ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

外人投資家に草刈り場を提供するアベノミクス

2013-07-30 19:21:39 | 国際金融

午前中さえなかった株式相場だが、午後になって円安になった途端に株が上がり始めた。終値は、昨日より208円高い、13869円。

アベノミクスによれば、まず円安にして日本の輸出を伸ばすことにより、国内を好景気にして、デフレを脱却するという。

そのために日銀による金融緩和を行って国内資金の量を増やし、円を安くすると同時に、企業が資金を借りやすくして、国内企業の活性化を図るという。
その結果、日本の株価も上がり、経済が活性化してインフレ目標が達成されるという。

本当にそうなんだろうか。
円安になるということは日本の円が売られるということであり、国内から資金が逃げていくということだ。
国内から資金が逃げた結果として日本の株価が上がるというのが、このアベノミクスなるものの不思議なところである。

しかしここには誤魔化しがある。

安倍晋三は総理になった後、今年の1月に、米国債を購入するための50兆円(一説には100兆円)規模のファンド設立を決めた。これは1月14日のブルームバーグが報道したことだ。
なぜ財政難の日本が50兆円もの米国債を購入しなければならないのか。
すべての謎はここから始まる。

米国債を購入するということは、ドルを買って円を売ること(つまり円安・ドル高にすること)とほとんど同義である。

これをアメリカのヘッジファンドから見れば、
円安は円が安く買えるということであり、円が安く買えれば日本株も安く買えるということである。

だから円安になればアメリカのヘッジファンドが日本株を買い込み、日本の株相場は外人投資家の買い越しになる。
そのことによって日本の株価は押し上げられてきた。これが円安・株高である。

逆に、円が高くなれば、円が高くなった分日本株も高く売れるということであり、アメリカのヘッジファンドの連中がここぞとばかりに日本株を叩き売ることになる。
円高・ドル安になれば、日本株が急落するのはこういう理由からである。

昨年11月からの株高は、円安と同時に始まったことであり、日本の株価を押し上げているのは、現に報道されているように、日本人ではなく外人投資家によるものだ。
日本の株高は外人投資家によってつくられたものである。

いま日本の株価を見ていると、ほとんど円ドル相場と連動している。
つまり円安になれば必ずといっていいほど株高になり(つまり外人投資家によって日本株が買われ)、
逆に円高になれば株安になる。(つまり外人投資家によっ日本株が売られる。)


このことは安倍晋三が言うように、日本の経済が活況になることによって株価が上がっているのではない。
為替操作により、投機マネーが日本に流れ込むか、それとも出ていくかだけの違いである。
円安になればアメリカのヘッジファンドの連中が日本株を買いあさり、
逆に円高になればその連中が買った日本株を売りとばす。
それだけのことだ。

そのことは日本の富がアメリカのヘッジファンドの連中に吸い取られているということだ。
アベノミクスの実態はこれだけのことである。
何も日本人のためになっていない。
それどころか、日本をアメリカのヘッジファンドの草刈り場にしているのだ。
日本の経済が活性化するというのも嘘である。
円安によって輸入物価が上昇し、給料は上昇しないままインフレが進むだけである。
あとは消費税増税と
、TPP締結が待っている。


アメリカが日本への投機マネーを引き揚げ始めた。株急落で脅しがきいてる。

2013-07-29 22:22:56 | 国際金融

今日は月曜。午後10時半。
今日の日経平均株価、先週末に比べ、500円近く急落。終値は13661円。
為替も98円台を割り込み、97円台後半で推移した。円高・ドル安である。
アジア市場も株価を軒並み下げている。

この株価急落の原因は、アメリカのヘッジファンドの投機マネーが日本から逃げ出したためだ。
アメリカは明日からFOMCが始まる。アメリカ中央銀行のお偉方の会議だ。
金融緩和縮小がどうなるか。
日本では先延ばしされるだろうという見方が多いが、今日のようにアメリカヘッジファンドの逃げ足の速さを見ると、この9月にも金融緩和縮小が実施されるかもしれない。
アメリカはそれに備えて海外に投資されたマネーを急いで引きあげているのだ。
それが日本やアジアの株の急落となって現れた。

