民主政権で「関係発展」、中国が強い期待感
2009年9月4日18時07分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090904-OYT1T00843.htm より
来日中の中国外務省の呉建民・外交政策諮問委員は4日、都内で報道陣らに、
「アジアや中日関係を重視する鳩山(民主党)代表の発言に大変注目しており、今後の中日関係の発展に期待している」
と述べた。
民主党主導の新政権下で、
日本が従来の「対米関係重視」(中国人識者)から、
「中国重視」姿勢に転じることへの強い期待感を示したものだ。
ただ、呉委員は
「(政治家の)発言は選挙中と政権発足後で少し変わることがある。(鳩山氏の発言が)変わらないかどうか見守っている」
とも述べ、新政権の出方を慎重に見守る姿勢も示した。
呉委員は、フランス大使などを歴任した同省重鎮で、10月の中国建国60周年を前に対外政策を説明するために、2日に来日した。
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【私のコメント】
一部に民主党の対米外交を危ぶむ声があるが、
今や日本の外交は日米外交だけでは限界である。
日米中、この三国関係が基本になるだろう。
当然ASEAN諸国やEU諸国との関係も視野においてである。
中国が日本の民主政権に期待感を表明したことは、日本にとってもプラスに働くことである。
鳩山代表は首相就任後、慣例のごとくすぐアメリカに飛ぶが、そこで変な約束をしてこないことである。
アメリカの手の内は今や多くの国民にも知れ渡っている。
小泉政権以降、国民の政治を見る目は厳しい。
それにしっかり答えて欲しい。