局(AIRD)の評価委員という役柄ですので、チェック!

Madurai G.S.Mani(チェンナイでのコンサートで撮影)
来るべき完全版公開のために敢えてカットされた部分については触れませんが、インド音楽ファンには一つだけこっそりお知らせ!
実は、映画の中でバシー博士が作ったロボット(チッティという名前)の性能をお披露目するシーンで、
オリジナル版にはインド音楽ファンには嬉しい場面があるのです。
そのシーンでチッティはいくつかのテストをされるのですが、
会場にいたお客さんがやおら立ち上がって歌を歌い「このラーガは何だ?」というのです。
ラーガとは超大雑把に言えば、旋律の調性というか、西洋の音楽でいうスケールみたいなもの。
まぁ、「このメロディーは何だ?」とざっくり置き換えてもいいと思います。
ロボットの性能を試すという時に、そのような質問が出てくるというのも実に実にインドらしいのですが、残念ながら日本版ではカット・・・。
完全版で観られる日を皆さん心待ちにしましょう!!
完全版を観たい人はコチラで上映劇場を募集しているので、応援クリックをヨロシクです!!
ちなみに、映画の挿入歌も大胆にカットされています!
ロケにとんでもないお金がかかったことは間違いない二曲(「キリマンジャロ」、「Khadal Anukkal」日本語版では歌もヒンディー語版なので「Pagal Anukan」)がカットですよ!
「キリマンジャロ」は何と世界遺産でもあるマチュピチュでのロケだし、「Khadal Anukkal」はブラジルロケ!
それがカットだなんて・・・。
大胆!
これも作戦か・・・(笑)
ご存知のように音楽はA.R.ラフマーン。
日本でも公開された「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞を受賞しています。
この映画の曲はどれも現代的でお洒落なカンジですが、
ちゃっかりとカルナータカ音楽のリズムを習う時に使われるコナッコル(コンナッコール)もカッコよく使われています。
「Chitti Dance Showcase」という曲に上手く組み込んでいるので、これまたチェーック!!
↑で、あえてこちらをリンク!
とまぁ、乱雑に書き連ねてしまいましたが、とにもかくにも明日から公開!!
(今日は大槻ケンジ氏のトークショー+「ロボット」上映の前夜祭@新宿バルト9!!も開催される模様)
とにもかくにも、皆さん、要チェックです!
噂によるとこの映画「ロボット」の日本での興行収入次第では、
この後二本ほど別のインド映画(ヒンディー映画)が日本公開されるかも知れないとのこと。
後に続く二本のインド映画も観たい人は、是非「ロボット」を観に行こう!
そうそう、最後に一言。
この「ロボット」という映画、インド映画ということやハリウッドの技術やらという話題にかすみそうなカンジになっていますが、
実はテーマとしてはクラシカルな「人間とロボットの共存・共生」とも言うべきものです。
ここらへんは手塚治虫が彼の作品で提示していたので、ワシら日本人には馴染み深いものですね。
特に最後のチッティがお別れを告げるシーンや映画の最後の最後の台詞などはグッと来ます!!
ということで、「Happy Diwali!! Folks!!!」(笑)
あきらです!
さてさていよいよ明日、インドはタミル映画のスーパースター・ラジニカーント主演の「ロボット」が日本公開です!
4月19日に開催の試写会を観に行っていたのですが、なんやらかんやらで感想をブログに書いてませんでしたが、
公開前日に慌ててUPです!
さて、ワシこの映画がインド公開時(2010年10月)にチェンナイにいたのですが、出国直前のバタバタで観に行けなかったのです。
ま、ちょうどインド出国直後にマレーシアに行くのでそこで観ればいいやということで。
ご存知のようにシンガポールやマレーシアにはインド系の人(特にタミル人などの南インドの人)が多く、
マレーシアの首都クアラ・ルンプールやペナンなどにもタミル映画専用の映画館があったりするのです。
ワシらはクアラ・ルンプールの「コロシアム」というタミル専門の映画館で観ましたが、
案の定タミル人だらけの中慎ましいジャパニーズ二人がラジニ様を拝んだのです。
ちなみに主演のラジニカーント(「ムトゥ 踊るマハラジャ」の人ですよ!)、南インドではすごい人気です。
チェンナイで借りてた部屋の大家さんなんて「ラジニカーントがタミル・ナードゥ州の州知事に立候補したら、絶対当選するよ!」と言ってはばかりませんでした。
彼は熱烈なラジニファンではないので特に誇張しているわけではなく、それだけ彼の人気の強さを物語っていると思います。
現在のタミル・ナードゥ州知事のジャヤラリータ女史も銀幕出身ですしね。
で、映画のコトですが、ズバリ言うと上手に日本人向けにあくを抜いた絶好の「インド映画入門編!」です!!