アメリカが金融緩和を縮小すれば、アメリカは通貨量が減り、ドルは高くなるはずだ。しかし今日はドルは逆に安くなった。
そして円が高くなったところで、アメリカのヘッジファンドは日本株を売り抜け、その受取金の円を円高を利用して高く売り、多額のドルに換えた。

先月もアジア市場からアメリカの投機マネーが逃げ出したが、その結果アジア諸国は、通貨安・株安・債券安のトリプル安に襲われた。
しかし日本に対してだけは、ドルが安くなり、逆に円は高くなった。
円をドルに換金するために、わざと円高にしたとも考えられる。
アメリカのヘッジファンドは、買うときは安く、売るときは高く、円を売買しているのだ。

アメリカはリーマンショック後、ドルを増刷し続け、その増刷したドルで安くなった円を買い、その円で日本株を買い、日本を円安・株高にもっていった。
そして日本株を売るときは、逆に株高で株を売り、さらに円高で円を売るのだ。
アメリカにとっては二重の儲けである。

これでアベノミクスの円安・株高路線は息切れしてしまったが、すでに参院選で過半数を確保しているから怖いものはない。

アメリカは金融緩和を縮小するかもしれない。
そうなると日本から引き上げられた投機マネーは日本に戻ってこない。
株高もこれでおしまいである。

今までの円安で輸入品は値上がりしている。
ガソリンも急騰している。
物価だけが上がり給料は上がらない。
それで打ち切るどころか、今度は消費税を増税しようとしている。
さらに今までアベノミクスに協力してくれたお返しに、アメリカの要求するTPPに参加しようとしている。

日本がアメリカに頭を下げて金融緩和縮小をしないでくれと頼めば、更なる条件が付きつけられる。
逆に言えばアメリカはその条件を突きつけるために、日本から投機マネーを引き揚げにかかったのだ。
アメリカはドルを増刷して株を釣り上げ好景気を装っているが、もし金融緩和縮小を実施しても、今度は今までばらまいた投機マネーを引き揚げることによってアメリカのドル高を維持するつもりだ。
つまりアメリカはどちらに転んでも株高を維持する体制を作り上げている。
それに対して、外人投資家たちの日本株買いによって株高を作り上げてきた日本は、その資金が引き揚げられることを一番恐れている。
主導権は完全にアメリカにある。
アベノミクスは砂上の楼閣である。


菅直人の処分は党員資格停止たったの3か月

2013-07-27 18:18:15 | 民主党、維新の会

参院選で大敗した民主党。
その大敗の原因を作った菅直人。
思えば菅直人が首相になったことが間違いだったのだ。
なのに今度は非公認候補を応援する始末。
それに対して除籍もできない民主党。

民主党は菅直人を首相に選んだことが最大の間違いだった。
今党内に残っているのは、その時の菅支持者たち。

菅という食わせ者を選んだ責任をどうとるか。
保身に走る民主党議員。

民主党は何も変わっていない。
わが身可愛さに菅を除籍にもできない。
小心者の政治家の集まりだ。

小泉の裏切りも忘れないが、菅の裏切りも国民は忘れない。
期待を集めた後の裏切りだっただけに、菅の裏切りは忘れ難い。

かつて民主党支持者だった人も、今では冷やかに民主党を見ている。
海江田現代表も、参院選で大敗したことを議員に対して謝るだけで、
菅の失政を国民に対して謝ることはない。

そんな政党は消えてなくなれとみんな思っている。
今の民主党に期待すべきことは何もない。
この党は早く解党し、それができなければ党名を変更し、一から出直すしかない。

菅の除籍はその試金石だった。


気がつけば米国株だけが上がっている

2013-07-27 16:56:06 | 国際金融

5月23日、前日のバーナンキ発言(金融緩和縮小発言)を受けて、日経平均株価は前日の15627円 → 14483円へと暴落した。
その後、6月13日には12445円と、12500円を割った

