世界中で起きている大パニックはうわさの米国デフォルト宣言と関係するのか
1.世界全体がパニックに陥ってしまった
米国政府は今、未曽有の財政危機に陥っており、2011年8月2日までに14兆3000億ドルの連邦債務上限を引き上げない限り、理屈上は米国債のデフォルト(債務不履行)が避けられないと言われています。
最近の日本の大手マスコミもようやくこの話題を取り上げるようになりました。
もうすぐ運命の8月2日が来ますが、最後まで予断を許さない状況です。
このような状況の中で、円高ドル安が続き、1米ドル77円台となっています。
米国政府が財政破綻したら、世界経済はどうなるのか、日本はどのような影響を受けるのか、日本国民の不安は募る一方です。
米国に対する世界最大の債権国・日本(隠れ対米債権含む)、そして表向き最大の対米債権国・中国にて、さまざまな事件が発生し、両国民はパニックに陥っています。
日本は3.11大震災と原発事故、そして放射能汚染による食品パニック、一方、中国は新幹線の大事故パニックです。
さらに、EUではノルウェイにて極右テロリストによる大量殺人事件が勃発、EU全体がテロパニックに陥っています。
2.米国は日本や中国の国民が反米化するのを恐れている
仮に米国政府が近未来、デフォルト宣言すれば、日本や中国などの巨額対米債権国のもつ米国債は踏み倒されるはずです。
なぜなら、デフォルトはそのために行われるからです。
そこで、米国政府は対日債務や対中債務を踏み倒すにあたって、
可能な限り、日本国民や中国国民の反米化を最小限に食い止めたいわけです。
隠れ債権を含め700兆円から1000兆円規模の天文学的対米債権を抱える日本の国民に対し、まず、3.11ハラスメント攻撃(2011年3月11日勃発)が遂行されたのではないかというのが本ブログの立場です。
中国の新幹線事故(2011年7月23日勃発)もハラスメント攻撃の疑いが消えません。
中国政府が事故後すぐに、現場でテレビ中継されていると知った上で、あまりに露骨な事故車両の地中埋葬をあわてて行ったのは、
単に上層部の責任逃れの証拠隠滅などといったチンケな理由ではないでしょう、
トンマな日本の上層部と違って、中国上層部の方が謀略対策には、はるかに長けていますから・・・。
筆者の読みでは、9.11事件の際、WTCツインタワー破壊で使用されたといわれるような小型核爆弾が新幹線車両に仕込まれたとかいうような情報が流されたのではないでしょうか、
中国首脳も、東電福島原発事故の真相を知っているでしょうから・・・。
その後、安全とわかったので掘り返したとみなせます。
たぶん、ATC(自動列車制御装置)が何者かに壊された可能性もあり、
中国上層部は、これは雷被害という偶発的事故を装うテロ(ハラスメント攻撃)だとみなした可能性はあります。
さて、運命の8月2日を控えて、日本国民も中国国民も、自国内の大事件にて、怒りの矛先がそれぞれ自国政府に向いています。
米国政府としては、デフォルトすなわち米国債の債務踏み倒しを実行しやすい環境です、今は・・・。
3.ノルウェイのテロ事件の背景とは
中国での衝撃の新幹線大事故とほぼ同時期、2011年7月22日、今度はノルウェイ・オスロで大テロ事件が発生、ノルウェイ人若者を中心に76人もの犠牲者が出ています。
犯行容疑者はアンネシュ・ブレイビクという極右のノルウェイ青年単独犯ということになっています。
事件発生直前、同容疑者は1500ページを超える膨大な犯行声明文書をネットに公開しています。
何らかの著作や論文を書いたことのある人ならわかりますが、ひとりで1500ページの文書を書くのは至難です。
もし、これを同一人物がひとりで書いたのなら、相当の知性の持ち主と言えます。
この事件は反イスラム・白人優位主義の極右白人テロリストによる白人殺害事件であるという特徴をもっています。
この白人テロリストは、ノルウェイ内のイスラム人や有色人を狙わず、自分と同人種の白人を狙っています、その意味で非常に奇怪な事件です。
白人が白人を殺していることから、この事件の背景には、世界覇権奪取をめぐって起きている暗闘、
すなわち、世界の二大白人寡頭勢力である
(A)米国軍事覇権(デビッドRF系米国戦争屋およびデビッドRF系米国金融資本)および
(B)国際金融資本(欧州ロス茶系国際金融資本およびジェイRF系米国金融資本)
の暗闘が存在する(注1)のではないか、というのが本ブログの見方です。