舞台設定とテーマが現代的なのと、ハリウッドが参加してのCG関連がバリバリで、
どちらかというとコテコテのインドっぽさが薄目の映画なのですが、それがさらに観やすくスッキリとしています。
「何となくインド映画には興味あるけど、あのトゥーマッチなハチャメチャにはちょっと・・・」という人には、
この「ロボット」うってつけでしょ!
とはいえ、それでも最後のハチャメチャにお腹いっぱいになるかも?(爆笑)
「ロボット」公式HPでも見られますが、上にリンクしたトレイラーでの「ラスト40分でのアクションがスゴイ!!」って、
ありますが、正にそうです!
可笑しいやら、あきれるやらを行ったり来たりすること間違いなし・・・(笑)
でも、ここでは「ラスト40分って普通の映画なら後半やん!」という突っ込みも忘れちゃいけない!!(笑)
今回公開の映画は実はオリジナルのタミル語版からではなく、北インド向けのヒンディー語版に日本語字幕をつけたもの。
日本公開に向け40分近くのカットされているのです。
で、どのようにハサミが入るか気になっていたのですが、4月19日の試写会を観て配給側の意図をはっきりと感じました!
実は、この日本版が公開された後に需要があれば、ノーカットの完全版を公開する予定もあるようで、
そこまでをも見据えた編集とも言えると思います。
何と日本版では、オリジナル版から「タミルっぽい部分」を敢えてカットしているのです。
上に述べたように、タミルっぽいあくをまず抜いておいて、さらりと食べやすくしつつもしっかりと魅せて興味を持たせ、
完全版も観たいなぁ!て気にさせて、すっかり虜(とりこ)にする!
そういう作戦です!(笑)
配給のアンプラグドさん、やるなぁ!
で、以前にもこのブログで触れていましたが、この映画にカルナータカ音楽の歌手が出演しています。
日本版でカットされないかしらん?とハラハラしていたのですが、バッチシ出ています。
Madurai G.S.Maniというベテランの男性歌手。
人工知能開発局(AIRD)の評価委員という役柄ですので、チェック!

Madurai G.S.Mani(チェンナイでのコンサートで撮影)
来るべき完全版公開のために敢えてカットされた部分については触れませんが、インド音楽ファンには一つだけこっそりお知らせ!
実は、映画の中でバシー博士が作ったロボット(チッティという名前)の性能をお披露目するシーンで、
オリジナル版にはインド音楽ファンには嬉しい場面があるのです。
そのシーンでチッティはいくつかのテストをされるのですが、
会場にいたお客さんがやおら立ち上がって歌を歌い「このラーガは何だ?」というのです。
ラーガとは超大雑把に言えば、旋律の調性というか、西洋の音楽でいうスケールみたいなもの。
まぁ、「このメロディーは何だ?」とざっくり置き換えてもいいと思います。
ロボットの性能を試すという時に、そのような質問が出てくるというのも実に実にインドらしいのですが、残念ながら日本版ではカット・・・。
完全版で観られる日を皆さん心待ちにしましょう!!
完全版を観たい人はコチラで上映劇場を募集しているので、応援クリックをヨロシクです!!
ちなみに、映画の挿入歌も大胆にカットされています!
ロケにとんでもないお金がかかったことは間違いない二曲(「キリマンジャロ」、「Khadal Anukkal」日本語版では歌もヒンディー語版なので「Pagal Anukan」)がカットですよ!
「キリマンジャロ」は何と世界遺産でもあるマチュピチュでのロケだし、「Khadal Anukkal」はブラジルロケ!
それがカットだなんて・・・。
大胆!
これも作戦か・・・(笑)
ご存知のように音楽はA.R.ラフマーン。
日本でも公開された「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞を受賞しています。
この映画の曲はどれも現代的でお洒落なカンジですが、
ちゃっかりとカルナータカ音楽のリズムを習う時に使われるコナッコル(コンナッコール)もカッコよく使われています。
「Chitti Dance Showcase」という曲に上手く組み込んでいるので、これまたチェーック!!
↑で、あえてこちらをリンク!
とまぁ、乱雑に書き連ねてしまいましたが、とにもかくにも明日から公開!!
(今日は大槻ケンジ氏のトークショー+「ロボット」上映の前夜祭@新宿バルト9!!も開催される模様)
とにもかくにも、皆さん、要チェックです!
噂によるとこの映画「ロボット」の日本での興行収入次第では、
この後二本ほど別のインド映画(ヒンディー映画)が日本公開されるかも知れないとのこと。
後に続く二本のインド映画も観たい人は、是非「ロボット」を観に行こう!
そうそう、最後に一言。
この「ロボット」という映画、インド映画ということやハリウッドの技術やらという話題にかすみそうなカンジになっていますが、
実はテーマとしてはクラシカルな「人間とロボットの共存・共生」とも言うべきものです。
ここらへんは手塚治虫が彼の作品で提示していたので、ワシら日本人には馴染み深いものですね。
特に最後のチッティがお別れを告げるシーンや映画の最後の最後の台詞などはグッと来ます!!
ということで、「Happy Diwali!! Folks!!!」(笑)