その後、持ち直したものの今週からまた下落し始め、現在14129円である。暴落前と比べると1500円ほど安い。
これは外人投資家が日本から資金を引き揚げたためだ。

このことは日本に限らない。
バーナンキの金融緩和縮小発言以降、アジア諸国からも投機資金が引き揚げられ、中国やアセアン諸国などのアジア株が下落した。

アジア諸国は、通貨安、債券安、株安のトリプル安に陥った。

その後、7月11日には、バーナンキはそれまでとは逆に金融緩和縮小の先延ばしに含みを持たせる発言を行った。
これによってアジア諸国のトリプル安もいくらか改善されたが、決して活況ではない。

こんな中でふと気づいてみると、アメリカ株だけが史上最高値を更新している。
ニューヨークダウ平均は、今月に入って3度も史上最高値を更新し、現在15558ドルである

アメリカは、金融緩和を縮小するといっては、諸外国から投機マネーを引き揚げて自国株価を維持し、
金融緩和を続けるといっては、自国の株高を維持している。

どちらに転んでもアメリカの株は影響を受けない。
一番おいしいところを食べているのはアメリカである。
しかも現在の金融危機の原因を作ったのはアメリカである。2008年のリーマン・ショックが原因である。
そのアメリカが一番安定して株高を維持しているばかりか、現在も史上最高値を更新している。
このことが世界経済のいびつさを象徴している。


こんな自己中心的なアメリカに追従しているのが日本である。しかし日本のアベノミクスは、アメリカが危機に陥れば真っ先に切られる。
日本のアベノミクスはまさに泥船であり、いつ沈んでもおかしくない。
アベノミクスは金メッキをしているが中身は泥船である。

日本はアメリカから借りた泥船に高価な代償を支払って乗り込んでいる。


参院選 終わった途端に 株価が下がる

2013-07-26 21:24:44 | 自民党政策

7月26日 金曜日。
日経平均株価、今週末は先週末に比べ、460円安の14129円で終わった。

ここ1か月以上株価は上昇してきた。
6/14(金)=12686円、
6/21(金)=13230円、
7/ 5(金)=14309円、
7/12(金)=14506円、
7/19(金)=14589円。
そして先週の日曜日、7/21に参院選があって、自民が圧勝した。
そしたら途端に株価は下がり始め、今日は一段と下げて先週末に比べ、460円安の14129円で終わった。
今まで上がり続けてきたものが、選挙が終わり、自民が圧勝した途端に下がったのだ。あまりにも露骨なことだ。
釣った魚にエサはいらないということだ。


日経新聞は外人投資家による日本株買いの買い越しが続いていると盛んに報じているが、よく読んでみるとその買い越し額は先週に比べ明らかに減少している。
『買い越し減少』とすべきところを『買い越し継続』と表現して、事実を隠ぺいしている。
参院選に勝利して、外人買いの手を緩めたのだ。
今の株高は外人買いによるものである。
外人勢力は、日本の円を売って、日本株を買うという変なことをやってきた。その結果が円安・株高である。このこと自体は非常におかしなことだが、マスコミはそのことへの疑問を書かない。
しかし人為的操作がなければこういうことは起こらないのだ。
無理に無理を重ねたアベノミクスであり、その結果の円安・ドル高なのだ。

だから選挙が終わり、自民党が圧勝すると手のひらを返すように株安になった。
為替も1ドル100円台に乗っていたものが、今日は99円台前半で取引された。

アベノミクスがまやかしであることはこのことを見ても明らかである。

株安が行き過ぎるとまた安倍晋三は外国人に頼んで日本株を買ってもらうつもりだ。
その見返りが何であるか、TPP、軍事、消費税、今着々とその準備が進んでいる。
日本人は今自分の血を売って、祭りをやっているようなものだ。


2010.9.14の民主代表選での不正選挙が日本の流れを変えた

2013-07-22 19:48:32 | 民主党、維新の会

昨日の参院選、民主党は惨敗。
自民党が勝ったのではない。民主党が国民の信頼を失って負けたのだ。
民主党が国民の信頼を失うきっかけになったのは、2010.9.14の民主党代表選からである。この選挙で菅直人が小沢一郎に勝った。これこそ不正選挙の始まりであった。国会議員の投票は菅206票、小沢200票の僅差であった。
民主党国会議員のうち約半数は菅直人に入れた。
この不正選挙で菅は総理大臣になり、そして国民を裏切る政策を次々に打ち出していく。
今の民主党議員はこの時の菅支持者たちである。
彼らは小沢一郎を追い出し、国民の声に耳を傾けず、政治を私物化し始めた。