なお、本ブログのテーマは上記の米国戦争屋ですが、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン(米国人ジャパンハンドラー含む)の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
4.オスロ事件:なぜ、イスラム人テロリストによる白人殺害ではなかったのか
米戦争屋ネオコン(イスラエル過激派含む)にとって偽装テロはお手の物ですが、
反イスラム主義の彼らなら、オスロ事件は、イスラム人をテロリストに仕立てオスロの白人を殺害させたはずです。
彼らネオコンは米戦争屋の極秘プロジェクト“スターゲート”(注2)(筆者の所属した米国SRIインターナショナルが極秘研究に関与)にて、
誰かを自由にテロリストを仕立て上げ、心理操作(マインドコントロール)する技術をもっています。
2007年4月に起きた米国バージニア工科大学大量射殺事件(32人射殺)(注3)や
2009年11月に起きた米テキサス・フォートフッド米軍基地の大量殺傷事件(13人射殺、30人以上負傷)(注4)などは、その疑いが濃いわけです。
以上の分析より上記オスロ事件は、9.11事件のように白人に向けて反イスラム主義を扇動するための偽装テロではないとみなせます。
そういえば、オスロの事件後、容疑者ブレイビクがフリーメイソン正装姿で記念撮影した写真が全世界にばらまかれています。
このことから、オスロ事件は
(A)米戦争屋の超過激派ネオコンによる
(B)欧州寡頭勢力への挑戦状という見方が成立します。
なぜなら、ノルウェイ政府を含む(B)は多極主義(多文化共存主義)を標榜しているからです。
ノルウェイ政府は2009年に(B)を代表するオバマにノーベル平和賞を与え(注5)、
2010年には、中国人の民主運動家・劉暁波氏(反中国共産党の中国人)にノーベル平和賞を与えていますが、
中国を仮想敵国視する(A)の米戦争屋ネオコンにとっては不都合極まりないはずです。
5.世界で起きている大事件:デフォルト宣言で借金をチャラにしたい米国戦争屋とデフォルト宣言を回避したい米オバマ政権の暗闘の一端か
現在の米国政府の財政危機の原因は、
(B)のオバマ政権にはなく、
(A)のブッシュ戦争屋政権時代のイラク戦争の大出費と、米戦争屋ボス・デビッドRF系米国金融機関(シティ、リーマン、メリルリンチ、ベアスターンズなど)の大損失・大破綻に起因します。
そこで米戦争屋は、デフォルト宣言で過去の借金をチャラにした上で、また戦争を起こして復権を謀ろうとしています。
ところが、中東では民主化革命にて、反米(反戦争屋)化が進展し、米戦争屋は単独で中東戦争できる状況にもはやないわけです、
そこで、南沙諸島や尖閣諸島など、日米太平洋戦争の戦後間もなく、アジアにあらかじめ埋め込んであった戦争のタネを育成して、
対中戦争を仕掛けたいわけです。
ちなみに、南沙諸島や尖閣諸島周辺は、石油ガスが埋蔵すると言っても、到底、商業ベースには乗らないものだと思います。
この海域が、真に米戦争屋にとっておいしい油田・ガス田だったら、とっくに占領しています、
なぜなら、戦前まで、南沙諸島も尖閣諸島も彼らの戦利品である敗戦国・日本の領土だったわけですから・・・。
つまり、狡猾な米戦争屋にとって南沙諸島も尖閣諸島も、アジアや極東で戦争を起こすための火種として故意に手放してあるにすぎません。
それに群がるアジア各国は米戦争屋からみれば、彼らのまいたエサに群がる飢えた犬にしか見えないでしょう、
なんと愚かなアジア各国であることよ。
さらに言えば、日本海溝でメタンハイドレートを探す日本の深海探査船“ちきゅう号”も狡猾な米戦争屋にだまされて踊らされているにすぎません。
こんな深海資源では、経済的に採算取れません、絶対に。
挙句の果てに“ちきゅう号”は海洋震源の大地震のタネを埋め込まされているだけです、
なんとおろかな日本人であることか、ちきゅう号乗り組み研究員の日本人は・・・。
注1:2025年世界シナリオがグローバルMOT(技術経営)に与える示唆、2010年
注2:Stargate Project
注3:ベンチャー革命No.227『バージニア対長崎同時射殺事件:未必の故意か?』2007年4月21日
注4:本ブログNo.44『テキサス自爆テロ事件:オバマ訪日は危険!』2009年11月8日
注5:本ブログNo.34『オバマにノーベル平和賞:戦争屋=CIAへの挑戦状』2009年10月11日