1本のわらしべ

骨肉腫と闘う子供とその家族とともに

葬儀のこと

2007-11-19 14:25:18 | Weblog
このところ親しい方が続けて亡くなり、お通夜、お葬式に参列する事が続きました。
最近は来られる方の便宜も考えて葬祭センターで行われる事が多くなったようです。住宅事情や駐車場のこともあり、ご近所の方や親族の手を煩わすこともなく係りの方がスムーズに葬儀を進行してくれる葬祭センターは欠かせないものだと思います。
しかし娘との別れには、どうしても事務的に進行していく葬儀をやりたくありませんでした。マンションに住んでいるので家で行うのは無理なことです。マンションのコミュニティセンター(集会所)を使わせていただきました。以前はマンションの住人の方の葬儀はここで行われていましたが、やはり駐車場不足、狭いこととご近所の方の手を煩わさなければならないこと等の理由で、今はほとんど使われていません。
その日は、お坊さんを呼ぶこともせず、葬儀ではなく「お別れの会」として行いました。
ご近所の方、とくに中学校の子供たちがたくさん来てくれて温かい「お別れの会」をすることができました。娘も喜んでくれていると思います。
見えないところで忙しく働いて「お別れの会」を支えてくださったご近所の方の協力があったからこそ実現できた事です。
本当にありがとうございました。

瞳さんのこと

2007-11-19 13:34:40 | Weblog
主人が見つけたホームページ「アフラック生きる.com」のなかで「生きる」ストーリーという項目があります。
その中に猿渡 瞳さんというお嬢さんが13歳のときに弁論大会で発表した「命をみつめて」という作文が出てきます。
瞳さん自身の声で力強く語っています。
とても13歳とは思えない素晴らしいお嬢さんです。骨肉腫などの小児ガンと闘った子供たちは、人の一生分を生き抜いたかのように精神的に大きく成長します。死の淵に立ち、つらい治療を乗り越えたからこそ、生きることの素晴らしさを知っているのです。
ぜひ一度、瞳さんの声を聞いてください。