追い出された小沢一郎は生活の党をつくって選挙戦を戦ったが、当選者はゼロであった。

2009年の政権交代で政権を握った民主党だが、数々の失政で今は見る影もない。
そういう腐敗した民主党に反旗を翻した小沢一郎であったが、小沢の生活の党もまた今回の選挙では敗れた。

つまり2009年の政権交代を果たした民主党は、主流派・反主流派とも、今回の選挙で敗れた。
それが狙いだったのだ。

2010.9.14の民主党代表選がすべてである。
あの時の不正選挙が日本の政治の流れを変えた。

菅直人という小賢しい小人物が日本の政治を執りはじめた時から、おかしくなったのである。
消費税増税もTPPも菅直人が言い出したことだ。

菅直人は総理の椅子と引き換えに、民主党を売り、国民を売った男だ。

昨日の選挙で衆参のねじれが解消し、これから恐ろしいことが始まろうとしている。
自分のことにしか関心のない菅直人という男は、自分が民主党を裏切り、国民を裏切ったことがどういうことなのか、いまだに分かっていない救いようのない男だ。

菅直人が若かったころ市川房江が言ったという、『菅直人は信用できないわよ』。
この男は自分のためならどんな人間でも売り飛ばす男だ。
この男のやったことは日本の将来にとんでもない災いを引き起こす。

バカ総理二人としてある週刊誌では、鳩山由紀夫と菅直人という民主党の首相二人を取り上げているが、この二人は全く違うのであって、鳩山は稚拙ではあったが、私利私欲はなかった。
菅は稚拙で無能なうえに強欲であった。
この二人の首相を週刊誌が並んで取り上げるのは、鳩山を貶めるためである。
鳩山を貶めれば、民主党そのものがもともとダメな政党だったことになる。それを狙った記事だ。
しかしそうではないだろう。
民主党の理念を菅直人が台無しにした。
そして行き場を失った国民の大多数が、半ばあきらめ顔で自民党に票を入れるしかなくなったのだ。

私は現在の民主党を擁護する気はさらさらない。
しかし民主党が信頼を失って、そこにあるのは一種の思考停止状態だ。
鳩山・小沢民主党が実現しようとした理念が消し去られようとしていることが惜しまれる。
国民は今何も考えられない状態に置かれている。
そのことが安倍自民党の狙いなのだ。
そしてまた形を変えて小泉政治とおなじことが再現される。


参院選前に利益確定売り 株価急落

2013-07-20 10:00:18 | 自民党政策

昨日の株価急落。
午前10時過ぎより一気に日経平均は400円急落した。たったものの10分で。
その後値はある程度戻したものの、終値は219円安の14589円。

利益確定売りだとする見方が多い。
投資家の多くは株高は参院選までだとみている。
裏を返せば参院選に勝利するために、政治的に値が吊り上げられているということだ。
だから寄付きから値を上げつつあった株価が、一時間経過後に急に反落したのだ。
投資家は株高のピークは参院選直前に訪れると読んでいる。
確かに前日まで日経平均株価は5日続伸であった。
参院選に向かって株価が上がり続けることに違和感を持つものは多かったはずだ。
投資家もそこに違和感を感じていたことになる。

この違和感は外国人投資家も国内投資家も双方に共通するものだろう。

つまり投資家たちはアベノミクスが本当に日本経済の業績を押し上げるとは見ていない。
日銀金融緩和により過剰流動性が増して、株や債券などの投機的資産が高くなるだけだとみている。
そのうまみにつけ込もうと今まで投資してきたわけだ。
しかしこんなことがいつまでも続くわけがないと投資家たちが考えている証拠を、昨日の株価急落は垣間見せてくれた。
そのことの是非は問わないが、厳しい投機の世界に生きている人たちの目は、意外と冷静である。
踊らされているのはアベノミクスを信じている経済に不案内な人たちか。

今度の選挙は怖いぞ。


大幅反落=高値警戒で値を消す〔東京株式〕(19日前場)

2013-07-19 11:38:07 | 国際金融

ヤフーニュース より
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20130719-00000124-jijf-market


大幅反落=高値警戒で値を消す〔東京株式〕(19日前場)

11時32分配信 時事通信

 【第1部】日経平均株価は前日比160円89銭安の1万4647円61銭、東証株価指数(TOPIX)も同9.26ポイント安の1212.75と、ともに大幅反落した。欧米株高や円安基調を好感して買い注文が先行して始まった。しかし、高値警戒感から上値は重く、買い注文が一巡した後は先物主導で急速に値を消した。出来高は21億5601万株(概算値)。

 ▽1万5000円前にはね返される
 朝方は、米国の雇用情勢の好転や企業の景況感改善を背景にした欧米株高、円安を好感し、日経平均株価は一時1万5000円台回復まであと50円に迫った。
 しかし、6月下旬以降の一本調子の戻り相場で過熱感が急速に高まっていたため、大台回復はあと一歩ではね返された形。上値の重さが意識され、じりじりと値を消した後、市場の雰囲気が一変したのが午前10時15分すぎ。1万4800円を割り込む局面で、株価指数先物に仕掛け的なまとまった売り注文が持ち込まれ、買方の投げ売りを巻き込みながら一気に急落。日経平均はわずか10分足らずで、前日比395円安まで下押した。
 もっとも、売り注文が一巡した後は買い戻しが入り、戻り歩調に転じて午前の取引を終えている。大台を試した後に急落する相場展開は、日経平均が1143円安を記録した5月の暴落相場と酷似。買方にとっては悪夢の再来も懸念されたが、市場関係者からは「5月と違い米国の金融政策の方向性は市場に織り込まれつつある。企業業績の伸長や参院選後の政策運営の安定化など期待感も強い」(大手証券)との声が上がっており、投資家は冷静に対応している雰囲気だ。(了)

最終更新:11時32分

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【私のコメント】

『仕掛け』的なまとめ売りを行ったのは誰なのか。
これもまたアメリカのヘッジファンドか。
何を狙っているのか。
明日は土曜日で取引は休みだから、今日は実質的に参院選の前日。
何を狙っているのか。
不自然な動きだ。


目先の円安・株高に浮かれていると、とんでもないことになる

2013-07-18 21:48:19 | 自民党政策

参院選を前に、日経平均株価が5日続伸
5日続伸は黒田日銀になって初めてのこと。
今日は前日比193円高の14808円。
その理由はドル高・円安。ドルは99円台 → 100円台に上昇。
昨日はアメリカFRBのバーナンキが早急な金融緩和縮小はないことを示唆。さっそくドル高・円安になった。

3日後、今度の日曜は参院選。
円安になり、株価が上がり、国内はいかにもアベノミクスがうまくいっているような雰囲気づくりが進んでいる。
バーナンキの発言は日本の参院選と歩調を合わせるような形で行われている。
今回の参院選は大がかりな仕掛けだ。
昨年12月に不正選挙で自民が大勝ちし、今回また参院選で自民が圧勝する。
日本の息の根が止められそうだ。

安倍晋三は具体的には何もしていない。
口先だけ動かせば、世界全体がアベノミクスの応援団のようになっている。
10年前、小泉政権の時に、『小泉は強運だ』という言葉がよく聞かれたが、
それに負けず劣らず、安倍晋三も強運だ。
それもそのはず、それは強運でもなんでもなく、周到な仕掛けがあるからだ。
日本の息の根を止める仕掛けが。

目先の円安・株高に浮かれていると、とんでもないことになる。


入れるところがない参院選 みんなあきらめて自民に入れるのか

2013-07-14 19:01:58 | 不正選挙

菅直人が寝返って以来、民主党は信頼を失っている。
民主党の復活はない。

マスコミは自民を持ち上げるだけで、まったく批判力を欠いている。
多くの人は流されて自民に入れるだろう。
しかしこれこそがマスコミの狙いなのだ。

小沢の生活党にはいまだにマスコミの妨害が続いている。
週刊文春などは先週号で生活党のポスターにまでケチをつける始末だ。

これほど争点の隠された選挙戦はない。
これほど報道統制の行き届いた選挙はない。

消費税にしろ、TPPにしろ、自民批判は全く報道されない。
本当に不思議な選挙だ。


このあきらめムードの中、国民が本当にあきらめてしまった時、最悪の結果が待っている。


アベノミクスと、アメリカの金融立国

2013-07-14 18:33:15 | 国際金融

小泉政権以来、対米追従からの脱却が日本の政治課題であったが、現状では民主党政権(鳩山・小沢政権)崩壊以来、日本の対米追従はますます激しさを増している。

ところで、アメリカの金融立国は、リーマンショックで破たんしたかに見えたが、アベノミクス以来の日米関係をみると、アメリカFRBのバーナンキの発言で世界中が振り回される日々が続いている。
アメリカの一言で、日本株が影響を受けるのはもちろん、アジア株までが暴落し、かとおもうと高騰し、まさにアメリカ次第の様相を呈している。

日本の対米追従がますます強まっていることは周知の事実であるが、
破たんしたと思われていたアメリカの金融立国も、実は破たんしたのではなく、着々と実現しているのではないかと思われる。
リーマンショック以来、国際金融界で、アメリカの影響力は少しも衰えないばかりか、ますますその影響力を強めているというのが現状である。
世界がバーナンキの発言を固唾をのんで見守っているのである。
それほど国際金融におけるアメリカの発言力は強まっている。

一言でいえば、世界の基軸通貨であるドルを大量に刷り散らすことによってしか、国際金融を維持することができなくなっているのだ。

つまり、日本の対米追従とアメリカの金融立国は車の両輪のように、歩調を合わせて実現化している。
そのことの実現化のためにアベノミクスがある。

そのためにはアメリカにとって民主党政権は邪魔な存在であったし、どうしても叩き潰さねばならないものであった。
アメリカが日本のマスコミや検察を使ってあれほど執拗に小沢叩きをやったのもそのためである。

そして、菅・野田・安倍という、アメリカに寝返った政治家をつかって日本をアメリカ金融立国のための捨て石にするのがアメリカの狙いである。
アベノミクスはそのための方便である。
アベノミクスのあとにはTPPが待っている。
TPPにはISD条項という国家主権を蹂躙する条項が含まれている。
TPPを結べば日本は蛇に睨まれた蛙と同じになる。
日本は本当に主権を失う。


菅直人と野田佳彦がいる限り、民主党の体質は変わらない

2013-07-14 09:28:06 | 民主党、維新の会

海江田さん頑張っているが、力不足。
今日の新聞と一緒に海江田さん手書きの民主党チラシが入っていたが、
国民の信頼はこれぐらいでは取り戻せない。

前にも書いたが、民主党政権はひどすぎた。
消費税もTPPも国民と約束していないことを平気で実行した。
裏切りナンバーワンは菅直人。
除籍にもならず、のうのうと選挙応援をしている。
後継の野田佳彦も同じ。

海江田さんには彼らを排斥する力はない。

民主党が本気なら、彼らの除籍なしでは済まないだろう。
菅直人と野田佳彦がいる限り、民主党の体質は変わらない。
この二人はアメリカの毒まんじゅうを食ってしまった輩だ。
これでは国民に信を問えないでしょう、海江田さん。

国民が自民に対抗する政党を探していることは事実。
民主党は、小沢・鳩山で勝って、
菅と野田で負けたのですよ。
今の民主党は、菅・野田政党そのまま。

あなたに小沢・鳩山路線を復活する気概があるか。
そのことを国民は見ている。

それにしても、市民活動家のポーズで、親米路線に抱き込まれた菅のような男は、
ほんとに小市民的で、小粒の政治家だ。
この小ネズミのような小粒な男が、小沢一郎のような大粒の男を、不正選挙で破ってしまってから、菅は自分の実力を勘違いしたのだな。
小人に権力を持たせると民が苦しむ典型的な例だ。

その小人さえ排除できない小人の集まりというのが、国民の民主党評ですよ、海江田さん。